2023年1月30日(日曜) 晴れ 寒い
最低気温ー2℃、最高気温11℃
選択肢はOEM車を除くと2択。スズキエブリィとダイハツアトレーです、と書きました。
まずはスズキエブリィです。
スズキエブリィのいいところは、軽乗用車(5ナンバー車)なので、リアシートが厚く、大きく、4人が満足に座れるところです。前後スライドも、リクラインもします。リアドアの窓が当たり前に上下パワースライドウインドウです。
スズキエブリィの残念なところは、5ナンバー(乗用車仕様)の快適なリアシートの分厚さが災いして、前に倒した際に水平にはなるものの、リアの荷室との間に10cmほどの段差ができてしまうところ。トランスミッションが旧来の4速ATで燃費が悪いこと。バッテリーが後ろの荷台の床下に有って、結構交換が厄介なことです。
エブリィには商用車仕様(4ナンバー)のエブリィJOINがあります。
4ナンバーでありながらリアシートがぶ厚めで、座り心地はなかなかですが、これも倒した時に5cm程の段差が出てしまいます。また、JOINは2021年からターボ仕様がなくなってしまっていて、ターボ車が欲しい私は、中古車から探さないといけなくなっていて、人気が高く価格が下がっていません。
もう一つの候補車はダイハツアトレーです。
ダイハツアトレーのいいところは、新たに採用されたCVTによって、燃費がかなり良くなっていること、RSという上級グレードにはACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が標準装備されているところです。あと、バッテリーが助手席下のエンジンの横に有って、交換がしやすい点が優れています。
ダイハツアトレーの残念なところは、全車種が軽商用車(4ナンバー車)なので、リアシートが狭く、薄く、スライドもリクラインもしません。取り外しヘッドレストや3点式シートベルトは有るものの、大人2人が長時間座れる車では有りません。致命的なのは、リアのウインドウが上下スライドをやめて、前ヒンジで後ろを5cm程外に開くだけという構造にしたことです。50年くらい昔のツードアセダンによく見られたタイプです。モーターやガラスが上下するためのスペースを減らすことで荷室の幅を広げることが目的の設計です。
このリアウインドウの構造を見たときに、アトレーは無い!と思ってエブリィに決まりかけていましたが、我が家はほぼ100%2人でしか使わないことと、今の車でクルーズコントロールの便利さをわかっている身として、そしてCVTによるスムーズな走りと燃費の良さを考えて、リアウインドウの問題点には目をつぶって、ダイハツ・アトレー決めました。