たわごと194(山怪) | 単車の虎ブログ  さらばモバゲー単車の虎 度々たわごと

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単車の虎ブログ第二章。配信停止のその日まで。新たな気持ちで再開したつもりが、今はただの課金ゲームになり下がり、惰性で続けることに・・・ブログはもはや「たわごと」のみとなっております。

読売新聞のネットニュースを見ていると、


日本の山には「何か」がいる!


との記事が目に付きました。





クリックして見ると、記事は去年の2月17日の古い記事でした。





山にまつわる不思議な話や体験談を集めた「山怪」という


「山と渓谷社」から刊行されている本で、約1年半で9万部を超える


など、この種の出版物としては異例のベストセラーになっていると、


記事には書いてありました。





記事には本からの抜粋が載っていました。


今から40年ほど前、秋田県旧阿仁町打当内に住む泉健太郎さんが


中学生の頃、クラブ活動で遅くなった帰路、自宅方面に曲がる辻に


差しかかったそうです。





その辻の辺りは、昔からキツネの「住みか」と言い伝えがある、草深


い場所だったそうです。


雪明かりを頼りに辻に近づいて行き、道を曲がって前を見て驚いた


そうです。





泉少年が見たモノは明るい光の列だったそうです。


(以下、泉健太郎さんの話)





【いやあ、明るくてな。見たら夜店が出てるんだあ。靴屋とか玩具屋


とか、五・六軒あったんじゃないかなあ。あれえ、今日はお祭りの日


だったかなあって、しばらくその店を眺めていたんだあ】





雪の中に現れた明るい店に見とれていると、その光が突然消えた


そうです。





「えっ!」


あっけに取られた泉少年の前には、いつものように暗い雪景色が


広がっているだけだったそうです。





山怪とは、山にまつわる怪異のことを総称する言葉だそうです。





・・・こりゃ面白そうな本ですね。





実は、自分の父親にも「面白い話」を聞いたことがあります。


山怪とは違う話しなのですが・・・。


小学生の頃、近くの大きな旅館で「芝居」があって、見に行っていた


そうです。





時間も遅くなって来たので、帰ろうと一人で旅館を出て、暗い道を


家に向かって歩いたそうです。


道の途中に大きな神社があるのですが、本通りから神社へ向かう


道の両脇には、大きな松の木が、ずらりと並んでいるのですが、その


並んだ松の頂上辺りを、縫うようにジグザグに赤い光が飛んでいた


そうです。





父親が言うには、バスケットボールくらいの真ん丸な赤い玉だった


そうです。


父親は驚いて、わき目も振らず飛んで帰ったそうです。





別のブログで「山怪」の話を書いたものがあります。以下にリンクを


貼っておきますので、興味のある方は読んで見て下さい。





それでは、本日は、これまで!





リンク 第九話 二鳴り祭(序)


リンク 第九話 二鳴り祭①


リンク 第九話 二鳴り祭②


リンク 第九話 二鳴り祭③


リンク 第九話 二鳴り祭④


リンク 第九話 二鳴り祭⑤


リンク 第九話 二鳴り祭(後談)