たわごと9(美女の青い影) | 単車の虎ブログ  さらばモバゲー単車の虎 度々たわごと

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単車の虎ブログ第二章。配信停止のその日まで。新たな気持ちで再開したつもりが、今はただの課金ゲームになり下がり、惰性で続けることに・・・ブログはもはや「たわごと」のみとなっております。

イベント「特攻最前線 比叡山の攻防」開催中です。


自分は今回は全くやっていないので(自然回復分のみやってます)


書くことがないので、本日は「たわごと」とします。



南沙諸島の米艦艇航行の話を書こうと思っていましたが、


昨夜、たまたま見たNHKのテレビの番組で、思うことがあったので、


そちらの話を書くことにします。



毎度のごとく自分の極端な偏見と、NEWSの斜め読み


による意見なので、コトの真相は自分で調べることをオススメ


します。


もちろん、後の責任は取れませんし、取りません。




・・・・・・。




昨夜、何となくNHKを見ていると、たぶん再放送だったと思うの


ですが、【南アフリカの新たな格差】という番組をやっていました。




マンデラという、のちに南アフリカ初の黒人大統領となった有名な


方が、アパルトヘイト(人種隔離政策)を廃止させて、人種差別を


無くしたのですが、結局、貧富の格差は解消されず、いまでも


格差が世界で最も大きい国の一つになっている話でした。




93年にノーベル平和賞まで受賞したマンデラ氏でしたが、


政治家としての能力は無かったと言うか・・・民主主義が根付いて


いない国の悲しさと言うか・・・結局、目先の欲望に負けてしまう


と言うのが、人間の本性なのでしょうか。




資料に書いてあったので脱線しますが、ミャンマーの民主活動家


アウンサン・スーチーさんも、同じようにノーベル平和賞を受賞して


いますが、マンデラ氏と同じように、政治家としての手腕には


疑問があり、このままでは南アフリカと同じ道をたどるのでは


無いかと懸念されています。


(スーチーさんの支持母体の仏教僧は、難民を大量虐殺している


という話があります。本人も容認しているとか・・・本当でしょうか)




アパルトヘイトが廃止され、マンデラ氏は93年にノーベル賞授与。


94年には大統領になります。




南アフリカの世界最大級のプラチナ鉱山では、それまで厳しい


労働環境と、低賃金で、大勢の黒人が働いていたのですが、


経営者に人種差別撤廃の為に多大な貢献をした人が付いて、


黒人労働者たちは「これで自分たちの生活も改善される」と


喜んだのですが、テレビの再現ドラマシーンでは・・・。




その黒人経営者に回りの重役が「賃金をどれくらい上げようか」


と相談するのですが、「しばらく、このままで行く」と意外な返事が


帰ってきます。・・・・・・・。




しばらくといいましたが、結局、それから16年。条件は全く


変わらなかったそうです。




それで、2012年に労働者3000人がストライキを起こすのですが、


鉱山警備員と警察が発砲し、死者が34人・負傷者78人も出ます。




国家検察局は、警官側への責任は追及せず、ストライキに参加


していた270人の労働者を殺人共謀罪の疑いで逮捕拘留します。


この殺人共謀罪は、アパルトヘイト時代に、黒人を弾圧する時に


用いたもので、皮肉な結果となりました。




その罪状を用いたことの国民からの反発と、一方的に銃で


労働者を殺傷する動画が世界に流れたことから、世論に押され、


270人は全員釈放されることになったそうです。


(動画は、多分、検索すれば見ることが出来ると思いますが、


回りを囲んで逃げられなくしておいて、一斉射撃です。同じ黒人


同士なのですが、信じられない光景です)




