4日、所属する、県議会 #文教常任委員会 でした。
私からは、以下を、質問しました。





<質問項目>
・トイレの洋式化について
・スクールサポートスタッフの増員について
・教員の働き方改革について
・教育費の負担軽減について
・教科書について
・教育委員会の点検・評価について


はじめ4問は、鈴木市長と連携する中で把握した、四街道市の抱える県政課題です。
残り2問は、保守政治家として、教育正常化を願っての質問です。

道半ばのものが多いですので、引き続き追求していきます。




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令和5年9月議会 文教常任委員会 無所属 田沼隆志議員 答弁要旨
令和5年10月4日(水)
 
●議案第1号 令和5年度千葉県一般会計補正予算(第2号)
 

《#トイレ洋式化 について》
(問)田沼議員
・洋式化を進める中で、#避難所 となる県立高校を優先的に進めるべきと考えるがどうか。

(答)森田教育施設課長
・県立高校121校のうち、大半となる107校が避難所に指定されています。
・トイレ洋式化については、「大規模改修工事」で行うほか、「トイレ先行改修事業」、学校全体の便器のみを交換する「和式トイレ洋式化事業」を併せて実施し、当初の計画を3年前倒しして令和11年度までに完了するよう、現在取り組んでいるところです。
・県立高校において、避難所として利用される体育館の洋式化率は現在約4割となります。引き続き、学校の実情を踏まえながら計画的に整備を進めてまいります。

(要望)田沼議員
・避難所となる県立学校へのトイレ洋式化を急いで進めていただきたい。#四街道市 内にある私立学校2校も避難所だが、こちらは洋式化は完了している。お願いする

 
 
《スクール・サポート・スタッフの配置ついて》
(問)田沼議員
・教員の業務負担軽減には、色々な策の総動員が必要だが、中でも #スクールサポートスタッフ は有効と聞いている。公立小・中学校全校に配置すべきと考えるがどうか。

(答)吉本教職員課長
・教員の事務作業を補助するスクール・サポート・スタッフの活用は、学校における働き方改革を推進する上で、非常に有効であると考えています。
・本県では今年度、各学校の実態や国庫補助金の内示増等を踏まえ、昨年度に比べ配置校を143校増やし、小・中・特別支援学校合わせて517校に配置しています。
・今後も引き続き、様々な機会を通じて、希望する全ての学校に配置できるよう補助制度等の充実について、国に要望してまいります。

(要望)田沼議員
・前進していることを評価したい。ただまだ配置が全体の半分ほどで、道半ばなのでぜひ頑張ってもらいたい
 


●諸般の報告・その他
 
《教員の働き方改革について》
(問)田沼議員
・令和3年9月の、私の一般質問で、「講師の確保に向けて、新たな対策をする」との答弁だったが、取組状況はどうか。

(答)吉本教職員課長
・県教育委員会では、講師の確保に向けて、教員免許状を所有している、いわゆるペーパーティーチャーを対象とした講師登録説明会を、これまでより回数を増やして県内各地で実施しています。
・また、今年度は新たに、語学などの分野で優れた知識経験等を有する社会人に対し、特別免許状の取得により、教員として活躍してもらうため、制度の周知等を行う説明会を予定しています。
・さらに、民間企業の有する情報サイトを活用して、就職や転職を希望する方に教員の魅力や講師募集に関する情報を発信するため、現在、準備を進めており、引き続き新たな人材の確保に取り組んでまいります。

(要望)田沼議員
・新たな取り組みは評価するが、その制度の周知が重要な局面である。ここまできたら、“講師不足非常事態宣言”などを出しても良いのではないか? 期待しているので頑張ってほしい。
 
 

《教育費の負担軽減について》
(問)田沼議員
・各種調査でも、#少子化 の最大の原因が、家庭における #教育費負担 が大きいこと、と示されている。その軽減を図るため、県教育委員会では、公立高校に通う世帯に対し、どのように取り組んでいくのか。

(答)北村財務課長
・公立学校に通う世帯に対する教育費の負担軽減を図る取組については、まず、国庫補助金を活用し、年収910万円以下の世帯に対する #授業料の無償化 や、住民税非課税世帯に対する #奨学のための給付金 の支給を行っています。
・さらに、5月補正予算において、物価高騰の影響を踏まえ、特に経済的負担が大きい高校1年生がいる世帯に対する臨時給付金を措置し、8月10日から申請の受付を 開始したところです。
・今後とも各事業を適切に実施し、保護者の経済的負担の軽減に努めてまいります。

(要望)田沼議員
・今年度は臨時給付金の支給もあるが、わずか1万円であり、かつ今後続くか分からない。まだまだ弱いと感じる。県には教育費の軽減について、今後より力強く、進めていただきたい。
 
 

《教科書について》
(問)田沼議員
・令和3年4月の歴史認識に係る閣議決定で、“従軍慰安婦”“強制連行”は政府見解として修正されることになったが、県教育委員会はどのように対応したのか。

(答)石川学習指導課長
・令和3年度に、県立高校で使用され訂正のあった全ての教科書発行者6者から、年度中に県教育委員会と関係校に訂正の通知がなされました。
・関係各校に当該教科書の訂正に係る連絡があったことを確認しています。
・県教育委員会では、令和4年1月に校長会議、教頭・副校長会議で、学習済みの場合であっても、教科書の訂正された内容について生徒に伝え、適切に授業を行うよう周知しました。

(要望)田沼議員
・訂正が徹底されているか疑問が残る。四街道の市議会議員から、東京書籍の教科書では、未だに強制連行が伺えるような記述が残っていると聞いている。
・実態を確認し、もし直っていないのであれば、教科書の表現を直すよう教科書発行者に要望してほしい。

 
 
《教育委員会の点検・評価について》
(問)田沼議員
・#千葉県 #教育振興基本計画 の、施策10「郷土と #国を愛する心 と世界を舞台に活躍する能力の育成」に関する指標の項目が「学校・社会教育施設等における #出土文化財 の活用件数」となっているが、どのような意図があるのか。
※↓32ページ

(答)最上教育政策課政策室長
・指標については、千葉県教育振興基本計画に位置付けている施策の実施状況を数値化して示すために、施策ごとに設定しています。
・施策10では、計画において、「郷土と国の歴史や伝統文化等について学ぶ教育の推進」、「文化にふれ親しむ環境づくり」などに取り組むとしており、こうした地域の歴史や文化を学ぶ取組で定量的に示せる指標として設定しているところです。

(問)田沼議員
・文化財をただ見るだけでなく、背景を含めて学習する必要があり、そういうことを通じて「郷土と国を愛する心」が育まれると考えるが、学習の理解度はどのように計っているのか。

(答)石川学習指導課長
・学習指導要領の社会科においては、「国土の遺跡や文化財などについての調査活動を取り入れるようにすること」といった記載があり、各学校では、校外学習等で博物館や文化財等を訪問するに当たり、事前の調べ学習や事後のまとめ、プレゼンテーション等により児童生徒の学習の理解度を計り、総合的に評価を行っていると考えております。

(要望)田沼議員
・今回の指標は、土器を使った体験事業「土器ッと 古代“宅配便”」を小中学校などで実施したそうだが、個人的にはそれで国を愛する心が育めるか疑問がある。
 文化財は土器以外にも色々とある。国を愛する心を育むには、靖国神社や護国神社もあるし、県内には沖縄戦での太田中将の顕彰碑などもある。なので、それらを含めて幅広く文化財を定義してもらい、それにまつわる物語や背景もしっかりと伝えてもらい、国を愛する心を育んでもらいたい。






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