夜・・・NHKテレビ「うたコン」 シャンソン越路吹雪生誕１００年 楽しみにしていました。
由紀さおり、クミコ、菅原洋一氏９０歳の「きょうでさよなら」には、ジーンとしました・・・。
わずか５６歳で亡くなられた越路吹雪。開演前、カーテンのそばで怯えるように開幕を待っていたなんて想像もつかないドラマチックな日生劇場のステージ。私が観たとき、わたしはまだ２０代半ば・・・もしかしたら最後のステージ近かったかもしれません・・・。
今でも忘れられないのは、当時勤務していた歯科医院からの帰り道、駅に向かう右側にあったクリーニング店の天井に置かれたテレビのニュースで「越路吹雪さんが亡くなられました・・・」とあり、驚いた私は金縛りにあったかのように立ったまましばらく店の前から離れられず、泣きながら駅に向かいました。
私がいちばん好きなのは「筏流し」。ソートーお若いころに歌われたものです・・・。この曲だけを繰り返して録音くださったテープを作ってくださった鍼灸師の薄井先生のこともいっしょに偲んでいます。