先に出た黒人経営者は、特に罪を問われることも無く、今は


豊富な資金力で政治家に転身しているとか・・・。




権力を握ると、人は変わってしまうのでしょうか。それが、


人間の本性なら悲しいものです。


そう言えば、どことは言いませんが、ある国の大統領は、交代


するたびに、本人や身内の悪事がばれることを繰り返して


いますが・・・・。




・・・・・・。




さて、上記の番組を見て、ある小説を思い出しました。


目の前の自分の本棚にあるのですが、文庫本で緑の背表紙の、


通常より薄い厚みの本です。




題名は【美女の青い影】。作者は平井和正さんです。


出版は角川文庫。短い六話の話が載っています。




その中の一つの話で【赤ん暴君】という題の小説があります。




赤ん坊と言えば、生まれて間もない子供のことです。まさに


人間の本性そのままとも、言えます。


・・・暴君と言えば、悪逆非道な君主のことを言います。




うろ覚えですが、だいたいこういうストーリーの話です。


警察署内で、ベテランの刑事のところへ、若手の刑事があわてて


駆け込んで来て、補導してきた少年が、急に目の前で消えて


しまったと言います。




ベテラン刑事は信じないのですが、少年と話していたという


部屋へ行くと、少年が持っていたノートだけが残っていて、何かの


手がかりがあるかもしれないと、若手刑事と二人でノートを開き、


内容を読みます。




ノートには信じられない話が書いてありました。




少年の家は、両親と姉と少年の四人家族なのですが、弟が


生まれて五人家族になります。




少年は赤ちゃんが可愛がられて面白くなくて、赤ちゃんに意地悪


をしていて、不注意で床に落としてしまいます。


頭を打った赤ちゃんでしたが、大きな怪我もなく無事でした。




しかし、その後、おかしなことが起こり始めます。赤ちゃんが


嫌いだった少年は、よく怪我をするようになります。




母親と姉は以前にも増して、赤ちゃんを可愛がるようになります。


姉が学校行事で出かける日は、天気予報は晴天でも、急に


大雨が降り出したりして、行事が中止になります。




父親と少年は、大きな怪我をするようになり、少年は、これは、


赤ちゃんが不思議な力で、家族の中で邪魔な自分たちを


処分してしまおうとしているのではないかと思います。




怖くなった少年は、今までのことを書いたノートを持って家を


飛び出し、その後、補導されたことが分かります。




ベテラン刑事と、若手刑事が、ノートを読み終わって顔を


見合わせていると、いつの間にかノートが無くなっています。




「あれ、俺たち、何をしていたっけ・・・」


「何でしたっけ・・・・」


・・・・どこかで、赤ん坊の笑い声が聞こえた気がした・・・・。




たしか、こういう終わり方でした。


人間の本性は、自分のことしか考えられないものなので


しょうか・・・。





本日は、これまで!








追記:杭偽装!


単車の虎65で書いた通り、出てきましたね杭偽装!




だからやめとけ!って、書いたのです。


昨日は北海道。今日は、さらに北海道と横浜・・・・。


明日は我が身か・・・・と、思っている現場監督は沢山いると


思います。




恐らく、データの転用をしたことが無い杭打ち担当者は、


皆無と言ってよいと推測します。


(言い過ぎかもしれませんが・・・)




知らぬが仏


寝た子を起こしてしまいました


藪を突いて蛇を出してしまいました




絶対に遅れられない工期と金の圧力


劣悪な労働条件(猛暑・豪雨・極寒)の中での仕事は、


どうしてもこういう事が起こります。




昔は長めの杭を注文して、飛び出た部分は切ってしまう方法が


あったようですが、切るための費用とか、強度の問題で


なくなったように聞きました。(一部では、今もあるそうですが)


(切るための工期もかかる為、当然、無くした方が速くて安く


完成します)




本当は杭の打つ場所を、全て調査して、それから杭を発注すれば


製作を間違わない限り、問題は無いのですが、当然ながらそんな


費用は無いので、数箇所の調査で全体の支持地盤の状態を


推測して杭を発注しているのです。




長さの足りない杭があって当然、無ければ不自然なの


です。


あなたのマンションは大丈夫ですか!


販売主に聞いてみて下さい




聞くことは一つです。ウチのマンションの杭工事の


工期は予定通りでしたか? 


予定通りならヤバイです。(たいてい予定通りです)




本当に、この問題は触ってはいけない部分なのです。





寒!。剣呑。剣呑。