8日目
ちゃかちゃんりんちゃんりん
皆様、金玉亭タヌ助でございます。
えー、本日もつまらない話をおもしろおかしく話す
時間がまいりました。
お時間が許しましたなら、最後までお付きあい下さいませ。
さて
先日、話しておりました早口言葉のある落語をを作る話なんですが
大体、落語家なんてえもんは、そんなに早口で
しゃべりたてるもんじゃねぇのが通り相場ですな。
そりゃ、大名人と言われた人たちのCDをきけば判る通りです。
じゃ、
なぜそんなものを作るのかと言われれば
ピアノの曲にも弾くのが難しい曲がある様に
落語にもやるのが難しい一席があってもいいんじゃないかと。
で
今日もきょうとて暇な与太郎は隠居さんにおねだりをする。
ものではなくて話のおねだりですな。
「隠居さぁん。なんかおもしろいことはないかねぇ。」
「それじゃ、早口言葉なんてのはどうだい。」
「あの、隣の客はよくなんとかってのかい。」
「あかまきがみ あおまきがみ きまきがみ
(赤巻き紙、青巻き紙、黄巻き紙)
おあややははおやにおあやまりなさい。
(お綾や、母親にお謝りなさい)
かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこあわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ
(蛙ぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ、合わせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこ)
このたけがきにたけたてかけたのはたけたてかけたかったからたけたてかけた
(此の竹垣に竹立て掛けたのは竹立て掛けたかったから、竹立て掛けた)
なまむぎなまごめなまたまご
(生麦、生米、生卵)
のうしょうむしょうとっきょきょくにほんぎんこうこっこきょくせんばいとっきょきょかきょくとうきょうとっきょきょかきょく
(農商務省特許局、日本銀行国庫局、専売特許許可局、東京特許許可局)
ぶぐばぐ、ぶぐばぐ、みぶぐばぐ、あわせてぶぐばぐ、むぶぐばぐ
(武具馬具、武具馬具、三武具馬具、あわせて武具馬具、六武具馬具)
なんてえのがあるねぇ」
「なんで隠居さんはそんなじじい。あ、いけね。
お年なのに、なんでそんなに舌がなめらかなんですぅ?」
「こら、与太郎。じじい、とは聞き捨てならんが、
ま、いいわ。取り敢えず、感心してないでやってみなさい。」
「あおまきまみ、あかまきまみ、きまきまき。ありっ?
おやややははおやにおややまりなさい。うーん。
かえるぴょこぴょこみょぴょこぴょこあわせてぴょこぴょこむぽこぽこ。
このたけがきにたてたてかけたのはたてたてたかったからたてたてかけた。
なまむみなまもめなまたまご
のうむしょうきょかきょく。
ぶぐばぐ、ぶぐばぐ、みぶぶばぶ、あわせてぶぶばぶ、むぶぶばぶ。
なんか、ちょっと変だよ、隠居さん。」
「おまえさんのはちょっとじゃないよ。
ばぶばぶって、あかんぼうじゃないんだからさ。
そういや、武具馬具で思い出した。
長屋の熊公が外郎売りの口上が出来るらしいや。
ちょいと聞かせてもらってきな。」
てなわけで与太郎、長屋の熊公のとこに行きまして
「熊さん、熊さんのとこはういろう売ってるんですか。
1本いくらです?」
「いきなりなんで。ウチは外郎やじゃないよ。
誰がそんなこと、言ったんだい。」
「ご隠居さぁん。熊さんとこに行って
武具馬具の外郎を聞いてこい。
てゆうから
又、隠居ぼけやがった、外郎はきくもんじゃなくて食うモンじゃねえか。
と思って買いにきたんだよ。」
「そりゃ、ご隠居が合ってなさる。外郎売りの口上を聞いてこい、
ていったんだろ。」
「うん、それそれ。だから、外郎は食いモンで聞くもんじゃない。
ほら、おいら、合ってる。」
「いや、だから、口上てのは売る時の語り口のことなんだって。
しかも外郎は外郎でも食べるういろうじゃなくて、薬のういろう。
わかったか、よたろう。あんまりご隠居さんを馬鹿にしちゃいけねえよ」
「最後だけわかった。今後はじじいを馬鹿にしません。」
「おい、それが馬鹿にしてるだろ。ま、いいや。
