それぞれ置かれた環境で皆、悩みながら生活しているんだな・・・ | 世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

転職5回 解雇2回を経験。30代で海外就職するまでの長い道のり。ママになっても、アラフィフでも、『やりたいことは全部やる!』モットーに、チャレンジ現在進行形!ポジテイブエイジングを意識しながら、気取らないフランスの日常・子育て奮闘を綴ってます。



数日前に、久しぶりにパリに住んでいる

友人Kちゃん、二人目を出産した

こともあり会いにいってきました。


 

 

日本にいる時の語学学校からの

つながりなので、会えない期間も

ありましたが10年、15年?以上の

長い付き合いです。

彼女が大学生の時から知っています。



 

彼女は、30代後半、同じ年のフランス人と結婚。

ご主人はパリでブラッスリ-、レストランを

経営していて、同時にシェフです。


 

一緒に遊びにいったSさんは私と

ほぼ同世代。補習校で子供が

同じクラスで顔見知りくらいの

関係でした。


 

偶然Kちゃんの結婚パ-ティに

参加した時に、

「あれっ、どこかでお会いしたことがある!」

と思い、良く話すと自宅も近く、

同じく九州出身ということもあり、

それから急に親しくなりました。



 

またSさん、Kちゃんは留学時代に地方の

語学学校が一緒だったようで仲良し。

それからは、3人で会う機会が度々

ありました。


 

仲良くさせてもらっているので、

お互い、自分の悩み、家族のこと、

についても隠さず、ざっくばらんに

話せる関係です。



 

Kちゃんは、去年の今頃義理父の

癌が発覚。まだ62歳とお若いお父様

ですが、病気が発覚して数か月で

お亡くなりになったとのこと。



 

その時Kちゃんは二人目の妊娠中。

この一年間は、二人目出産、

二人の育児、ご主人の心のケア、

義理母のこと・・などなど大変な

時を過ごしていたそうです。





 

Sさんは、一人っ子なので、また

お母様は日本で一人暮らしです。

移動するのも不自由なようで、

3人のヘルバ-さんが交互にお世話を

しているとのこと。その話を

するSさんの目は涙がうっすら、

こちらも話を聞いてつらくなりました。

 

 

 

国際結婚で、フランスや海外で生活、

もしくはお仕事で海外在住、

駐在など親と離れて生活している人は

誰でも、日本にいる家族のことが心配ですよね。

 

 

 

Sさんは、日本で数年仕事した後に、

フランスに留学し、その後良い出会いが

あり、そのまま結婚、妊娠。

フランスでの生活が始まり

男の子二人のママです。

現在専業主婦です。



 

フランスで仕事をしたい気持ちもあるが、

子供を毎年夏休みに日本に連れて行き、

日本の学校に通わせたい。

そして、日本で一人暮らしをしている

お母様とゆっくり会える大切な時間

も大事だと話していました。



 

先日も短期の仕事の面接に

行ってきたきたとのこと。

ただ、6月までのはずが、

結局7月まで仕事をしないといけないと

わかると、結果が分かる前に、

自分で辞退したと話していました。



 

私は、率直に「もったいない!!」

せめて、結果がでてからでも・・

その後、もしかしたら

仕事を終わる期間は相談、

交渉して何とかなったかもしれない!

と思いました。



 

折角のいいチャンスだったのに

と思いました。



 

よくよく彼女に話を聞いてみると、

子供を日本の学校に通わせる!

また、自分が小さい時に

家に帰宅してもお母様が

いなくて寂しい思いをしたから、

可能であれば家で子供を面倒みたい。



 

Sさん宅は、この9月で中学生にはいった

おにいちゃん、8歳の兄弟です。

弟が中学に入るまでは家にいたい

と思っているようです。




 

と同時に、ご主人が一回りも

年上です。定年まで、後10年

15年働けるか??


 

そうすると、子どもは10年すると大学、

もしかしたたら一番お金がかかる時期と

重なるかもしれません。




 

本人も、「ご主人が定年したら私が働かなきゃ!」

と冗談まじりに話していました。




 

ついつい、お友達と同じような状況の

クライアントさんがいらしたら、

アドバイザ―として、彼女にどうサポ-ト、

アドバイスするだろうと勝手に考えていました。




 

「働きたい気持ちもある!」

「でも、夏に長期で日本に帰省したい!」

「子供とも一緒に過ごしたい!」



 

色んな思いがあり、それぞれ置かれた環境で、

皆悩みながら生活をしていると思います。

 



 

理想はありますが・・

現実はなかなか思うようにはいかないですね。




 

だいたいは、その希望、思いが両極端で、

両立することが難しいことが多いです。



 

仕事をしたければ、夏に2か月

日本へ帰省するのは100%無理です。



 

ただ・・私が思うのは、現状の希望を

叶えるのも大事ですが、もっと

長い目でみることは、更に必要では

ないかと思っています。



 

特に、国際結婚して海外に住んでいる場合は、

もっと、先の将来、子供が大きくなったころ、

ご主人と二人になったこと、

ずっと先の将来も時には考えることも

必要ではないかと思っています。



 

特に子供が小さい時期は

考えられないかもしれませんが、

自分の将来、年を重ねた自分、

年を重ねた夫婦の在り方、

定年、年金について・・

 

 

 

頭の片隅においておいて、

真剣に向き合って考えるべき

ことだと私は思っています。


 

 

そして置かれている状況は

それぞれ違い、またSさんのように

複雑な思いもあるのは確かです。


 

Kちゃんの義理お父様のように

お若く亡くなったケ-スも

聞くと、自分に置き換えても

真剣に異国で年を重ねること、

将来のお金について(年金など)

考えなければいけないと思いました。

 

 

 

特に、友人とは話もしにくい、

お金の話、経済的なことは

とても大事だと思っています。



日本でも、払っていても年金はあてにならない。

そう皆、心配しています。

 

 

まして、海外だと、仕事をしていない方は、

尚更、自分の年金はありません。

 

 

 

ご主人の年金がいくらもらえるか

考えたことがありますか?
 

