6/10の土曜は、嫁さんと子供を連れて、午後から京都市内へ向かい
ました。
東福寺の駐車場に車を止めて、嫁さんと子供は三条方向へ・・・自分
は逆方向へ・・・途中、近鉄京都線に電車を乗り継いで、伏見駅で
下車しました。
嫁さんと子供は、祇園花月の夜の部に出演する尼子インターの舞台
を見に行ったのですが、自分の目的は「牛」です。
その日の朝まで「もーもー」鳴いていた牛を食わせてくれると言うので、
はるばるやって来ました。
呼んでくれたのは、「単車の虎」で知り合った「ぬー」という名前の人
です。
ゲームの世界で「変な人」はよくいると思いますが、この人は現実の
世界でもおかしな人です。
「変人」と言うより「変態」に近い人です。自分の知る中で、もっとも
変わった人間です。
(そんな変態にもかかわらず、かなりの男前なのが不思議です)
間違わないように言っておきますが、根は良い人です。
変態なだけです。
そして、もう一人、京都市内在住のTさんも来ていました。Tさんは
良い人ですが、すぐにキレそうな熱いタイプの人です。
話をしているだけで、この二人といると楽しいです。
さて、集合場所の店は【見たことも無いくらい】○○○な店でした。
さすが「ぬー」さんが週に二度足を運ぶ店です。
変態が常連のワケですから、マトモな店とは思っていませんでしたが
これほどとは想像もできませんでした。
色々問題(主に法律的に)があって、詳しく書けないのが残念ですが、
何とか描写して見るとすれば・・・。
【戦後の焼け野原に建った、店舗併用住宅】
と、表現しておきます。
又は、「家の中で爆弾が破裂した」・・・とでも言いましょうか・・・。
この表現・・・「当たらずとも遠からじ」の、ハズです。
そこで出て来る牛肉は、内臓のオンパレードでした。通常の肉屋で
出て来る肉とは違って、油が洗い落とされていないモノが多かった
です。
肉食動物は内臓が好きですが、肉食動物になった気分で、食べるほ
どに赤く染まって行く割りばしで、目をつむって食べました。
(これ ↑ ナイスな表現です)
【癖になるウマサです】
ひょっとしたら、腹を壊して、明日の朝は死んでいるかも知れません。
「どうせ死ぬなら食わなきゃ損損~!」
一緒に食べていたTさんは、自分以上に美味しそうに「ウマイウマイ」
と言いながら食べていました。
野獣系です。
(女性とナニをすると、女性の目が血走るほどの野獣というのは聞い
ていましたが、肉にも野獣でした)
自分らの座っているテーブルは三人が座れるようになっているので
すが、四角いテーブルなのに三人しか座れないって、不思議ですよ
ね。残ったスペースには、何か分からないタレやら粉やら、秘密の
モノが置いてあって、前に座っていた人の飲み干したビール缶など
もそのまま置いてありました。
非常にディープです。
(何せ、初代上田馬之助 が大暴れしたような店内ですから・・・)
↑ リンク可能
他にも八人が座れる席がありましたが、後から来た人が好きな場所
に座って食べる「相席」のテーブルでした。
宣伝はしていないのですが、口コミで聞いた人が食べに来るそうです。
(自分らが食べている間に、満席になっていました。立って食べている
人もいて、20:00時までの予約だったようですが、そのまま帰らずに
立ち食いをしていました)
内臓好きは、たまらない店でしょうね♪
食って呑んで(自分はノンアルです)話して、時間が来たので解散と
なりました。
腹一杯になりました。
嫁さんと子供と合流して、家に帰ると0:00時を回っていました。子供
は出待ちで、尼子インターと写真を撮ってもらって満足したようです。
非常に楽しい一日でした。
・・・・・・・・・・。
一夜明けて、自分は大丈夫だったのですが、一緒に内臓を食べた
Tさんは、夜中に便所の見張り番をしながら水を流したそうです。
「牛喰えば 尻が鳴るなり 放流時」
それでも又、食べたくなるそうです。
本日は、これまで!
昨夜の「貴族探偵」の、突っ込みを少しだけ~。
なかなかトリックを頑張っていましたが、残念と言うより「オイオイ」と
言いたくなる部分が二つ・・・。
最悪な部分は、犯人にはアリバイがあったのですが、そのアリバイ
を崩さずに犯人だと断定してしまった部分です。
アリバイを崩さずに犯人を捕まえるとは 常識外れの
ありえない展開でした。
おそらく過去の探偵ドラマで、そんな展開は一度も無いでしょうね。
犯人も、自分のアリバイを崩されてもいないのに、ベラベラ自分が
犯人だと話し出してしまいました。・・・かなりのアホウです。
もう一つは、話の中で犯人の動機とされた出来事(死体の頭に花の
冠が載っていたこと)を、犯人が知るタイミングが無かったと言うこと
です。
つまり、知るはずの無い出来事を動機として殺人が行われていたと
言うことになります。
前代未聞のストーリーです。
相変わらず、貴族探偵。笑わせてくれます。
おわり。