それじゃあ、外郎売りの口上をきかせやろう。
『拙者(せっしゃ)親方(おやかた)と申すは、御立合(おたちあい)の中(うち)に御存知(ごぞんじ)のお方(かた)もござりましょうが、 お江戸を立(た)って二十里(にじゅうり)上方(かみがた)、相州(そうしゅう)小田原(おだわら)、一色町(いっしきまち)をお過ぎなされて、青物町(あおものちょう)を登(のぼ)りへお出(い)でなさるれば、 欄干橋(らんかんばし)虎屋藤右衛門(とらやとうえもん)、只今(ただいま)は剃髪(ていはつ)いたして円斎(えんさい)と名のりまする。
元朝(がんちょう)より大晦日(おおつごもり)まで、お手に入れまする此(こ)の薬は、 昔、ちんの国の唐人(とうじん)、外郎(ういろう)という人、わが朝(ちょう)へ来(き)たり、帝(みかど)へ参内(さんだい)の折(おり)から、この薬を深く籠(こ)め置(お)き、 用(もち)ゆる時は一粒(いちりゅう)づつ、冠(かんむり)のすき間(ま)より取出(とりいだ)す。
依(よ)ってその名を、帝(みかど)より「頂透香(とうちんこう)」と賜(たまわ)()る。 即(すなわ)ち文字(もんじ)には、「いただき、すく、におい」と書いて「とうちんこう」と申す。
只今は此(こ)の薬、殊(こと)の外(ほか)世上(せじょう)に弘(ひろ)まり、ほうぼうに似看板(にせかんばん)を出(いだ)し、 イヤ、小田原(おだわら)の、灰俵(はいだわら)の、さん俵(だわら)の、炭俵(すみだわら)のと、色々に申せども、 平仮名(ひらがな)を似(も)って「ういろう」と記(しる)せしは親方円斎ばかり、 もしやお立合(たちあ)いの内(うち)に、熱海(あたみ)か、塔(とう)の沢(さわ)へ湯治(とうじ)にお出(いで)なさるか、
又(また)は、伊勢(いせ)御(ご)参宮(さんぐう)の折(おり)からは、必ず門(かど)ちがいなされまするな。
お登(のぼ)りならば右(みぎ)の方(かた)、お下(くだ)りならば左側(ひだりがわ)、 八方(はっぽう)が八(や)つ棟(むね)、おもてが三(み)つ棟(むね)玉堂造(ぎょくどうづく)り、破風(はふ)には菊(きく)に桐(きり)のとうの御紋(ごもん)をご赦免(しゃめん)あって、 系図(けいず)正しき薬(くすり)でござる。イヤ最前(さいぜん)より家名(かめい)の自慢(じまん)ばかり申しても、ご存知ない方(かた)には、 正身(しょうしん)の胡椒(こしょう)の丸呑(まるのみ)、白河夜船(しらかわよふね)、さらば一粒(いちりゅう)たべかけて、その気味合(きみあ)いをお目にかけましょう。
先(ま)づ此(こ)の薬を、かように一粒(いちりゅう)舌(した)の上にのせまして、腹内(ふくない)へ納(おさ)めますると、 イヤどうも言(い)えぬは、胃(い)、心(しん)、肺(はい)、肝(かん)がすこやかに成(な)って、薫風(くんぷう)喉(のんど)より来(きた)り、 口中(こうちゅう)微涼(びりょう)を生(しょう)ずるが如(ごと)し、魚鳥(ぎょちょう)、きのこ、麺類(めんるい)の喰合(くいあわ)せ、その外(ほか)、万病速効(まんびょうそっこう)あること神の如(ごと)し。
さて、この薬、第一の奇妙(きみょう)には、舌のまわることが、銭(ぜに)独楽(ごま)がはだしで逃(に)げる。 ひょっと舌がまわり出(だ)すと、矢(や)も楯(たて)もたまらぬじや(じゃ)。
そりゃそりゃそらそりゃ、まわってきたは、廻(まわ)ってくるは、アワヤ喉(のんど)、 サタラナ舌(ぜつ)に、カ牙(げ)サ歯音(しおん)、ハマの二つは唇(くちびる)の軽重(けいちょう)、開合(かいごう)さわやかに、 アカサタナハマヤラワオコソトノホモヨロオ、一つへぎへぎに、へぎほしはじかみ、 盆(ぼん)まめ、盆米(ごめ)、盆ごぼう、摘蓼(つみたで)、つみ豆(まめ)、つみ山椒(さんしょう)、書写山(しょしゃざん)の社僧正(しゃそうじょう)、 粉米(こごめ)のなまがみ、粉米のなまがみ、こん粉米のこなまがみ、儒子(しゅす)、緋儒子(ひじゅす)、儒子、儒珍(しゅっちん)、 親(おや)も嘉兵衛(かへい)、子(こ)も嘉兵衛、親かへい子かへい、子かへい親かへい、 