お金の価値は、当然ですが時代によって違います。子供の
頃に百円あれば、お大尽気分が味わえました。
例えば昭和初期の一万円は、ある計算によれば今の635万
円の価値があったそうです。
(カレーライスが10銭(一円の1/10)だったそうです)
死んで三途の川を渡るときの「渡し賃」は六文だそうです。
つまり一文銭が六枚です。
真田丸で有名な真田幸村は六文銭を旗印にしていました。
(死を覚悟した決意を表しているそうです)
また、早起きは三文の徳と言いますが、一文銭が三枚です。
で。
一文って、どれくらいの価値があったのでしょうか?
室町時代くらいから、一文銭は流通するようになったそう
ですが、室町時代は240年続いていて、当然ですが初期と
後期では一文の価値も違います。
およそですが、当時は百円~数百円の価値があったそうで
す。
江戸時代は265年続いていて、この時代の一文銭の価値は
平均すると42.5円くらいだったそうです。
いずれにしろ安いものです。
文章やことわざとして使う場合、微々たるもの、わずか
なものという意味で、一文を使ったそうです。
2009年。当時、民〇党で総理大臣だった鳩〇由紀夫さん
は、サラリーマンの平均年収を「一千万円くらいでしょ
うか」と想像を口に出してひんしゅくを買いましたが、
2023年のサラリーマンの平均年収の中央値(平均値より
実際の年収の真ん中に近い値)は407万円だそうです。
鳩〇さんは、後で、母親から月に1500万円も小遣いを頂
いていたことがバレて、庶民とかけ離れた金銭感覚が知
られたのですが、彼にとっては一千万円は微々たる金額
だったのでしょうね。
(何でこんな人を、民〇党は総理大臣に選んだのかとい
うと、金を持っているからですわ。やっぱり政治は金の
力ですわ)
関西ではね。日曜日に「そこまで言って委員会」って番
組を視聴できます。
始まった頃は「たかじんの」が付いていたのですが、メ
ッチャ面白い討論番組です。
で。
竹田〇泰さんが地球温暖化を止める為の規制について話
していました。
世界の国が集まって、温暖化を止める為に脱CO2の取り
組みを始めることになりました。
……始めることが決まったのですが。
排出国の上位四か国。中国、アメリカ、インド、ロシア
は実際にはやっていません。
環境規制にうるさい欧州も、真面目にやっているのはド
イツくらいだそうです。
そんな中で、ドイツと同じく真面目な日本は、この十年
で150兆円かけて脱CO2をするそうです。
150兆円でっせ!
たこ焼きが何個買えるんでしょうかね。ギャル曽根さん
でも全部食えませんわ。
で。
全ての取り組みが上手く行ったとしたら、地球の温度を
0.0006度下げられるそうです。
超 微々たるものです。
コンビニで売っている温度計の誤差は1度。
30万円もする精密温度計の誤差は0.05度。
どちらの温度計でも計れない温度くらいしか下げられな
いそうです。
why! それでもやるの?
まさにこれを「ドブに金を捨てる」というのでしょうね。
そのように竹田さんはおっしゃっていました。
拾いに行きますので、捨てるドブを教えてください。
……。
毎晩、晩酌をするのですが、その後にトイレに行くと。
「酒を便所に捨てている」行為のような気がします。
まあ、微々たるものなのですがね。
はい。本日は、これまで!
追記:
産業革命以前の気温から、現在の気温は1.6度くらい上昇
しているそうです。
だから脱CO2を進めなければならないそうです。……が。
1.6度って、大きい数字なの?
微々たるものなの?
竹田さんが言うには、今のコンビニ温度計の誤差が1度と
したら、230年前の温度計は、もっと誤差があったはずな
ので、1.6度気温が上昇している話も真偽不明とのこと。
さもあらん!
おわり。