AliExpressのサマーセールで買った最後のものが届きました。3週間以上届かなかったのでもう来ないのかと思った。
サマーセール終了後にもかかわらず価格を変えるのを忘れたのかお値段がセール価格そのままになっていたのでつい魔が差して購入してしまったもの。
そういうわけで厳密にはサマーセールで買ったとは言えないのですがそういうのは置いておいてサマーセールで爆買いした8本目のイヤフォンの紹介です。
と、本題にすぐ行きたいところなのですが、私が中華イヤフォンにはまったきっかけというか、始まり?はこのイヤフォンからでした。
耳たぶにひっかけるタイプのイヤフォンに興味を持っていた時期であまりの安さに飛びついたのですが結果あんまり良くないものだったという残念な記憶なのですが、それを上塗りすべくこちらを買ってみました。
・QCY Crossky C30S
このタイプのワイヤレスイヤフォンはずっと欲しかったのですが、有線を優先していたので買うのを我慢していました。我慢していたらLDACに対応する新型がでていてなんかいいタイミングで購入することが出来ました。
当初買おうとしていた前モデルのC30をレビュアーさん達が絶賛していたので早く試してみたかったんですが、焦らなくて良かったです。
購入したのはAmazonでは取り扱いがない赤いタイプ。外で使うつもりはないしケースの色使いがとても良かったのでこの色にしてみました。それでは開封していきます。
ね、なんかいいでしょ、この赤とベージュの組み合わせがとてもおしゃれ。
説明書に日本語はなかったんですが、英語を頑張って読んで一応理解しておきました。
QCYの管理アプリが使えるみたいなのでタブレットにダウンロードして接続。
とりあえず接続方式をLDACにして試聴開始!
・音質はどう?
恐る恐る色々再生してみたんですけど、なるほどレビュアーさん達が絶賛していたことに納得。
正直言って低音が有線イヤフォンに比べて頼りないせいで迫力はないんですけど、中高音の解像感がよく、シャリ付きのない結構くっきりした出力で全然悪くないです、ていうかふつうに良い。以前格安で購入したものと比べると別物。十分いい音であると言えます。
ただ、どの端末に接続しても音量が我慢できるレベルにしか上がらないのが気になる。普通のイヤフォンが10段階中3くらいでちょうどいいくらいならこちらは7くらいにしないと弱く感じちゃう。もうちょっと最大音量が欲しい。まぁ、そもそも利用場面がながら聴き用のはずなので音楽に集中したいならこれを使うべきではないし文句を言うべきでもないよねといった感じ。
人の声あたりの音域が特にくっきりしているのでもしやと思ってYoutubeのバラエティ番組系を再生してみたらなるほどなるほど、人の声がくっきり再生されるのでトーク番組で非常に心地よく使えました。
スピーカー出力部分を耳奥に差し込むようにすると低音もしっかり聞こえるのでこれはイヤークリップ型の仕方ない欠点なのかな。耳の形によって聞こえ方が変わりそう。ちなみにクリップが落ち着く位置は私の場合は一箇所でした。上下には動かないしとてもいい装着感。
そう、着け心地ですがこれは快適の一言。つけていることを忘れるくらい(実際に忘れたことあり)挟み込む力はちょうどいいしそれでも落ちる気がしないくらいしっかり固定されます。クリップ部分が柔軟に開くので付け外しも簡単。マジでよくできてる。
骨伝導イヤフォンも持っているのですがそれよりも装着感が快適なので長時間つけていても大丈夫そう。
さてここで、唐突ですが例の安いだけでどうしようもない音質だったクリップ型の先輩方登場。
左側の白いのが最初に買ったクリップ型で音色はいいんだけど音の出口の位置が悪すぎだしクリップが硬く小さすぎて耳にいたかった450円のT75。
黒いのは白いのを買った勢いでより良いものを求めて買ったもののクソザコ音質すぎた650円のX22。
音の出口に注目。C30S、ちゃんと装着したときに耳穴を狙う位置にあいています。
白いやつがいかにとんでもなかったのかを伝えたい、ただそのためにこの写真撮りました(笑)黒いのはちゃんと耳穴に向かってるけど音質がクソなので無意味。
大きさはこんな感じ。白いやつがいかに硬くてつけにくかったかを伝えたく、こんな写真も撮ってみました。白いの、本当に音だけはよかったんだよ。もったいない。
全く役に立たない情報だったかもしれませんがそれが私のブログなんで許して。以前購入したクリップ型がどうしようもなかったというお話でした。
さて、このC30S、LDACだけではなく空間オーディオ機能もついているということで一応試してみました。