ふる栗(ぐり)の木の古切口(ふるきりぐち)、雨がっぱか、番(ばん)合羽(がっぱ)か、貴様(きさま)のきゃはんも皮脚絆(かわぎゃはん)、我等(われら)がきゃはんも皮脚絆、 しつかは(しっかわ)袴(ばかま)のしっぽころびを、三針(みはり)はりながにちよと(ちょと)縫(ぬ)うて、ぬうてちょとぶんだせ、 かは(わ)ら撫子(なでしこ)、野石竹(のぜきちく)、のら如来(にょらい)、のら如来、三(み)のら如来に六(む)のら如来、 一寸先(いっすんさき)のお小仏(こぼとけ)に、おけつまづきやる(きゃる)な、細溝(ほそみぞ)にどじょにょろり、京(きょう)の生鱈(なまだら)、奈良(なら)なま学鰹(まながつお)、ちょと四五貫目(しごかんめ)、 お茶立(ちゃた)ちょ、茶立ちょ、ちゃつ(ちゃっ)と立ちょ茶立ちょ、青竹茶煎(あおだけちゃせん)で、お茶ちゃと立ちゃ。来(く)るは来るは、何が来る。高野(こうや)の山(やま)のおこけら小僧(こぞう)、狸(たぬき)百匹、箸(はし)百ぜん、天目(てんもく)百ぱい、棒(ぼう)八百本。、武具(ぶぐ)、馬具(ばぐ)、武具、馬具、三(み)ぶぐばぐ、合(あわ)せて武具馬具六(む)武具馬具、 菊(きく)、栗(くり)、菊栗、三(み)菊栗、合せて菊栗、六(む)菊栗、 麦(むぎ)ごみ麦ごみ、三(み)麦ごみ、合せて麦ごみ六(む)麦ごみ、 あのなげしの長(なが)なぎなたは、誰(た)がなげしの長薙刀(ながなぎなた)ぞ、 向こうのごまがらは、荏(え)の胡麻(ごま)がらか、真(ま)胡麻(ごま)がらか、 あれこそほんの真胡麻(まごま)がら、がらぴいがらぴい風車(かざぐるま)、おきゃがれこぼし、おきゃがれこ法師(ぼし)、 ゆんべもこぼして又こぼした、たあぷぽぽ、たあぷぽぽ、ちりから、ちりから、つったっぽ、たっぽだっぽ一丁(いっちょう)だこ、落(お)ちたら煮(に)てくを、煮ても焼いても喰われぬものは、五徳(ごとく)、 鉄(てっ)きゅう、かな熊(ぐま)どうじに、石熊(いしぐま)、石持(いしもち)、虎熊(とらぐま)、虎きす、中(なか)にも、東寺(とうじ)の羅生門(らしょうもん)には茨城童子(いばらぎどうじ)がうで栗(ぐり)五合(ごんごう)つかんでおむしゃる、かの頼光(らいこう)のひざ元(もと)去(さ)らず、鮒(ふな)、きんかん、椎茸(しいたけ)、定(さだ)めてごたんな、そば切(き)り、そうめん、うどんか、 愚鈍(ぐどん)な小新発知(こしんぼち)、小棚(こだな)の、小下(こした)の、小桶(こおけ)に、こ味噌(みそ)が、こ有(あ)るぞ、 こ杓子(しゃくし)、こもって、こすくって、こよこせ、おっと、がってんだ、 心得(こころえ)たんぼの、川崎(かわさき)、神奈川(かながわ)、保土ヶ谷(ほどがや)、戸塚(とつか)を、走って行けば、やいとを摺(す)りむく、 三里(さんり)ばかりか、藤沢(ふじさわ)、平塚(ひらつか)、大磯(おおいそ)がしや、小磯(こいそ)の宿(しゅく)を七つおきして、 早天(そうてん)そうそう、相州小田原(そうしゅうおだわら)とうちんこう、隠(かく)れござらぬ貴賎群衆(きせんぐんじゅ)の、花のお江戸の花うゐ(い)ろう、 あれあの花を見て、お心を、おやは(わ)らぎやという、産子(うぶこ)、這(は)う子(こ)に至(いた)るまで、 此(こ)のうゐろうのご評判(ひょうばん)、ご存知ないとは申されまいまいつぶり、角(つの)だせ、棒だせ、 ぼうぼうまゆに、うす、杵(きね)、すりばちばちばちぐゎらぐゎらぐゎらと、 羽目(はめ)をはずして今日(こんにち)お出(い)での何茂様(いづれもさま)に、 上(あ)げねばならぬ、売らねばならぬと、息(いき)せい引(ひ)っぱり、東方(とうほう)世界の薬の元締(もとじめ)、 薬師如来(やくしにょらい)も照覧(しょうらん)あれと、ホホ敬(うやま)って、うゐ(い)ろうは、いらっしゃりませぬか。』
てんだ。面白いだろ。こら、与太郎寝るなよ。」
いや、世の中には口上芸で生活している落語家もいるぐらいで
これはこれで飯をくっていける、てなもんです。
で
この話をポン吉に聞かせまして
弟子3人にやらせてみろと言うと
「無理です。うちの弟子は外郎売りの口上なんか覚えられません。
万が一、覚えても出来ません。」
「なんでだい?」
