今回は、以下の前々記事
「接種歴不明者を全員、未接種の陽性者に入れ込んでいた!:厚労省のやること➌ 」
これ👆 の続編のようなものです。
2022年5月、週毎の接種回数別(未接種、2回接種、3回接種)の新規陽性者の集計表について、おかしな集計(接種歴不明者をすべて、未接種の陽性者の欄に入れ込んでいた)を指摘され、それ以降については訂正をして集計をするようになったのですが、
未接種者の陽性者は減る一方(数及び全体陽性者に占める割合)、その逆に2回接種済者の新規陽性者が増え、さらには3回接種者の新規陽性者数、全体に占める割合が断トツに多くなって行きました。
当時、週毎に、発表される集計表に基づき、
接種回数別の数、割合をまとめた以下の表を作っていました。
見た通りですが、
7月4日の週の新規陽性者は、未接種群が13.74%、3回接種済群は39.42%で、
もう、この時点で未接種群が最少、3回接種済群が最多となっていました。
その後、未接種群は減る一方です。
3回接種済群は、8月8日の週ではなんと46.34%まで上がり、その後も同程度です。
未接種者は、全人口の2割です。
ワクチンを打たないと感染しやすいと言うのならば、新規の感染者として未接種者が占める割合は、
2割を大きく上回らないとおかしいですよね。
また、打てば打つほど感染しにくいと言うならば、3回接種済群が新規感染者の半数近くも占めるわけが割りませんよね!
でも、結果を見れば一目瞭然、実際はその逆、
つまり、打たない方が感染しない、打てば打つほど感染し易い、
ワクチンに感染を防止する効果はないということが明らかですよね。
厚労省アドバイザリーボードは、
2022年9月7日の開催(第98回)での8月21日の週までの集計を最後に、
それまで毎週発表していた集計を終わりにしました。
接種回数別の集計をすることが不可能になる仕組みとしたのです。
それは、医療機関の手間を簡素化すると理由で・・・
下に、その通達を載せておきます。
接種回数の報告義務をなしにしたのです・・・
0,1,2,3,こんなインプットをなくしたところで、どれほどの手間が省けるのでしょうかね、強く疑問です。
事務連絡 令和4年7月22日 令和4年8月4日最終改正
都道府県、保健所設置市、特別区の各衛生主管部(局)御中
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部
『オミクロン株の BA.5 系統への置き換わりを見据えた感染拡大に対応するための 医療機関・保健所の負担軽減等について』
https://www.mhlw.go.jp/content/000973429.pdf
上より一部抜粋
8月4日に同本部において決定した「オミクロン株の特徴に合わせた医療機関や保健所の更なる負担軽減への対応」に基づき、65 歳以上の者及び 65 歳未満の重症化リスクのある者以外の者に係る発生届出の届出項目について、一定の要件のもと、自治体の判断により、更なる削減を可能とすることとしています(8月4日の一部改正で更に削減した項目は、診断日、採取日、有症状の場合は発症日、ワクチン接種回数、番地など詳細な住所、氏名のうちふりがな)ので、内容について御了知の上、関係各所へ周知の程、お願い申し上げます。