パリで5★ホテルデビュ-!フロントに立ち働く喜び、そして不安...今までの歩み パリ編 ⑧ | 世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

転職5回 解雇2回を経験。30代で海外就職するまでの長い道のり。ママになっても、アラフィフでも、『やりたいことは全部やる!』モットーに、チャレンジ現在進行形!ポジテイブエイジングを意識しながら、気取らないフランスの日常・子育て奮闘を綴ってます。

何とかホテルで使う、

コンピュ-タシステム

OPERAの研修を終えました。


 

社歴22年、解雇2回経験・・

今まで勤めた会社 5社中、

の4社目、インタ-コンチネンタルホテル

パリで正社員採用。

 

 

 

いよいよ初日を迎えることになります。

9時から17時です。




 

フロントスタッフ、ゲストリレ-ション、

に自己紹介。

そして、ベルマンたちにも。




 

まずは、制服のサイズ合わせ。

黒のシンプルなス-ツです。




 

とりいそぎ、制服が

ないので、私服の

ス-ツで暫らくは

仕事することになりました。





 

更衣室に、自分のロッカ-を

もらいます。




 

フロントだけではなく、

ホテルの有名レストラン、

カフェ・ド・ラ・ぺで

働く、キッチン、ウェイトレスの方たち。



 

お部屋の掃除を担当する女性たち。

ル-ムサ-ビス担当

バンケット(宴会)、イベント担当・・・などなど



 

ホテルで働いているさまざまな

部署、全ての女性たちで共有する部屋です。




 

ホテルは色んな方が働いていて、

大所帯だなっと感心。




 

そして、




 

Chef De Brigade と言われる

(英語だとシフトリ-ダ-)

が数名いらして、毎日

レセプショニスト2.3名とその一人が

シフトをまわしています。


 

その日にいたシフトリ-ダ-が、

ホテルのお部屋を

いくつか見せてくれて、

ホテル内も案内してくれます。



 

お部屋数も何と470部屋。

フランスは地上階から

0階から数えるのですが、

0階、1階、2階、3階、4階です。


 

 

想像頂けるでしょうか。

ワンフロア-、1階だけでも、

100近くもの部屋があります。



 

お部屋にだどりつくだけでも

大変です。




 

お部屋のカテゴリ-も、

クラシックル-ム、

ス-ペリア-ル-ム、

エグゼクティブルーム、

デラックスオペラビュ-、

プレステ-ジル-ム、

アンバサ-ダ-スィ-ト

ロイヤルスィ-ト、

プレジデンシャルスイ-ト 

 

があります。



 

後は、お客様の希望により、

ツイン、ダブルベッド。


 

オペラビュ-、ベリエ-ルビュ-....


 

お部屋のことだけでも、

覚えることが沢山です。



 

そうこうしているうちに、お昼休憩。

たったの40分です!!



 

このお昼休憩、


 

ホテルの中に社員食堂があるのですが、

そこにホテル内のスタッフが集まります。



 

バイキング式になっており、順番に

好きなものを取っていきます。



 

時間により、混んでるときはすごい列です。

多国籍のスタッフが集まって、

皆、おしゃべり・・・フランス語で圧倒されます。




 

お魚、牛肉、鶏肉などいくつか

日替わりでメインがあります。



 

そして、付け合せの野菜、

フライドポテト、ご飯、バスタなど選びます。


 

日替わりメニュ-は、

安くて5ユ-ロもしません。



 

デザ-トは、ホテル内のレストラン、

カフェドラペでサ-ビスしている

高級パティスリ-。

レストランでは、10ユ-ロ以上もしますが、

破格、1ユ-ロほどで食べられます。



 

ミルフィ-ユが美味しいと有名らしく、

カスタ-ドクリ-ムに目が無い

私は、デザ-トまでしっかり頂きました。



 

他にも、ヨ-グルト、フル-ツ、

もちろんフランスなので

チ-ズの小皿などなど。



 

好きなものを選び、

最後にカ-ドに記録していきます。



 

