三話続けて台湾の、お話です。
たぶん、今回でディープダンジョンは最終回です。
「台湾あるある」を最初に書きますと言っていたのですが、いくつ書け
たでしょうかね。
忘れないように、思い出せるものを先に書いておきます。
ホテルの時計は、正確では無かったですね。部屋には枕元と、浴室
と、トイレにありましたが、どれもバラバラでした。
枕元の時計は、あの商売の女の人が来た時に、早く帰れるように
時計の針を進めるのは、台湾あるあるだそうです。
朝食はホテルのバイキングだったのですが、スライスしたハムは、
日本なら一番端っこ(いわゆるヘタですね)は料理に出さないのです
が、台湾では二日連続でキッチリ入っていました。
台湾は地震が少ないそうですが、建築の基準はあるとは思いますが、
守られているようには見えませんでした。
一階は、やたらと柱が無い建物が多かったですし、土地価格が高い
ので、地下空間を広く利用している場所が多かったです。
建物なんかも、怪しい場所に行くと、出窓とか勝手に住人が改造して
いるようで、外からのビルの外観が全く統一感がありませんでした。
ブログの副題のダンジョンの定義には、塔も含まれているので、
まさにデープダンジョンのような建物が並んでいました。
このブログには、今まで写真は載せたことが無いのですが、これだけ
は載せておくことにします。
↓ ディープダンジョン(塔バージョン)
どうです?。これって絶対に許可を取っているようには見えないでしょ。
後から付け足したのは確実です。恐らく内部も改造されているはずで
す。巾50センチくらいの階段が、あちらこちらに付いていて、思いもか
けない場所につながっていたり、地下には魔獣が飼われているはず
です。
怪しげな住人には、正体が魔女やゴブリンがいるでしょうね。
ここまで勝手に改造すると、バラバラのようであって、不思議な混沌
とした統一感が感じられるのも、おもしろいですね。
(ハウルの動く城みたいにも、見えますね)
こんな改造してある建物の一階には、小さな店がいくつもあって、
バイクが店先の道の両側に、ずらっと限り無く並んでいました。
店の中からは、独特の怒鳴り合うような響きの台湾語が聞こえて
いました。
↓ ディープダンジョン(魔窟の通路)
数人で歩いていたから良かったですが、とても一人では歩けない
雰囲気でした。
(ポン引きは多かったです)
・・・・・・・・・・。
さて、夜の台湾事情です。
台湾は法律上、売春が合法化されています。オランダなどは教習所
の代金を身体で払えるそうですが、そこまではOKにはなっていない
ようです。
法律上は、売春はOKなのですが、
◎ 【許可されている地域は無いが、許可する法律はある】
という、何が何だか分からない状態になっています。
分かりやすく言うと、許可をするのは自治体にまかされていて、自治
体が、ドコドコの地域は許可しますと言えば、その地域での売春は
OKになるのですが、現在、許可が出ている地域は台湾中さがしても
どこにも無いそうです。
つまり、台湾には売春地帯は無いというのが建て前になっています。
実際は日本のキャバクラみたいな店があって、自由恋愛のような
形式での違法な店が、数多くあるのが実情です。
何度も言いますが、自分は利用はしませんでした。 (ここは非常に
大事なところです。受験なら確実に出る問題です。蛍光ペンで線
を引いておいて下さい)
利用はしませんでしたが、二日間で行ける範囲で、リポートして来ま
した。(添乗員さんに協力していただきました)
以下、RPGゲーム風に説明をさせていただきます。
キャバクラのような店を想像して下さい。まず、安い店は女性のレベ
ルも低いです。
ドラクエでも最初はレベル1のモンスターが出て来るようなモノです。
(モンスターの年齢は30代後半万歳~50万歳以上と推測されます)
そのレベルで飲み代5000ギル。ショート25000ギル。ロング35000ギル
と、村の古老が話していました。
(注:ギルはゲームの、ファイナルファンタジーの通貨単位です。実は
昨日、約十年ぶりにファイナルファンタジー15の新作が発売されたの
で、記念に単位をギルで表示させていただきます)
