日本路線の機内で、お客様に言われたショックを受けた一言とは? | 世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

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転職5回 解雇2回を経験。30代で海外就職するまでの長い道のり。ママになっても、アラフィフでも、『やりたいことは全部やる!』モットーに、チャレンジ現在進行形!ポジテイブエイジングを意識しながら、気取らないフランスの日常・子育て奮闘を綴ってます。

 

 

 

 

社会人歴22年、

アメリカの航空会社で機内通訳として

日本ーアメリカに乗務6年ほど。

 

 

そして、現在客室乗務員として

乗務歴12年経ちました。

 

 

 

機内通訳と客室乗務員の違いは??

興味ある方は、こんな記事も

以前書いてます。クリックをどうぞ!

機内通訳の仕事について

 

 

 

 

 

乗務歴もかなり長くなりました。

その中でクレームをもらったり、

色々大変な思いもありました。

 

 

 

若い頃は、お客様から

キツく叱咤されると落ち込んだり、

辛くて泣いたり・・

 

 

 

 

さすがに最近は、

歳のせいか、経験のせいか?

ちょっとしたことでは動揺したり、

落ち込んだりはしません。

 

 

 

昨日、羽田に到着しました。

台風の影響もあり、

到着前はかなり揺れました。

 

 

 

 

 

今回のフライトもビジネスクラス担当です。

 

 

 

 

多くの先輩方は、

ビジネスクラス担当を希望です。

入社当時はいつも

エコノミークラス担当でしたが・・

 

 

 

最近、新しいビジネスクラスの

サービス導入。

 

 

 

 

そのため、特別の研修を受けないと、

ビジネスクラスで働けなくなりました。

 

 

 

そのため、先輩でもビジネスクラス研修を

終了していないと、担当できないのです。

 

 

 

 

新しいビジネスクラス機内は、

通路に直接アクセスができて、

通路の位置からすると、

少し斜めに椅子が設置してあります。

 

 

 

 

お客様にサービスしたり、

テーブルをお出ししたりする時、

どうしても、お客様と私達乗務員の

距離が接近してしまいます。

 

 

 

 

 

今回、到着前の2回目のサービスする際、

 

 

 

 

40代の男性お客様に、

 

 

 

「お食事、ご希望ございますか?」

と話かけたところ、

 

 

 

 

 

「ちょっと・・距離近いんで!」

 

 

 

 

 

と何だか嫌そうな顔をされ、

私を拒否するような態度をされました。

 

 

 

 

一瞬、私は頭が真っ白になりました。

 

 

 

 

「えっつ?!」

 

 

 

 

 

お客様に嫌そうな顔されて・・

なんだか、凹んでしまいました。

 

 

 

 

 

若い、きれいな客室乗務員だったら、

そんな嫌な顔はしなかったのでは?

 

 

 

 

 

「おばちゃん乗務員で悪かったわね〜」

そんな気持ちになりました。

 

 

 

 

 

エコノミークラスに比べて

ビジネスクラスの通路は広いけれども

サービスする際に、メニューをお渡しして

見てもらったり、トレイを置いたり、

距離が近くなるのは

しかたがないではないか?

 

 

 

 

 

そんな気持ちになりながら・・

サービスに集中できず、

頭の中でブツブツ言いながら

働き続けました。

 

 

 

 

それから、とても不自然な距離をとり、

ドリンクをお渡ししたり・・

 

 

 

 

もしかしたら、

 

 

 

 

一度テーブルを引っ張り出して、

少し立ち位置に、体の状態を

戻したあとにお客様の目を見ながら

話しかければ良かったのかしら?

 

 

 

それでも、

距離は近いとは思いますが・・・

 

 

 

 

と反省してみたり。

 

 

 

 

 

 

テーブルが設置されているのは、

通路から一番離れたところにあり、

そのテーブルを引っ張り出すときに

かなり接近してしまいます。

 

 

 

その途中に、お客様の目をみてしまうと、

確かにかなりの近距離!

 

 

 

 

ただでさえ、日本人は、

外国の方に比べて

距離は余計に必要です。

 

 

 

 

 

さんざん、外資系の会社で働き、

外国人乗務員と仕事をしていると、

日本人独特の距離の置き方と言うものを

忘れていってしまいます。

 

 

 

 

アメリカの会社に勤務中は、

まだ日本在住。

 

 

 

日本人、日本人らしさというものは

そこまで意識しなくても、

言動も変な日本人ではなかったと思います。

 

 

 

 

 

フランス生活が長くなり、

また、フランス人と円滑に仕事、

コミュニケーションを取ろうとすると、

どうしても、私の言動も

日本人らしくしていては難しくなり、

必然とフランス人と似たような

コミュニケーション、

距離の持ち方が身について

いるようです。

 

 

 

 

日頃から、「日本人らしさ」には、

気をつけて、物腰の柔らかさ、

話し方、態度は気にしています。

 

 

 

 

が、

 

 

 

 

考えてみると、

「距離の取り方」

「距離の置き方」は

すっかり抜けていました。

 

 

 

 

 

 

今回のお客様からの一言、

かなりショックは受けましたが、

 

 

 

 

とても大切なことを

思い出させてもらいました。

 

 

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