アリエクの百円ショップを覗くと毎回目に入って買おうかな?と思うものの、買うのをずっと後回しにしていたものを手に入れたので今回はそれをご紹介します。

 

 

トライというメーカーのクラリオンという名称のイヤーピース。普段使いのお気に入りイヤーピースはTRN T-Ear Tipsなんですが、イヤフォンが増えすぎて足りなくなっちゃったので試しに買ってみたのでした。

 

 

届いたものがこちらで、今回はMサイズを選んでみました。

3セットで360円くらい?10セット入って500円というものがあることを知っているだけにそこまで安くは感じない価格。さて、どんなもんでしょうか。

 

 

あけてみて思ったのが開口部の広さ。隣に並べたTRN T-Ear Tipsと比べると違いがよくわかると思います。この形状、どこかで見たことあると思ったら

 

 

KZ ZNAに付属していたアレそっくりの大きさでしたね。肌触り(耳触り)がよくないので使用していなかったのですが、音場が広くなることは気に入っていたので耳触り良ければ代わりになるかもしれない。期待大です。

 

 

今回買ったTRI Clarionの特徴は一目でわかる開口部の広さと、イヤフォン本体のノズル先端からイヤーピース先端までが他のイヤフォンより長いこと。イヤフォンからかなり離れたところで開放することが音にどう影響を与えるか。ちなみに左からZNA純正、TRI、TRNです。

 

 

ZNA純正に似ているということで、ZNAにつけて試してみました。イヤフォンのノズルからイヤーピース先端まで長いことがわかると思います。

 

聞いてみた感想ですが、うーんって感じ。なんだか低音がスカスカになっちゃう。装着感は悪くなくてゆるゆるではなくしっかり挿入できているのになぜかの結果。シリコン部分が薄くてぺにゃぺにゃなせいか、開口部が広くて密閉度が低いせいか・・・ZNAの青いのも同じような傾向にあったのでそういう特性なのでしょうか。

そのかわり音の広がり、臨場感みたいなものが増えて広がりのある音になるし全体的にふんわりとした音になるのでそういうのが好きな人にはオススメ。

ZNA以外のZAXとか、PRXとかにもつけてみたのですが似たような結果で、マイルドな音場が広がって良さそうなんだけど、音の密度みたいなものが減ってしまいつまらない音になってしまうのでちょっとあわなそう。

 

 

そういえばと製品パッケージの裏側を見たら「大口径高域イヤーピース」と書いてあった。なるほど、そういうことか(どういうことだw)

低音は最初から狙っていないのかもね。

 

低音スカスカになる、音が広がるということからもしかしたらアレにあうんじゃないかと出してきたのがこちら

 

 

KZ Castorの黒。画像左が標準で、右がTRIをつけた状態。

標準イヤーピースだと低音は十分すぎるほど出るんだけど顔面に近い所で音が鳴り、窮屈な印象があったのでつけてみたのですが、ちゃんと音が広がり、なかなかいいバランスに落ち着いて使える音になりました。コレなら我慢できるが・・・やっぱベンチ外だな。

 

余談ですが、キャスター銀、黒をセットでヤフオク!に出していたんですが売れなくて結局手元に置くことにしました。まぁ、二個セットで3000円は高かったか。Amazonでしか購入しない層を狙った価格にしていたんですが、マニアックなメーカーだしアリエクじゃ1000円ちょっとで買える商品だから売れなくて当然?

 

試しに買ってみたイヤーピースですが、私にはちょっとあわないかなといったものでした。サイズが合わなかった可能性もあるので、Lサイズを手に入れたらもう一度試してみます。

 

これの他にも気になるイヤーピースはあるのですが、高すぎて手が出せてません。ちょっとイヤフォンにお金かけ過ぎなので今あるもので我慢したいところです。

 

アリエクの百円ショップコーナーにいつもあるイヤーピースを試しに買ってみたお話でした。

 

2024/12/17追記
後日、Lサイズを買って改めて試してみた記事を書きました。こちらもあわせてどうぞ。