平成24年第3回定例会 一般質問を10月2日(火)に行いました。

議会質問の原稿を、掲載します。

例によって、原稿ですので、実際の質疑とは異なります。ご容赦下さい。

実際の質疑の様子は、以下動画でご確認下さい。
http://gikaimovie.city.chiba.jp/12_3/1002_01.html


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2,学校現場改革について


各分野にわたって、維新の会の理念「教育界への民意の導入」を理念に、提案します。
まず教師についてです。

現場の活性化には、人事評価の改革が最も直結します。
しかしいまの学校現場は、競争がないし、評価も内向き。これを改めれば相当活力が出るはず。
一番のいじめ対策は、楽しい授業で、学級が団結することです。そのためにも、指導力不足教諭を厳しく認定していくことが必要です。


【問】初任者研修制度で、不適格とされた数は?
【A】1名


ほとんどいないと… 機能している制度なのでしょうか?


【問】では、学校教育のある意味顧客である保護者に、不適格教員の提案権を付与することへの見解は?
【A】校長把握してる(ゆえに不要)


全保護者の意見を校長一人で把握している、と。これは現実的に考えて、あり得ないのでは?願望ですね。評価は、内心なかなか言えないことです。だから提案権を付与する。


【問】関連して、保護者による教員評価の仕組み導入についての、見解は?
【A】目標申告制度


保護者の声よりも、本人のやる気重視、と。残念です。


【問】ではせめて、保護者が教員を選べる仕組みにしたら、どうか?
【A】バランス配慮しててなじまない


結局、全く保護者の声は、取り入れられない、と… 非常に残念です。
近年民間ではどの業界でも、顧客の声を自らの人事評価に組み込んだりと、顧客第一主義を言葉だけでなく真に徹底するため、多くの仕組みが導入されています。

今の学校現場は、もっと競争原理と、顧客である保護者の声を、導入すべきです。切磋琢磨する要素が弱過ぎる。優秀な教員の方は報われずやる気をなくしているとも耳にします。またそうでない方はのんびりいられる状態です。看過できません。
ぜひ再検討頂けますよう、要望します。


次に校長についてです。他市では民間出身校長の動きが広がり、全国で120人を超えるといいます。実績もあがっているところもあると聞く。

そして大阪市の公募では、定員50人の枠に1282人の応募があったとのことで、競争倍率は25倍以上。すごい数ですね。

公募のメリットは言うまでもないので、ずばり聞きます。


【問】本市でも、民間校長を公募することを、検討してはどうか?
【A】教職経験欠かせず


やっぱり事なかれ主義に感じます。他自治体で多くの、教職経験のない方による成功事例がありますが、そこと千葉市とは大きく違うのでしょうか? 理解できない。ぜひ再検討を要望します。


最後に政治活動について。教育公務員特例法は、政治活動を制限しているが、処分は地方公務員法に則り、懲戒処分されるとのこと。


【問】ではこれまで、懲戒処分を受けた教職員は、どれだけいるのか?
【A】ゼロ


ゼロですか。では、


【問】まさか本市で、そういう活動はないと思うが、絶対ないと確約できるか?
【A】報告うけてない


報告があろうとなかろうと、発見されたら、責任問題です。厳しいチェックが必要です。


【問】服務監督を所管している担当課…教職員課と思いますが、そこに違反の政治活動をしている情報が集まるような、仕組みや工夫が必要ではないか?
【A】できるようになってる


ではもし発見されたら、教育委員会としても責任問題になりますね。情報収集できていないわけですから。徹底的な監視をお願いします。
噂では教職員による政治活動があるとも耳にします。この件で、大阪の橋下市長は「バンバン懲戒免職にする」と言っていましたが、厳正な処分であることも抑止力になります。
厳正な処分をお願いします。


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1.いじめ対策について
2.学校現場改革について
3.幹部職員の人事について
4.財政情報について