父は4年前、母は2年前に亡くなりました。

2人とも認知症でした。当時を思い出しながら記事を書いていこうと思います。

思い出しながらなので、話が前後している場合もあります。


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昨日の続きです


母のお財布には銀行でおろしたお金を

数千円だけ入れておき(父に外食させないため)


「これは急に病院へ行くためのお金だよ。

お金がないって勝手に銀行行かないでね。

わたしと一緒の時だけにしてね」と、

勝手に銀行におろしに行かないよう母に

しっかりと言いました。

忘れないように、お財布のお札を入れる

ところにも目立つように

(病院のためのお金)

とメモも入れました。

この頃の母は認知症とは全く思わず

忘れっぽくなったなぁ、まぁ年だしね

と感じていました。


銀行でおろしてきた数万円はわたしが預かり

食べ物や日用品やワンニャンフードを

遠隔操作でオンライン注文することにしました。


そうすれば車を運転する機会も減るし

「ガソリンが入れられない」

と泣きそうな声で電話もかかってこない。

一石三鳥くらいな気がします。


実家で預かるお金は100均で買った

ファスナーつきの透明ケースに入れて

きちんと我が家の分と分けて管理します。


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前回記帳した通帳の内容はツッコミどころが

満載でした。


ちゃんと引き落とされている月もあれば

残高不足で引き落としが不能になっている月も

あったもののひとつに…


車のローンと車の保険

きちんと引き落とされていたとしたら

合わせて確か月8万超えていたと思います。


当時の通帳は、父が亡くなったあと

イライラしながら全部シュレッダーを

してしまったのでちゃんとした金額を

覚えていないのですが、かなりの額で


こりゃ生活できないわ滝汗

ビックリした記憶があります。


偶数月(年金の月)は引き落としできているけど、

奇数月は引き落としがされていません。

奇数月は母がローン会社に電話をして、

利息分と保険料を払っている(振り込んでいる)

と言っていました。


このローンがなくなったら、

老人2人が地味に暮らすには十分な

年金をいただいていたと思います。

たまに外食だって行けたと思います。


ただ、母は「車がなくなったらボケちゃうから」

と車を手放すことを拒否していました。


当時の母は

車の運転をすることとワンニャンのお世話が

生きがいだと言っていたので

しばらくは車関係以外で節約できるところを

探しました。



2016年当時でも、高齢者の運転する車の事故が

社会問題になっていたので 娘としては、

すぐにでも車をやめてもらいたかったのですが

この時はまだ取り上げることが

できませんでした。


続きます