ノズルが短いタイプのイヤフォンにつけるといい感じになってお気に入りなイヤーピース、NICEHCK P03を買ってからだいぶ経ちました。
購入したイヤフォンも40本に到達し、イヤーピースが足りなくなってきたここで、気になっていたアレらを手に入れてみようと思いたち、ようやく入手してみました。
そう、NICEHCKが出しているイヤーピースの残り2種を買ってしまいましたよ。
今回は、今まで持っていたP03と、今回購入したC04、C03を比較してみようと思います。
先に断っておきますが、私はイヤーピースを選ぶ時は装着感の良さを一番重視しているので音質の変化についてはほとんど触れないです。それが知りたい方には恐らく役に立たない記事だと思いますのでそこの所ご了承ください。
三種ともAliExpressでほぼ同じ値段で購入したんですが、真ん中のC04だけ4セット入っていてお得感あり。Amazonだとこんな値段で売ってますね。アリエクだとP03の方が高いんですが逆転してて面白い。
このAmazonのはサイズ違いのセットが入っていますが、私はアリエクでMサイズのセットを購入しました。自分の耳のサイズがわかってる方はアリエクで買うほうがよさそう。ていうか、Amazonの値段高すぎ・・・
3種を簡単に比較すると(左からP03、C04、C03)ぱっと見でわかりやすいのはC04のノズル開口部が少し小さいこと。ノズル開口部が小さいと低音が強まるらしいですが私にはそうかな?といった程度。
他にわかりやすい違いとしてはノズル部分の硬さですかね?透明のC03が一番固くしっかりしていてP03とC04はそれより柔らかくぷにぷに。
P03とC04の違いはノズル先端の透明な部分のはみ出し量の違いなんですがこれは写真を見てもらったほうがわかりやすそう。(装着モデルはTRN VX PRO)
青いC04の方がノズル先端からはみ出た透明部分が少なくて固く感じ、ピンクのP03の方が多いのでぐにぐにと柔らかい感触です。P03がノズルが短いのに合うのはこれが理由。耳奥までしっかりとこのぷにぷにを差し込めるのでよく密着するんですよね。ノズルが長いタイプに使ってしまうと逆に奥まで差し込めなくなってしまうので逆効果。
C04とC03を比べてみるとこんな感じ。C03はノズル先端からの飛び出しはC04と同じくらいなのですが、ノズル周辺が固めなのでゆるくて落ちやすいものに使ったらよさそう。ちなみにC03、C04ともにノズルが長いものにもいい感じにフィットしました。
3つのイヤーピースの違いはこんな感じで唐三彩のバランスとナローほどの差ではありませんが結構差異がありました。それぞれ合いそうなものを独断と偏見で考えてみたのでこのあとに載せますが、耳の形は千差万別、参考程度にご覧ください。
P03
ノズルからのはみ出し量が一番多いので、短いノズルタイプで普通のイヤーピースだと耳奥までしっかり届かないイヤフォンにオススメ。
笠の広がりが大きめなのでふんわりと優しくフィットするのもいい感じ。
NICEHCK StringSnowにはこれが一番あってました。
C04
よくあるイヤーピースとほぼ同形状をしているので普通のイヤーピースで問題ない時の交換品、アップグレードとしてオススメ。
気のせいかもしれませんがばらついた音がキュッとまとまる感じがするので騒がしく感じるイヤフォンにつけるといいかもしれない。ボーカルが前に出てくる感じもするけれどこれはちょっと自信ない。
私はT-earTipsの代わりに使おうかなと思ってます。
C03
ノズル部分がかっちりとしているのでぶよぶよなイヤーピースでは達成できなかった密着感、密閉感を求めている人にオススメ。ノズル先端が他と比べて固いので耳栓のようにしっかりと耳を塞げます。その分反発感も大きいので長時間つけるのには向かないかもしれませんがこのしっかり感は他にないかも。サイズ選択が難しそうです。私は普段T-earTips、唐三彩だったらMサイズを選んでいますが、こちらC03もMサイズで大丈夫でした。Lサイズは耳奥まで入らなそう。
こうやって比べてみましたが、いかがでしたでしょうか?それぞれの特色が伝わっていたらいいなと思います。イヤーピースを音質で選ぶ人には全く参考にならなかったかもしれませんが最初に断っていたからいいよね?
この3種、どれもしっかりと密閉がとれるし耳へのフィット感もしっかりしているしそんなに高くないのでオススメです。軸がしっかりめなので取り外しがしやすいのもいい所。その分軸が太めなのでノズルが太めなものには要注意ですが(OrchestraLiteはギリでした)ほとんどのイヤフォンに合うと思います。
NICEHCKのイヤーピースのご紹介でした。是非試してみてください、オススメです。











