あー、家に入る時にいちいち鍵を出すのがめんどくさい!!!!
あのスマートロックさえ導入できれば!とずっと思っていたんですけど(私は便利になることならなんでも導入する人なのです)私が住んでいるマンションは恐らく1980年代に建てられた築40年にもなろうかというかなり古めなマンションなので使われている鍵がちょっと古めで対応するものが少なく導入を見送ってきていました。
そんな苦々しく思っていた所にこんな商品が!
そう、これ、これ!うちの鍵はこれなのよ!
セサミとかSADIOT LOCKとかQrio Lockとかいろいろあるんですが、どれも対応アダプターを注文しないといけないのが面倒で見送るしかなかったのが、ついにわざわざアダプターを注文しなくても標準状態で取り付けられるものがでてきたと大いに盛り上がった2024年。さて、買うぞ!と見てみたら結構お高くて撃沈した2024年。
一年待ちました。何度かセールがあってもまだ!と我慢していたのですが、先日胃腸炎でダウンしていた際に気の迷いで注文してしまい、ついに我が家に届いてしまいました。
セール価格でも指紋認証パッド付き18980円と決してお安くないものなのですが、届いてしまったものは仕方がない。さっそく開封して取り付けていきますよ。
結構高級感ある外箱にわくわく。何度体験しても新しいガジェットの開封はたまらないものがあります。それでは、開封!
えー、色々入ってます。大まかにわけると本体、キーパッド、説明書、取り付けセットって感じでした。ドライバーも入っていたので工具類一切他に用意しなくても取り付けられました。
Switch Botの公式ホームページから買うと特典シリコンカバーがついてくるのは知っていたのですが、Amazonで買ったものにも付いてきました。これは嬉しい!西日が当たるところなので後で追加購入しようか考えていたところなので助かりました。
そして、取り付け。詳しくは他のBlogや動画で何人もの方が解説されているので簡単に。高さを合わせてドア側を綺麗にして粘着促進剤を塗布し貼り付けるだけ。凄く簡単・・・とは言えなかったか。うちの鍵、サムターンとハンドル?(握って回すあれ)の間隔が狭いので位置合わせが結構シビアでした。サムターンとスマートロックの動作部分を一直線にするとどうしても本体がハンドルに当たってしまうのでちょっとだけずらす必要がありその軸がずれた状態でも鍵がスムーズに回るギリギリのラインを探る作業にけっこう時間がかかってしまいました。ともあれ、なんとか設置できたのがこちら。
結構存在感あります。上でも書きましたがハンドル部分と本体の間隔がほとんどないので正直開けにくくなりました。でも、下から掬うように回すようにすれば問題なく開けれるのでまぁ良かったかなと。
(↓後にこうやることによって開けにくさは解決しました)
困ったのが扉が閉まった状態を検知するための磁石の位置。本体と磁石の水平位置が30mm以内と指示されているのですがどう考えてもそれは無理。マスキングテープを利用していろいろな所をためしてみたところこの位置でも反応することがわかったのでここにつけてみました。
取付が終わり、いざペアリングという所でここでもハプニング。最初Pixel 8 Proを利用してペアリング作業をしていたのですが、どうしても指紋認証パッドがペアリングできない。初期不良つかんでしまったか?とめちゃくちゃ焦ったのですが、iPadを利用したところすんなりうまくいったのでペアリングがうまくいかない方は参考にどうぞ。
ちなみにSwitch Botアプリを利用するのですが、同じアカウントでログインすることによってどの端末でもペアリング状態になってくれて便利でした。(iPadでペアリングした後にPixel 8 Pro側のSwitch Botアプリをみたらペアリングされた状態になってました)
指紋認証パッドはパスワードの入力と指紋の入力を先に済ませてから取り付けることにしました。玄関の外でやるよりスマートじゃん?
数字のパスワードは6桁から。え、4桁だめなの?(´ε`;)ウーン…となりながら設定し、指紋は親指と人差し指を登録。認証速度はまぁまぁ速く、音もするので結構気持ちよい動作感。
非接触式のカードも利用できるのですが、Switch BotのはモバイルSuicaは無理。他のメーカーのは出来るだけにここは非常に残念。今時カード型のSuicaなんて使っている人いないよ。(ちなみにSuicaも使えず、専用カードのみ使えるようです)
2025/05/11追記
どうやらSwitch Bot スマートロック Ultra発売と共に、Suicaにも対応した新型が発売されているようです。まぁ、弱点潰してきますよね。ファームウェアでの対応だとなお良かったのですが、そうではないみたい。残念。
ドアハンドルと垂直にびしっと取り付けたはずなのに本体の形状のせいで曲がってみえるのがちょっと嫌なんですがまぁ、こんな感じで取り付けました。
さて、肝心の使い心地ですが、なかなかいい感じです。プロにして良かったなと思うのが室内側、本体のボタンを押すと鍵の開閉ができること。プロじゃない方や他メーカーのものは手動でひねらないといけないところ、ワンタッチで開けてくれるのは嬉しい。でも、それだけかな(笑)
正直、うちの鍵が標準的なものであったならわざわざこんなクソ高いスマートロックプロにする必要はなかったなっていうのがつけてみての正直な感想。モーターで鍵を開ける仕組みなんてどのメーカーも大差ないだろうし、鍵を開けるだけの機械に2万円近く払うのはちょっと馬鹿らしい。うちは狭いから遠隔ロックの必要性もないしね。
セサミ5の評判がとてもよいし一万円ちょっとで指紋認証パッド付きがあるので恐らく普通の鍵であるならばそれでもいいなって思っちゃいました。モバイルSuicaも使えるしね。
電池が単三電池を利用できるので他のCR123Aを利用するものよりお手軽だけど、それもそこまでメリットかと言えばそうでもない。普通にAmazonで買える電池だしねえ。
まだ取り付けて数日なので期待するのはこのクソ高いスマートロックならではの耐久性をみせてもらいたいところ。
あと、そうだなぁ、最初、5秒でしまるオートロックにしていたんですがうちではそんなにメリットを感じなかったのでオフにしちゃいました。自動でしまるより、指紋認証パッドのボタン部分にあるロックボタンで閉める方が心理的に安心感あっていいなって。自動で閉まらない時もあるみたいなのでやっぱ手動で締めた方が安心よね。
正直鍵を用意するのをめんどくさがらなければこんな高級品うちには必要なかったんですが、鍵無しで扉を開けられるのはじわじわと良さを感じられるのではないかと期待。せめて3年はノートラブルで稼働してもらいたいものです。
というわけで築40年の古い扉にもスマートロックをつけられたというお話でした。
質問などありましたらお気軽にコメント欄でどうぞ。
スマートロックプロ関連はこちらもどうぞ
【一度投稿してからの追記】
やっぱこんな高いのじゃなくてセサミでも良かったなぁなんてセサミの販売元、キャンディハウスのホームページを見ていたらこんなものを見つけてしまいました。