(注:モンスターと戦闘の話がまとまった後に、カラオケなどに一緒に
行くと、二人で10000ギルくらいボッタクられる店に連れて行かれる
こともあるそうなので、注意して下さい)
レベルが上がって小ボスモンスターが居るダンジョンクラスになると、
飲み屋の全員が戦闘可能なモンスターではなくて、一部のモンスター
だけが対戦可能です。
(モンスターのレベルは先のダンジョンに比べて上になっています)
値段はそれほど変わりませんが、数が少ないので、戦闘できない
可能性があります。退治したいなら早めの時間帯に行って下さい。
添乗員さんに頼んで、最強のモンスターがいるダンジョンにも潜入
して来ました。
台湾で一番有名なプ○ス○○ジというダンジョンです。行けたのは
ラッキーでした。
(早い時間帯というか、一番乗りだったので、モンスターがズラリと
並んで迎えてくれました。 壮観です。足が震えそうでした。)
ここのモンスタ-は、全員が一級品でした。ダンジョンにいる全て
のモンスターと戦闘可能だそうです。恐らく全員が強烈な攻撃力
があって、高レベルの戦闘呪文を詠唱してくるでしょうね。
(年齢は三十万歳前後と言ったところでしょうか)
気合を入れて戦闘しないと、スグに昇天・・・いや、死亡することに
なるでしょう。
(バイ・・・薬草やポーションは用意しておいた方が良いでしょうね)
ダンジョンのボスに、いろいろシステムを聞かせていただいた後に、
その気が無いことを告げると、あっという間に周りからモンスターの
気配が消えてしまって。
代わりに飲み代の分だけ相手をしてくれるスライムが現れました。
(要するに、プヨプヨしていたと言うことです♪)
一級品のモンスターと戦闘するには、最初のレベルの低いモンスター
と比較すると、飲み代が3000ギル。ショートとロングで各15000ギル
くらいのアップが必要になります。
ちなみに、どこにも属していない街角にいる、はぐれモンスターとも
話が出来ました。(ブラブラしてると集まって来ます)
レベルは、そこそこあるようでしたが、ダンジョンに連れ込まれてから
どんなモンスターが出て来るかも分からず、一番危険な相手かもしれ
ません。戦闘には16000ギルくらいが相場のようですが、恐らく他に
ホテ・・・闘技場代が必要となります。
以上。勇者(体験者)にはなれませんでしたが、かなり詳しくレポート
できたのではないでしょうか。
自分のようにレポートをしに行く人は、顔の利く添乗員さんの紹介で
行くことをすすめます。冷やかしで行くと大変なことになっても知りま
せんよ。
これから行く人の、多少でも参考になれば幸いです。
(注:戦闘代は、土曜・日曜料金です。平日は多少安いそうです)
この階・・・じゃなくて、今回にてディープダンジョンの話は終了です。
本日は、これまで!
追記:1
前回のブログに書いたのですが、故宮博物館という中国から蒋介石
さんが持って来た宝物を展示してある博物館で、「台湾あるある」の
話があったのを忘れていたので書いておきます。
今回の添乗員の「呉さん」が言っていたのですが、中国人を博物館
へ案内すると、「これは中国のモノだ」と、必ず言われるそうです。
その時は、「台湾にあるから、こうやって見られますが」あなたの国に
そのまま置いてあったら、全て砕けて無くなっているでしょう」って、
答えるそうです。
そう言うと、相手は何も答えられないそうです。
追記:2
最終日は時間があったので、朝から全身マッサージに行って来まし
た。志村けんさんが利用する店で、入り口にバカ殿の写真が載って
いる健全な店です。
六人が乗れる小型のバスが迎えに来て、それで向かったのですが、
例のごとく、バンバン飛ばして行きます。
事故を起こしてもおかしく無い速さで、乗っている六人もビビっていた
ので、何とか笑わせようと思って・・・。
「凄いね。映画だ!。運転しているのはブルース・ウィリスじゃね・・・」
と、言って見たのですが・・・し~~ん。でした。
受けない笑い話くらい、むなしいものは無いですね・・・。
もう少し笑いのレベルを上げないといけないと思った自分でした。
・・・おわり。