そして、お給料から引かれるように

なっていました。


 

貸部屋でシングルマザ-のクレアさん、

5歳の子供と暮らしてはいますが、

自炊です。




 

なかなか栄養不足になるところ、

社員食堂は、フレンチ料理を

食べる機会にも、

そしてお腹を満たしてくれる目にも、

胃にもそして懐にも優しい、

魅力的なものになるのでした。

 



 

束の間の休憩。

そして、午後からのお仕事。



 

チェックインした時に

お客様からクレジットカ-ド番号を

保証としてお預かります。



 

そして、



 

クレジットカ-ド会社に電話しなければ

いけません!!



 

お部屋の宿泊代に、宿泊数をかけます。

そしてどのくらい出費するかを

一日あたりで金額が決めてあるのですが、

その数字を足していきます。



 

例えば、



 

一泊400ユ-ロとします。

そして、3泊すると。

 

 400×3=1200 ユ-ロ

 

一日の出費代、ちょっと忘れましたが、

100ユ-ロとします。

 

1200+300=1500ユ-ロ



 

カ-ド会社にその金額、

たとえば1500ユ-ロを

ブロックしてもらうのです。



 

チェックアウトするときに、カ-ドの支払い

限度額に達していて、払えないということを

避けるためだと思われます。



 

そして、不正利用、悪用カ-ドだったりと

未然に防げます。



 

この作業が、私には大変なのです。




 

日本語だったら、何も問題ない

簡単な作業です。



 

フランス語を勉強されている方は、

フランス語の数字が

ややこしく、覚えにくいのが

よく分かってもらえると思います。




 

フランス語だと、70という数字は、

60 + 10 というように、

60、10と呼びます。



 

71は、60 + 11 というような感覚で

数字を並べて呼ぶのです。



 

80は 4 × 20 という概念で、

4.20並べて呼ぶのです。



 

意味がわかりますでしょうか?




 

とにかく、英語、日本語というように、

ただ、数字を一つずつ増やす

だけではないのです。



 

結構頭、思考を使う作業なのです。



 

電話をして、



 

まず、

 

 

クレジットカ-ド番号を読み上げます。


 

 

有効期限、そしてカ-ドの後ろに書いてある

3ケタの番号。


 

無事に伝えた後には、

ブロックして欲しい金額。



 

最後には、カ-ド会社からの

予約番号、確認番号のような数字。



 

数字、数字、数字!!



 

本当に、この作業が大変でした。



 

この作業は、すぐさま

教えてもらい、初日からの作業です。




 

そして、チェックインした後には、

ベルマンに電話をします。




 

フロントに荷物を取りにきてもらいます。

お客様の荷物を部屋に届けてもらうために、

お部屋番号を伝えます。


 

 

 

たかが数字ですが、

間違って伝わったら大変です。

また、ここでも数字が!!!




 

初日は、簡単なチェックアウト、

チェックアウト作業。




 

クレジットカード会社に

連絡したり。





 

そして、一度チェックインした時に

記入してもらう宿泊カ-ドを

お部屋番号ごとに、

特別の棚に入れていくのですが、

その宿泊カ-ドが、ちゃんと

宿泊されているお部屋番号の所に

置いてあるかチェック。



 

チェックアウトした人の

宿泊カ-ドが置きっぱなしに

なっていないかチェック。


 

地味な作業です。



 

取り急ぎ、

フランス話を話さなくてよく、

一人でできる

この作業が、唯一の

落ち着く、ホットする

時間でした。





 

そして、お昼休憩40分以外は、

ずっと立ちっぱなしです。




 

もう、足がパンパンです。



 

初日だけで、フランス語の嵐、

そして、覚えること満載で、

頭がいっぱい、いっぱい、

17時に退社するころは、

思考が停止してしまっていました。



 

そして、緊張、脳のフル回転の

忙しい一日が終わったのでした。

 

 

 

 

→ ホテルの仕事は大変だ!!

 今までの歩み パリ編⑨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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