(1回押すの所が無効になっていますが、後日、右側を音量プラス、左側を音量マイナスにとりあえずしてみました。右側にまとめてワンクリックで音量プラス、ダブルクリックでマイナスにする設定も考えていますがどうするのがいいかは今後考えます。クリック感がないので使いにくいのと音量調節は接続する端末側でできるのでなくてもとも思うのですが皆さんはどう使ってるんですかね)
設定はQCYのアプリから。LDACとの共存はできないみたいで空間オーディオをオンにするとLDACはオフになります。(この画像では肝心のところが隠れちゃってます、すみません)
ちょうどAmazon Music Unlimitedを無料で試せたので(せっかくなので試してみた。3ヶ月無料らしい)360Reality、ドルビーアトモスに対応した曲で試してみました。
うん、面白い。特にYOASOBIの怪物は1:40頃から声が左右にゆらゆらするしちょっと回り込むように聞こえてドキドキ。 空間オーディオ(360 REALITY AUDIO)は初めて聞いたのでよくわかりせんが広い音場が大好きな私にはなかなか良い機能。
試してみたくなって空間オーディオ版を空間オーディオ非対応イヤフォンで聴いてみたのですが、左右に動くけれど耳横まで回り込む感じはなくなったので空間オーディオ機能ってのはこういうものなのねと理解できました。
ちなみにブラウザでAmazon Musicを開き同じ曲を開いてみたら、360もアトモスもないただのHD版が再生されました。音源の左右移動もありませんでした。へぇ。
なお、普通のステレオ音声を空間オーディオオンにしてC30Sで聞いてみるとオフの時と比べて広がって聞こえます。これは好き嫌いでそうな感じ。私はLDACで接続したいからオフかな。
色々試していたら空間オーディオいいじゃん!っていうのをみつけました。
ねえ、クラシックにメッチャクチャ合うんだけど・・・ホールで聞いているような包みこまれる音場が非常に心地よい。
だけど残念なのはC30Sだと全体的に薄く聞こえてしまうのでクラシックには全くあわない音質。これで普通のイヤフォンタイプだったらどれだけ楽しいんだろう。
やっばい、空間オーディオ対応のTWSが欲しくなった。
ちょうど7月24日にBOSEのQuietComfort Ultra Earbudsの新型が出るのよね。
BOSEのはQC Earbuds IIを持っているんだけどウルトラが出ても我慢した。ここで買うべきなんじゃないか?ノイズキャンセルイヤフォンは必要経費よね?(騒音に究極に弱い体質)
空間オーディオに興味持たなければよかった^^; 次に買うイヤフォンはKiwi Earsのあれのつもりだったんだけど予定変更だなぁ。3万、いや4万か、どうしよう。
話がそれたのでC30Sの話に戻ります・・・
耳を完全に塞ぎたくない、日常生活を送りながら音楽やトーク番組を聞きたいという目的には骨伝導イヤフォンが定番と言われていましたが、このクリップ型のS30S、かなりおすすめできます。骨伝導イヤフォン(比較はShokzのOpenRun)と比べてこもる感じが無いので長時間聞いていても苦じゃないし装着感は完全にクリップ型のほうが軽くて身軽。
大きな欠点は今のところ見当たらないですね。Bluetoothの接続も悪くないし、音質はこの構造のイヤフォンにこれ以上を求めなくてもいいんじゃないかなと思えるレベル。ケースもちっちゃくて軽くてかわいい。あ、忘れてた!
C30S、イヤフォンの形が左右同じに見えるので間違えて収納しちゃうんじゃないかと思っていたら、逆には入らないようになっていました。こういう気遣いもみられてかなり好印象のイヤフォンです。
かなり気に入りました。部屋でYouTubeを見るときはいつもはスピーカーなのですが、夏になると私の部屋はファンが最大5つ動作してそれらの音で聞きづらくなるのでこれを使うのもありかなと思っています。普通のイヤフォンでもいいんですけど、それだと外部の音が完全に聞こえなくなってチャイムが聞こえなくなったり異常があったりした時に気が付きにくくなるので使いたくないんですよね。
セールが終わったのに値段がそのままだからって買ってしまって若干後悔していたけど買ってよかった。かなりいいものを買えた感じがして満足です。
QCY Crossky C30S、おすすめです。ながら聞きを多用する方、持っていて損にはならない、むしろ特になるイヤフォンだと思います。セールの時期などを狙ってご購入いかがでしょうか。
余談:一応クリップ型のイヤフォンを手に入れることができて満足はしているんですけど、QCYの上位機種C50とか、EarFun ClipとかBOSEのUltra Open Earbudsとか気になるのが多すぎるのよね。さすがに買わないけど興味あるよねぇ、欲しいよねえ・・・物欲は止まりません。