ダサい自分と承認欲求
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昨日のゲームに関する記事にも関連しますが
不登校当初というのは大きな挫折感不安感があり、とてもじゃないけれど動けない状態になります。ところが楽しいおうち生活をしていて心も身体も元気になってきているのに、高校生以上になると、なかなか動けない状態というのが続きます。
この時にとても惑わされてしまうのが
「不登校児でも〇〇高校に行けます、〇〇大学に行けます」
という不登校専門塾の甘い誘惑です。
別に、〇〇大学に行って△△を学んで、将来は□□の仕事に就きたいから誘惑されるわけではありません。○○大学に行けば、仲間にマウントを取れるから誘惑されるだけであって、夢があるというわけではありません。
親の心配は
「この子は将来食べていけるのだろうか?」
「この子は将来何からも逃げ出す子になるのではないか?」
であるのに対して、
不登校児たちの視点は全く違います。
それは将来食べていけないことへの焦りでも何でもなく、加えて言えば親への承認欲求は薄く、同世代の仲間への承認欲求(近所の友達、昔の同級生にスゲーと言ってもらえるか見下されないかどうかがボーダーになります)と異性から受け入れられない焦燥感がメインです。私の場合も一番の心配の種はダサい自分を受け入れられないことと将来結婚できないんじゃないかという焦りでした。具体的には結婚は遠すぎて、やはり彼氏ができないこと、出会いがないことを心配していました。
高校生の子に親が
「何が心配なの?」
と聞いたところで
「モテないのが心配、彼女(彼氏)ができないかも」
なんて絶対答えないので、このあたりの年齢になると親として踏み込むことが難しくなっていきます。
ただ、これは高校生以上の子に当てはまることで
小中生の場合はもうちょっと単純です。
疲れている、心に傷があるから家で休みたい→元気になったら外に出たい→外に出たけど久しぶりでどう振舞っていいのかわからない→小さいことから始めてしばらく頑張ったら慣れた→継続登校
特性等があると、心に傷はないけど、学校がつまらない、集団行動に適応できないから登校したくない、と言う子も多いですね。ただこちらも自分の成長と周囲の成長によって通えるようになったりします。
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