たわごと303(桜散る頃) | 単車の虎ブログ  さらばモバゲー単車の虎 度々たわごと

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単車の虎ブログ第二章。配信停止のその日まで。新たな気持ちで再開したつもりが、今はただの課金ゲームになり下がり、惰性で続けることに・・・ブログはもはや「たわごと」のみとなっております。

書くことが思い当たらないのですが、今月も終わって

しまうので、あと一本。思い付くままに更新します。

 

 

少し前ですが、石川県参院補選で、自民党の茂木大臣

が、「この夏の参院選は、絶対に負けられない」って、

言っていました。

 

「じゃあ、去年の選挙は負けても良かったの」と、

テレビの前で思わず突っ込みました。

 

「この夏の参院選は」では無くて。

「この夏の参院選も」が正解です。

 

「は」の方が限定的で強調出来ますが間違ってます。

 

 

 

 

唐突に思い出したのですが、桜の散る頃になると、

高校を卒業して、次の学校に行った時のことを

思い出します。

 

 

 

 

「桜の散る頃には、ゆっくり授業を受けられるよう

になる」

 

かつて、ある先生が一年生の初めての授業で話した

言葉です。

 

高校を卒業し、胸に夢を抱いて受けた授業の最初の

一言でした。

 

最初の授業は生徒が多くて、座るのも大変だったの

ですが、その先生の話した通り、「桜の散る頃には

ゆっくり授業が受けられる」ようになっていました。

 

つまり、それだけ「辞めた奴」「遊びに夢中で授業

に出てこない奴」が増えたってことです。

 

「ああ、こう言うことも考えて、生徒の募集人員っ

て決めているのか」と思いました。

 

自分と同じ下宿にいた奴も、桜の散る頃に学校を

辞めました。

 

「彼はこのままで学校に行っていて、良いのか」と

悩んだそうです。

 

親は授業料を振り込んでいるのですから、今さら

悩むより、「勉強せえよ」なのですが、多少の

ホームシックもあったようで、占い師に占ってもっ

らったそうです。

 

それを聞いた時は衝撃でした。

 

自分は「アホかいな」と、思ったのですが、彼は

占い師に人生の進路を預けたのです。

 

今の自分なら「占いは全部、詐欺やで」と言って

やるのですが、その頃はホンマに「アホかいな」

って思いました。

 

ハッキリ言いますが、占い師は「明日、貴方は死ぬ」

などと、一発で嘘か本当かバレるような占いはしま

せん。

 

「良いように取れば当たっていた」的な返答しかし

ません。

「良いように取ればあたっていた」は、しばらくす

れば心の中で「完璧に当たっていた」に変換され

ます。

 

悩みを持って来た人が、「学校を辞めたい」と思っ

ているなら、その希望に沿った答えを出してくれます。

 

「やっぱりそうだったか!」と元々自分が望んでいた

答えを聞いて気分が良くなって金を払って帰ることに

なります。

 

逆に「絶対に学校を辞めるな」と言われれば、あの

占い師は当たらないと、別の占い師を探すことになり

ます。

 

つまり決めているのは自分自身であり、占いに金を

払うのはアホです。

 

 

前も少し書いたのですが、「貴方はこう言う性格の人

ですね」と言われたら「全く当たってない」と答えま

しょう。

……その後の占い師は、信頼を取り戻そうと、真剣に

相談に乗ってくれます。

 

 

 

占い師は初めに自分を信じさせようとしますから、

たいてい必殺のパターンを持ってます。

 

女の人に良く言うパターンは。

「あなたは誤解されやすい人ですね」

これです。鉄板のパターンです。

 

「えっ! 当たってるわ!」とたいていの女性が思う

そうです。

 

騙されないで下さいね。

占いなんて、この世にありませんから。

 

全部、詐欺です。

相手に合わせて何パターンもの必殺のワードを持って

います。

 

 

(どうにもならない場合は、「地獄に落ちるわよ!」

と、脅す占い師がいましたが、スポーツの講師で、

教える力が無い人が、暴力を振るうのと同じです)

 

 

あの時、学校を辞めた彼は、今頃どうしているので

しょうかね。

 

大成功をおさめていたりして……。

 

でも、それは占いの力では無くて、彼の力です。

 

 

はい。本日は、これまで!