 

 

フランスだと、もしご主人が

先に亡くなってしまったら、

年金がどうなるかご存知ですか?

 

 

全くない?そしたら働いてない

主婦の人はどうやって生活する?

 

 

他の国はわかりませんが、フランスだと

ご主人の年金は半分もらえるそうです。

 

 

 

結婚している場合に限り、

パックス(事実婚)だともらえない

と聞いています。

 

 

 

半分もらえるのは良い話ですが、

半分で生活していくということです。


 

 

日本で働いていた分の年金も

フランス、日本とは協定が

結ばれているようですが、

どれだけ、日本の分の年金も

もらえるか?

 

 


 

あまり、先のことを考えると

不安になるし、不安を仰ぐことは

したくはありません。




でも・・

 

 

 

子供が小さくて今は考えられない!

と思うあなたでも、やはり

将来のこと、自分のこと、

向き合うことが必要だと思います。




 

子供を出産してバタバタしているだけで、

家事、育児、子供の学校のこと、

忙しい日々で、10年なんて

あっという間に過ぎてしまいます。



家の息子が、今9歳、息子を出産してからの

今までは、本当に余裕がありませんでした。
実体験からそう思います。

 

 

悩むのは大事で必要な事だと思います。

 

 

でも、、悩むだけでは、ダメです。

悩んだ後に、どう決断するか。

苦しい選択をするのを逃げて、

現状に甘んじていませんか?

 



 

 

Sさんも、40代の今は仕事がまだあるかもしれません。

子供が中学校にいってから、ご主人が

定年してから・・日本で働いていた

経験があったとしても、

ブランクが今なら10年ちょっとです。


 

でも、ブランクが15年、20年になると

再就職のチャンスはとても少なくなります。


 

悩みながらも、若いうちに決断して、

チャンスが沢山あるうちに、

動き出すという事がとても

大事だと・・・・きっとアドバイスするでしょう。

 

 

 

親の心配、子供の心配もありますが、

これより数年すると、本当に

もっと動けなくなると思うのです。

 

 

 

子供の教育、実家の家族、などなど

それぞれ皆、悩みがあると思います。



 

みなさん、現状で一番いい選択をして、

もしくは、ただ現状に流されて

いるだけかもしれません。

 


友達の二人も、

 

「色々やりたいと思っているんだけど、

行動に移せない!!」

 

 

と話していました。

 

 

皆、どこかで色んな悩みを持ちつつ、

やらないといけないことは

分かっているような気がします。

 

 

分かっているのだけど、その先の

行動になかなか移せない。

 

 

でも、その後の一歩。

もっと、自分と向き合う時間を

作れば、おのずと決断をすることになり、

その決断に沿っての行動に移せると思います。

 

 

 

 

ほとんどの人は、その決断をするのが

怖いのか、その決断を避けるように、

先延ばしにしているようにも感じます。

 

 

 

 


 

少し冷静に、5年後、10年後の自分、

夢、目標を叶えるためのプラン、

夫婦関係、年金なども含めたお金のこと、

真剣に考える時間も持ってみることは

必要かな?と思いました。




まだ20代、30代の若い方たちは、

まだ考えられない、かなり先の話、

ちょっと脅すような、年金の話などして

しまいましたが・・

 

 

私世代、40代半ばになると、

急に、その不安が押し寄せてくるのです。

 

 

後、何年働けるかしら?年金っていくら

もらえるのかしら?

 

 

ちょうど、数年前に、義理両親たちが、

仕事を辞めて年金暮らしをするという時期に、

夫婦でいくらもらえるのか?

 

 

そんな話をしていたのもあり、

また、私の年齢もあり、とても現実的な

話なのです。

 

 

 

ご実家を経済的に頼ったり、義理家族が

結構お金もあって・・・なんていう

方には、全然心配のない話になってしまいますが。

 

 

 

会社の先輩が、最近定年していかれたり、

そろそろ定年のことも考えている先輩方の

話を聞いていると・・

もっと働いていれば良かった!と後悔の

話を最近よく耳にするのです。

 

 

最近、自分と向き合って、

夢、目標達成のことも考えていますが、

その夢実現と一緒に最近、私が思うこと。

 

 

ファイナンシャルプランナーが

立ててくれるような、人生設計プラン、

お金の流れについて。

いつお金が必要で、どこを節約して

どう将来に備えるか。

そういうことも真剣に考えています。

 

 


やはり、年齢のせいかしら?

年をとったのかしら?とも思えますが、

こういうことは、20代から考えておくべきことです。

 

 

備えあれば憂いなし

 


お金のことも含めた、人生設計、

人生の舵取りをするために、

年末のこの時期、ゆっくり自分と

向き合ってみましょうね!!

 

 

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パリベース現役客室乗務員として

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