トリビアとは、ラテン語で三叉路を意味する言葉です。
古代ローマの都市では、三叉路が多かったことから「どこにでも
ある場所」「ありふれた場所」を指す言葉として使われたそうです。
・・・・・・。
熊本の地震は、悲惨な状況になっていますね。
昨日の段階で、「余震に気をつけましょう」なんて、言っていましたが、
前兆の地震を、本震と思っていたわけですから、地震学者の
【面目丸つぶれ】というヤツで、でたらめの推論を
並べていただけで、いかにウサン臭い、適当な職業であるかを世間に
あらためて認識させてしまったワケです。
今朝のニュースの映像はヒドイものでした。いたる場所で住宅が
半壊し、道路が壊れていました。
ボーリング場のピンの看板が、転げおちて道路をふさいでいて、
巨人のボーリングのレーンのような姿に見えました。
昔から【地震 雷 火事 オヤジ】と言って、恐ろしいモノの一番手に
上がっている災害ですから、なんとか予知ができるようになって欲しい
ものです。
前に、GPSや、電波を雲に当てて反射で予知する「地震予知」方法が
当たると評判でしたが、今回はどうだったのでしょうねえ。
今回の地震の前には、「虹」は見えたのでしょうか、
伝説の【椋平虹】 (←リンク可)ならば、予測が可能だったで
しょうか。
ずっと昔から地震予知は研究されていますが、いつになったら正確な
予知ができるようになるのでしょうね。
・・・さて、地震より身近なモノでも、その原理が分かっていないモノは
多くあります。
たとえば、「北斗の拳」で、ケンシロウが、指をボキボキと鳴らす場面が
ありますが、あれって、どうして音がでるのでしょうか?
不思議に思った人も多くいると思うのですが、ちょっと前までは、自分は
骨の関節がこすれて鳴っているモノだと思っていました。
しかし、良く考えると、関節同士がこすれたりしたら、痛くて仕方が無いと
思います。何度も鳴らしていると、こすれて減るかも知れません。
最近の研究によって、科学的に音の鳴る仕組みが解明されたそうです。
関節と関節の間には、なめらかに動かす為の「滑液」というモノがある
そうですが、関節が急に引き離されると、滑液の圧力が下がり、気泡が
生じ、その隙間に滑液が一気に流れ込む時に、「ポキッ」と言う音が
するそうです。
「ヘー」と思いますよね。
・・・「で。それがどうしたの・・・」とも思います。
たったそれだけの話なのですが、どこにでもトリビアは転がって
いるということですね。
本日は、これまで!
追記:1
最初の文で、トリビアは「どこにでもある場所」「ありふれた場所」という
意味で使われたと書きましたが、長い年月の間に「くだらないこと」
「ささいなこと」などを意味する名詞に変わって行きました。
最近では「雑学」や「知識」という意味を含む言葉として使われるように
なって来ているそうです。
追記:2
接着剤って、どこにでもありますよね。
最近は瞬間接着剤、金属同士の接着剤とか、金属とプラスチックとの
接着剤とか、専用の接着剤も開発されています。
教科書などに貼り付ける「付せん」は、何度もめくったり貼ったりできる
特殊なノリが使用されています。
接着剤は、なぜ「くっつく」のか・・・これって、まだ科学的に解明されて
いないそうです。
(仮説はいくつかあるそうですが、科学的にはそのメカニズムは証明
されていません)
その昔は、樹脂のニカワや、米粒をノリの代わりにして使っていた歴史
もあって、ノリの使用履歴は古いんですがね。
なぜ「くっつく」か分かっていないなんて、不思議なものですね。
まあ。普通の人は、生活していて、接着剤がくっつけば問題が無いわけ
で、理由なんて知ってても知らなくても良いモノなんですがね。
これもトリビアと言えばトリビアと言える話です。
おわり。