パリに到着してから、
航空会社、ホテルなど
私の職歴に興味を持ってもらえそうな
職場に履歴書を送れるところには送付。
電話、メ-ルでの問い合わせ・・などなど
渡仏してから、
パリでの就職活動に
奮闘していました。
が、
同時にパリでの生活が
始り、生活していく中で
フランス語でのコミュニケ-ションが
とれない場面が多々でてきます。
自分のフランス語レベルにも
どんどん自信がなくまります。
このまま就職活動をする
気力も少しずつ無くなって
きていました。
そんな、ある日のことです。
携帯にメッセ-ジが残っていました。
また、このメッセージを聞き取るのが、
大変! 何度も、何度も
聞きなおしますが、
はっきりとは聞き取れません。
私の履歴書に目を通されて、
興味を持ってもらえた会社
からのようではあるが、
ほとんど何を言っているか分かりません。
とりあえず、
帰宅して、一緒に住んでいるクレアさんに
メッセージを聞いてもらいました。
日本からも履歴書を送り、
不採用のお手紙をもらい、
渡仏後は、直接足を運び
履歴書を持っていた会社、
インタ-コンチネンタルホテルから
のメッセ-ジだったのでした。
何と、
<何やら就職試験を受けられる!!>
とのことです。
「 やった~!! 」
とガッツポーズです。
そして、
人事の担当者に折り返しの
電話をしなければいけません。
また、
これが・・・ドキドキで、
緊張します。
何度も、受話器を取っては、
また戻して・・・
の繰り返し。
頭の中で、何度も、
想像できる電話の会話を
いくつかパタ-ン用意しました。
その文章を完全丸暗記の
フランス語の文章を
復唱します。
そして、
やっと担当者と
直接話せました。
電話での会話の後、
フア-っと緊張が
溶けていきます。
緊張で何と自分が話したか
覚えていませんが、
一応、メモ用紙に
試験の期日、場所を
メモしていました。
就職活動用に持ってきていた、
黒いヒ-ル、
そして、縁起を担いで、
アメリカ航空会社の面接にも
着用したグレ-のパンツス-ツを着用。
だんだん秋めいてきたパリ。
ス-ツだけでは、寒々としてきたので
秋用のコ-トを購入。
試験日の前日には、場所を
確認のために、
実際に足を運びました。
そして、就職試験当日。
早めに家を出て、
会場近くでお茶をしながら、
面接のために準備していた
内容を復唱。
早めに試験会場に到着しましたが、
すでに他の方もいらしていました。
実は、私一人だけの就職試験、面接かと
勝手に思い込んでいたのですが、
そうではなかったのでした。
そこには、
フランス人の若者が、
10人ほど集まっていました。
「えっつ~ !! 」
フランス人も一緒に
試験を受けるの??
もう、頭の中が
真っ白になります。
どんな感じの試験になるのだろう。。
ソワソワし始めます。
そして、
集団面接もあったのでした。
5人ほど一緒のグル-プで、
何やら課題が与えられています。
そして、話し合う時間を与えられました。
皆で、色々話し合いをして、
その後自分をアピ-ルしたい人は、
どんどん発言をします。
はっきり言って、
私のフランス語レベルでは
何が話せられているか・・
はっきりは聞き取れませんでした。
何となく、
仕事場、ホテルでのシチュエーションを
与えられて、
その時の
それぞれの対応、
同僚、上司との立場で
どうだ?とか、そんな感じでしょうか。
同じグル-プで働いていて、
どのように対応するのが
いいかを話し合いさせられて
いた感じ・・??
はっきり言って、
何だか訳が分かりませんでした。
もう、絶望的な感じでした。
意気消沈して、
グル-プ面接を終えました。
そして、今度は
個人面接に続く・・
のでした。
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