田沼ニュース 第640号 R3.11.29


■■■整備中の県道を現場視察■■■

先日、四街道市内で、吉岡から鷹の台に抜ける県道「浜野四街道長沼線」を、
同志の市議会議員である会派「れいわ輝」の3議員と一緒に、
県印旛土木事務所に説明をもらいながら、整備状況を現場視察してきました。

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この県道は、吉岡交差点から、鷹の台の東京情報大学交差点までをつなぐ、全長1.6キロの県道です。
昭和62年に着工し、もう用地取得率は8割ですが、途中に墓地があり、整備に難航しています。

お墓は16個なのですが、その相続対象者が270人以上! 連絡先が正確にはわからない人もいて、手続きが困難とのこと…
これをすべてやっているときりがないので、「認可地縁団体(自治会など)」に所有してもらい、特例で買収する予定とのこと。
その調整は四街道市に委託しているとのことで、ぜひ市にはその推進に、頑張ってもらいたいと思います。

まあそもそもなぜこんな墓地を通る、道路計画としたのか? 困難を予見できた気もするのですが…

かつ、こういう問題は、四街道市のみならず、全県、いや全国でも同じように起こり得る、構造的な問題です。

四街道発展のためにも、この所有者不明墓地問題を、私も学び、解決に貢献したいと思います…!

※写真はブログをご覧ください
https://ameblo.jp/tanuma/entry-12711361388.html



■■■究極の「政治の見える化」【9月議会商工労働委員会4】■■■

<高速道路IC周辺の開発について>

・高速道路IC周辺の開発に関して、昨年に基本計画が出されて、県土整備部と一緒にワンストップ窓口に取り組まれているところであるが、1年以上経ったため、例えば市町村のからの相談件数であるとか、実際の支援のプロジェクトの状況であるとか、その辺の進捗状況を教えていただきたい。


答弁➡︎高速道路インターチェンジ周辺等における産業の受け皿づくりを進めるため、県では昨年9月よりワンストップ窓口を県土整備部で設置している。

県土整備部の方で対応しているため、相談件数などの定量的な数字は把握していないが、複数の市町村からの相談に応じているところである。

その中でも、芝山町、横芝光町、野田市については、具体的に検討が進んでおり、事業可能性調査の補助金、商工労働部で出しているものであるが、そちらを活用しているところもある。

県としては、市町村の開発を進めるにあたり引き続き関係部局と連携し、必要な助言等を行う形で支援を進めてまいりたい。


・先程の補正予算の話でも、熊谷知事のビジョンにも、高速道路インターチェンジ周辺の産業用地整備ということを言われているわけで、やはり非常に重要な取り組みだと思う。

一方で、件数が分からないということで判断が難しいところである

この取り組みは構想段階から相談できるということが非常に画期的であり、種地を作る市町村に対しての初動喚起という効果は必要だと思う。

改めて、市町村がやる気になるような、初動喚起を心がけていただきたい。




■■■同様の問題は今後さらに増えそうです■■■