手術中止の理由と震えるメシ係 | 今日も快晴バセット日和

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バセットハウンドたちとの田舎暮らしをつづっていきます。

7/21

腫瘍切除手術の予定だった

老バセットハウンドのクーネル姐さん。

 

術前検査で、貧血とすい炎があるのが判明したので、

全身麻酔に耐えられる状態にはなく、手術が中止となりました。

 

夕方、クーネルを連れ帰るために病院に行き、先生の説明を受けました。


・リパーゼ(脂肪を消化する酵素)の値が高いのですい炎だろうが、

慢性か急性かはわからない。

エコーの結果腫瘍は認められないのでガンではないだろう

・CRP(炎症反応)が非常に高い→腫瘍の傷によるものかも

・赤血球の数が若干少ない→腫瘍からの出血によるものかも

 

以上のことをふまえて、フルオロキノロン(抗菌薬)と

カモスタットメシル(すい炎の治療薬)を処方され、

数日後に再検査することになりました。

 

症状は重篤というわけではないので、

落ち着けばまた手術を考える方向です。

 

 

病院はめちゃんこ混んでいて、

夕方7時半とかになっても駐車場は満杯です。

支払いを終えると軽く8時は回っていました。

 

 

病院では水を飲んだだけなので

たいへん腹が減っちゃったクーネル姐さん。

 

 

飼い主をひきずって帰ろうと必死です。

 

手術は中止になりましたが、

トリマーさんが爪切りとはみ毛の処理をしてくれていました。

さすがプロの技で、きれいにしてもらっています。

 

 

クーネルは車内でおやつ(ちくわとやさい)を

全部食べつくして、それでも足りなくて

帰ったら「めしめしめし!」と吠えまくっていました。

 

 

 

病院から手術中止の電話があったときに、

先生にすい炎と貧血と言われて、

最悪のことつまり、内臓にガンができているのではと考えました。

すい臓がんだと発見が遅れることが多く、予後がたいへんなことが多いのです。

 

「えらいことになってしまった」とか思い始めるとどっと汗が吹き出し、

足腰立たなくなってしまって、震えて運転なんかできないものだから、

若様が仕事から帰ってくるのを待って病院に連れて行ってもらいました。

 

今回は状況がそう悪くないようで、治療でよくなる可能性が高く、ほっとしました。

 

 

「自分の人生のなかからクーネルがいなくなったらどうしよう」

ということが急に浮き上がってきて、メシ係は冷静さを欠いてしまっていました。

 

遠からずその日は来るのですが、

クーネルに限ってはいつまでも元気で大丈夫のように

わたくしは錯覚していたのです。

 

 

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ご心配ありがとうございます!

 

今回の医療費(術前検査&内服など)

 

24246円

 

大金ですけども、処置の内容を明細で見ると高くはありません。
いい病院だから、口コミで人が殺到するんでしょうけど。

待ち時間が長いのはガマンするけども、

駐車場が確保できないのは困るのよねぇ。

 

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