「ウチの弟子はタヌ助師匠ゆずりで、みんな、ちょいと
悪巧みの頭の回りはいいんですが、舌の回りが悪いんです。」
お時間もよろしいようですので
続きは、又の機会にという事で。
ちゃかちゃんりんちゃんりんちゃんりん
7日目
ちゃかちゃんりんちゃんりん
皆様、金玉亭タヌ助でございます。
えー、本日もつまらない話をおもしろおかしく話す
時間がまいりました。
お時間が許しましたなら、最後までお付きあい下さいませ。
さて
ミクシーを始めまして、ちと困った事が起きまして。
ポン吉がいきなりミクシーを退会しましてな、
理由は、はっきりしてまして、
私が、楽屋のネタ話でポン吉の日記を持ち出して
笑いものにしておりましたところ
遂にあいつも堪忍袋の緒が切れると申しますか
そうは言っても、師匠と弟子。
直接、文句を言うわけにゃいかねえってんで
退会しちまったてわけです。
そりゃ、退会しちまったんで、しばらくは
ほかの弟子でもマイミクにしようかと思ったら
ポン吉の話を聞いて、うちの弟子は全員退会。
さて
マイミクがいなくなると
管理者から退会勧告がくるわけで
かといって全く知らないお方をマイミクにしても
ま、
立場てもんがあるわけで、もしも素性がばれたら
人を騙しているみたいなことになるんで
そりゃ変態ポン吉みたいに、最初っから女子大生て
人を騙してりゃ、それも洒落になりますが
あ、
そういえば、あいつの日記もいよいよ
実の兄貴に言い寄られる話になっていて
おもしろくなっていたんですが
残念ながら別のSNSに移っちまった。
で
ま、しょうがねえんで、またポン吉を呼ぶ。
「ポン吉や、お前が退会したら、こっちまで退会させられそうだ。」
「へ?マイミクがいないとそんな通知がくるんですか。
へぇぇ、そりゃしらなんだ。」
「で、なんとかせい。」
「それじゃ、師匠、だれか招待したらいいじゃねえですか。」
「いや、今後もいろいろ、お前に聞きたいこともあるんで
再度、入会しろ。」
「いや入会するのはいいんですが、又、楽屋ネタにされちゃ
かなわねえんで、一切ミクシーで起こったことは
他言しない、てえことでよろしければ、
本来、土下座くらいしてもらいてえとこですが
ま、そこまではもうしません。再度入会しますよ。」
「じゃ、この話はそれでいいとして
この前の寿限無はどうなった。」
「げ、江戸の敵は長崎で、みてえなもんですな。
一応、すぐに、覚えて、弟子に稽古をつけてみたんですがね
おもしれえことがおきましてね。」
「やっぱり。ま、いいや。それで?」
「寿限無が完璧にできてる奴ほどできねえんで。
それで、完璧な奴の寿限無の口調が、あたしにそっくりなのに
気づきましてね。
それで、ちょいと面白い事をやってみましたんです。」
「いや、おまえの事を馬鹿だ馬鹿だと思っていたが、
結構まともじゃないか。それで、何をやらしたんだい。」
「となりの客はよく柿食う客だ、てぇ早口言葉を
柿を牡蠣に換えてみろい、てもんでさ。」
「そうなんだよな、全てリズムと音程で落語を覚えると
ろくなもんじゃねぇ、てことさね。
例えば、熊さん、八っつぁんの似顔絵を描かせると
お前の思ってる、熊さん、八っつぁんになっちまう、てこと。」
「そうなんです。あたしの熊さんと師匠の熊さんは別人ですが
弟子の熊さんがあたしの熊さんなんですよぉ。」
「そうだな、体格や顔つきによって声色てのは変わる。
ま、それが判っただけでも弟子たちの勉強になっただろうよ。」
「師匠、単なる変人と思っていたんですが、さすがですねぇ。」
「お、たまには人を褒める事があるんだね。ポン吉くん。」
「うっ。ポン吉くんですか。又、なんか、悪巧みを考えてますね。」
「今度、弟子3人で役割決めて、落語をやらしてみな。
それを、1回ごとに役割を回す。それで、役割を回して
落語か変わらない様じゃ困るてことだな。
今度、それ用の落語をひとつ作るか。
題は決まってるな。『早口言葉』だ。」
「そんな事ばかりやってると弟子が逃げちまいますよぉぉ。
やっぱり師匠は変人だぁ」
お時間もよろしいようですので
続きは、又の機会にという事で。
ちゃかちゃんりんちゃんりんちゃんりん
6日目
ちゃかちゃんりんちゃんりん
皆様、金玉亭タヌ助でございます。
