愛用しているGigabyteのノートPC、AERO15 SB (AERO 15 SB-7JP1130SH)の冷却ファンから激しい異音が出るようになってしまいました。メッチャうるさい。
実はこうなるのは二回目で、前になった時は保証期間だったので修理に出したんですが、今度はもう保証期間外なので有償修理になるだろうしまた一週間PCがないのはめんどくさい。
自分で直す、直そう!
色々調べていたところ、めちゃくちゃ参考になるサイトを発見。
この通りにやればいけるかもしれない!思い立ったらすぐ実行。さっそく必要なものを注文したのでした。
購入したのは普通のグリスとCPUグリス。自作PC動画や修理動画でよく見かけるものを手にできてちょっとわくわく。私はノートパソコン派なのでこの手のものはなじみがなかったのですよ。
裏蓋オープン。SSD増設やファンのクリーニングでここまではやったことがあるのでここからは初挑戦。
ネジを12カ所外せばヒートシンクとファンが外れるはずなんだけど、モニターに繋がるケーブルを外すのが一番怖かった。写真左下にうつっている端子がそれなんですが、外し方が上に引っ張るだけというのもわからないくらい初心者なので全てがおっかなびっくり。
ファンのケーブルがファンの横に埋め込まれていたのでそれを引っ張り出しながら慎重に力を入れてみたら、こうやってヒートシンクを外すことが出来ました。
CPUグリスは意外にもまだ固まっていなかったので安心(同時にちょっとガッカリ。冷えにくいのはガチガチに固まっているせいだと思ってた)したんですが、やはりファンの周りのほこりがやばかった。掃除はこまめにしていたのですがやはり裏側には手が届いていなかったみたい。
ファンのカバー?にあるメッチャ小さいネジを4つ外したらカバーがパカッて外れたのでファンを外すことが出来ました。
きたない写真ですみません。こんな感じでびっしりとほこりが付いていたので水洗い。
綺麗になりました。
実は、この外して洗っている時に、GPUファンとCPUファンのどちらから外したかわからなくなってパニックになったのですが、作業途中の写真を撮っていたので無事に戻せました。このファン、左右で形が違うんですよね。いやぁ、危なかった。
そうそう、こちらも綺麗にしないといけないということで念入りにお掃除しておきました。
綺麗になった所で軸受けにグリスアップ。必要量以上に盛り盛りにしてみたんですが、ほとんど使いませんでした。うーん、もっと小容量のもの買えば良かったな。
ヒートシンクのグリスを拭き取り
CPU、GPUのグリスも綺麗にしたところでCPUグリスを塗り塗り。「動画で見たことがある作業だー」と妙に興奮しました(笑)
慎重に元に戻してこの数字の順番に締め付け完成。(外す時は逆の順番で外しました)サー終わったぞと裏蓋をとじてネジを締めていた時に気がついちゃった。
バッテリー外したままだ・・・
もう一度あけてバッテリーの端子を元に戻して今度こそ終了。電源を入れて無事に動いたことを確認したところでやっと安心できました。うん、頑張った。
で!肝心の異音ですけど消えましたv(´∀`*v)ピース
ファンを最大にしても全く鳴らなくなりましたよ。裏返して回っているファンをよくみてみるとCPU側、異音が出まくったファンがまだ偏心しているのがみえるのですが、とにかく音が出なくなったので一安心です。一応交換用のファンは見つけてあるので今度ダメになったらいよいよ交換かなと思っています。
さて、CPUグリスを塗り直したということで気になるのは冷却効率について。
一応交換前に長時間稼働させた上でYoutubeを再生している時の温度をとっておいたので比べてみましょう。
ビフォー
そして、アフター
謎のi表示が出ているしクロック数が下がっているのが気になりますが、一応10度位下がったようです。電力も下がって省エネ、いいんじゃないでしょうか。
ちなみに今回一番大変だったのはここでした。
ネジの上にゴムが両面テープで貼ってあって、剥がしたらくっつかなくなったので両面テープを3mm角で切り出して貼らないといけなくてヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
いやぁ、壊したらどうしようと思いながらやってみたんですが、なんとかなるもんだ。あきらめないでよかった。
ノートPCのファンの掃除、グリスアップのお話でした。
後日、結局再発!そのお話はこちら