もう直ぐ、暑い夏がやって来ます。
暑い夏の夜には、夏祭りが全国であって、神社の参道
には露天商の店が並ぶはずです。
露天商って、儲かるのでしょうかね。
それはさておき。
最近、テレビでやっている、ドリームジャンボ宝くじ
のコマーシャルを見ていると。
一等の五億円をイメージするのに……
「年に一千万使っても五十年」
「年に二千万使っても二十五年」って、やっています。
メリットだけを上げて、あおり過ぎだと思います。
調べると、一等五億円の当選確率は1/1000万らしい
です。
つまり、一等を当てる為には、三百円×1000万=
三十億円必要と言う計算になります。
要するに。コマーシャルの言い方を変えれば、
一等を当てるには……
「年に一千万使っても三百年」
「年に二千万使っても百五十年」かかる訳です。
……宝くじのイメージが変わってしまいましたね。
実際は、前後賞やら、二等以下の賞金も当たります
から、その賞金を注ぎ込めば、身出しは三十億も
必要ありません。
『還元率』と言うモノがあって、ジャンボ宝くじの
場合、掛け金は約半分ほど帰って来るそうですから。
十億円出せば、五億円は帰って来る確率になってい
ます。
つまり。
コマーシャルで言っている通り。
「年に、クジに一千万使っても五十年」
「年に、クジに二千万使っても二十五年」
掛け続ければ、一等が当選する確率なのです。
……あれ?
……意味が反対じゃん!
宝くじに過度な期待は禁物です。
それでも、当たりが入っていない、露天商のクジを
引くよりマシかも知れませんね。
あれは、当たりは入っていません。
一等が高額の商品なら、百%、当たりはありません。
一回百円のクジを、何度引いたら、店主の日当と経費
燃料代、場所代が払えるのか、計算して見て下さい。
恐らく、一等が一回でも出たならば、店主の日当が
数日分飛んでしまいます。
ですから、一等のクジは絶対に入っていません。
はい。
本日は、これまで!
追記:
最近は、当たりが入っていないことが問題になって
高額商品を置かなくて、当たりを入れている店も
増えているそうですが、当然ながら高額商品が無い
と客もやって来ません。
それで、捕まっても上等! で営業している店も
あるそうです。
ガンバレ~!
と、頑張っている方を応援したい気もしますが、
まあ、無難に、クジを引かない方が賢いと思います。
おわり。