えー、本日もつまらない話をおもしろおかしく話す
時間がまいりました。
お時間が許しましたなら、最後までお付きあい下さいませ。
さて
今日はちとミクシーを離れまして
といっても完全に離れているわけじゃねえんですが
日記のネタってえのがいまいちうかばねえんで
ま、得意の落語ネタてやつを書くことにしたわけです。
で、
ま、とりあえず、ポン吉を呼ぶわけです。
「はぁい、師匠、今日はなんですかぁ?」
「おい、ポン吉、ここんとこ、お前には教わりっぱなしだぁな。
で、たまには、落語の話でもしようかと思ってるわけだ。」
「え?師匠が落語を教えてくださるんですか?
普段は芸は盗めとかいって稽古をつけてくれないじゃないですか。
で、裏はなんです?ナニかまた悪さを考えてるんじゃないですか?」
「誰も稽古をつけるなんざ言ってねえよ。落語の話をするって
言っただけじゃないか。しかも、すぐに裏だ、悪巧みだ、と
師匠を疑っちゃいけねえな。」
「でも、なんかあるんでしょうね。」
「ま、いいじゃねえか。ちょいと面白い事を思いついてな。
おまえ、寿限無はまだ覚えてるな。」
「そりゃ、こんな私にでも前座の弟子がおりますし。
いくら前座噺だからって、忘れるわけないじゃないですか。」
「そういや、ポン吉、おまえも真打ちになったんだよな。
本当に、お前みたいに変態趣味でも真打ちになれる時代なんだなぁ。」
「師匠、もう真打ちになって5年もたってますって。
嫌みばっかり言ってないで寿限無がどうしたんで。」
「じゃ取り敢えず、寿限無を言ってみな。」
「じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ
かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつ
うんらいまつ ふうらいまつ
くうねるところに すむところ
やぶらこうじの ぶらこうじ
パイポパイポパイポのシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
ちょうきゅうめいのちょうすけ。
でよろしいですか。」
「それでな、おっかさんが長助を起こすときに1回名前を間違える
シューリンガンとグーリンダイをさかさまに言ってしまって
長助がそれボクの名前じゃないと言って怒って起きない、
という一節をまず付け加える。」
「じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ
かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつ
うんらいまつ ふうらいまつ
くうねるところに すむところ
やぶらこうじの ぶらこうじ
パイポパイポパイポのシュー。。。。
師匠、それ滅茶苦茶難しくないですか?」
「次にマクラでな、夫婦別姓の話題からピカソのフルネームの話を入れる。
『いや、最近夫婦別姓なんてのが話題になっておりますが
スペインのある地方では両方の姓を入れるらしいですな。
あの有名な画家のピカソもパブロ・ルイス・イ・ピカソて名前で
ルイスがおとっつぁんの苗字でピカソてのがおっかさんの苗字らしい
ただ、戸籍上はパブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピニァーノ・デ・ラ・サンテシマ・トリニダット・ルイス・イ・ピカソてのが
正式らしいんですが。
いや、これは寿限無と違って、多少間違ってもお客様も
お気づきにならないでしょうなぁ。はっはっはっ。
さて。』
てな具合にこうまくらを振る。どうでい、難しいだろう。」
「は?パブロ・ディエゴ。。。なんですって。
で、その難しいのを誰にやらせるんで。」
「いや、前座にジュゲムの稽古をつけるのにこれでやっとくれ。」
「やっとくれって、稽古つける為には私が出来ないといけねぇ
てことになりませんか。」
「そういうことになるかな。ふぉっふぉっふぉっ。
じゃ、まずポン吉、明日までにしあげといておくれ。ピース。」
「ひぃぃぃ。師匠ぉぉぉぉ。」
お時間もよろしいようですので
続きは、又の機会にという事で。
ちゃかちゃんりんちゃんりんちゃんりん