試用期間延長、そして、英語厳禁の通達!!今までの歩み パリ編⑪ | 世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

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転職5回 解雇2回を経験。30代で海外就職するまでの長い道のり。ママになっても、アラフィフでも、『やりたいことは全部やる!』モットーに、チャレンジ現在進行形!ポジテイブエイジングを意識しながら、気取らないフランスの日常・子育て奮闘を綴ってます。

フランスで仕事するとき、

試用期間(période d’essai)

があります。

 

 

 

入社するときの契約書に

記載されるのが普通のようです。

 

 

 

 

調べてみると、日本では

労働基準法等で特に決められているわけで

はないようです。

 

 

3ヶ月や6か月程度が妥当

とされ、会社に任されているようです。

 

 

 

日本で、2社正社員。

1社、契約社員として

合計10年近く勤務した経験が

あります。

 

 

 

 

しかし、試用期間を

わざわざ指摘された

ことはありませんでした。

 

 

 

3社目、外資系、

アメリカの航空会社で

機内通訳として乗務している時は、

契約社員だったので、

毎年のように、契約書にサインしていました。

 

 

 

ただ、他の2社は契約書に

サインした記憶がありません。

昔すぎて、忘れているのかもしれなせんが・・

 

 

 

 

みなさま、日本だと、どうですか?

社内の規約を読んだりして、

契約書にサインをするのでしょうか?

 

 

 

正社員で採用されたら、

仕事ができなくとも、

そのまま勤務するのが

通常でしょうか。

 

 

 

パリで採用された、

インタ-コンチネンタルホテルでは、

通常は1か月の試用期間でした。



 

フランスでは、正社員で採用した後は、

その従業員を首にしたりするのは

とても大変なことのようです。

 


 

というのも、正社員になると、

フランスだと、仕事をしなくなる、

手を抜くという社員が多いのです。

そして、従業員の権利、主張は

当たり前にします。

 

 

 

それで、

 

 

試用期間というのは

とても大事な期間で、

正社員として採用されたからっと

いってそのまま働けるとは限りません。




会社にとっては、

社員の能力、仕事ぶりを

みて、使えないと思う社員を

やめさせる、大事な期間なのです。
 

 

 

この期間に判断しないと、

後は、ずっと面倒をみなくては

いけなく、辞めさせるのには、

お金もかかるし、大変な

作業です。会社にとっては

マイナスです。

 

 

 

 

社員にとってみれば、

一年働ければ、

産休もとれるし、

育児休暇のメリット、

体調がわるければ、

お医者様に一筆かいてもらえれば

公に休めます。

(この病欠のシステム、アレトラのシステムも

興味深いのです。また機会をつくり、

ブログにつづりたいと思います。

 

 

 

 

さすがに、私は1か月経った後に、

再度1か月延長の試用期間を

もうけられました。




 

やはり、私のフランス語能力も

問題だったようです。

大きなクレ-ムにはなりませんが、

ちょこちょことした

失敗はもちろんあります。




 

そこで、私を採用すると決めてくれた

部署のトップのムッシュ-ジロ-より、




 

「 やちには、英語は話さないで、

  フランス語だけで!」



 

と英語厳禁通達が、フロントスタッフ

全員に言い渡されたのでした。




 

もちろん、ホテルで

働くわけですから、

スタッフは皆英語を話せます。


 

 

私も、フランス語で頑張っていましたが、

すぐにフランス語では行き詰るので、

説明するのは面倒だし、時間がかかります。

特に仕事上のことなので、

敏速に対応しなければいけません。


 

英語で伝えた方が早いし、楽です。

結局、ほとんどの場合は、

最後には英語で話していました。



 

そんな状況を上司はみていたのでした。




 

今思うと、ムッシュ-、ジロ-のお陰で、

フランス語で話す癖、考える癖、

習慣づけてもらえたのは、

ありがたいなっと思います。



 

 

そこで、英語ばかり話していたら、

短い期間では、フランス語で

考える、フランス語脳には

ならなかったと思います。

 

 


 

すぐに正しいフランス語は

分からなくても、なんとか

伝える努力する事が

言葉を学ぶ上では

大事にになります。




あの時、言いたかった事、

フランス語ではなんと言えば

良かったのだろう・・?

 

 

 

 

と帰宅してから、調べたり、

友人、同僚に聞いたりして、

メモったりしていました。

 

 

そにフレーズを、

その状況を思い出しながら、

頭でリピ-トする。

声に出してみる。

 

 

 

この繰り返しが、

語学の勉強

の上達の早道です。

 


 

そして、





 

来週からマチルドとタンデム(tandem)

だからと言われました。


 

 

どうやら、私の専任の上司を決めて、

しっかり仕事を覚えてもらおう!

ということで、

2週間、同じスケジュ-ルを

組んでくれたのでした。

 


 

私は知らなかったのですが、

日本語でもタンデム自転車

というようですね。


 

 

タンデム、二人乗りの自転車のことで。

マチルドと二人三脚で、

一緒に仕事をするということでした。




 

それまでは、皆

自分に責任がなく、

適当に、その都度

聞かれたことを教えてくれるという

感じで、分からないことも

いっぱいある中で働いていました。





 

マチルドとのタンデムのスケジュ-ルを

組んでもらえたことにより、

その間に、みっちり、

細かく説明してもらい、

フロントスタッフとして、

必要な知識を教えてもらえる事が

できました。

 

 

 

そして、無事に通常よりは長い、

2ヶ月試用期間を終了することが

できたのでした。

 

 

 

→ 気を失い、パリで病院へ 

   今までの歩み パリ編⑫

 

 

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