パリの生活をスタ-トさせた私・・
私の本来の目的、
< パリでの就職活動 >
そのために、
私がやったこと。
日本で作成した履歴書の
住所欄をフランス住所に変更。
このパリの新しい住所を書き込こんだ
履歴書を用意しました。
まずは、憧れの航空会社、
採用試験の情報を逃して、
渡仏直前の大事な
採用の機会を逃しました。
まだ読んでいらっしゃらない方は...こちら↓
採用があったばかりで、
すぐに採用があるとも思えませんでしたが、
とにかく、送付することにしました。
採用のサイクルを見ると、
98年の採用、その後が2004年・・
次回の採用は。。6年後??!
と、可能性がひたすら低いのですが・・
それでも、送った理由は、
客室乗務員としての採用でなくとも、
他の部署での採用があるときに、
職歴が適応する場合は、
お声がかかることもあります!!
そして、日本から履歴書を送っていた、
大手のパラス、4★、5★ホテル。
その中でも、数社は人事から
日本まで不採用のお手紙が届きました。
そのおかげで、
人事の担当者の名前が
分かっています。
その人の名前を入れた、
カバ-レタ-作成。
そして、
その人事担当宛に封書を作成。
その数社は、
送付だと手元に届くか心配で、
実際にホテルまで、
履歴書を手渡ししようと足を運びました。
そして、
アメリカの航空会社に勤めていた時に、
機会があるごとに、
「 近い将来渡仏したい!! 」
「 フランスで働きたい!! 」
と同僚に話をしていました。
特に、アメリカ人に対して、
夢など語ると...
必ず、
「いいね~、やったらいい!!」
背中を押してくれます。
その時に、アメリカの地上で働いている人を
紹介してもらい、フライトの時に
時間を作り、その方に直接会って
話をしました。
したいことがあるときは、
周りに話をするというのは有効です!!
意外と誰かしら協力してくれるものです。
ただし、話す相手は選んでください。
日本人の場合だと、
心配性の方、もしかしたら、
嫉妬、妬みもあるかもしれませんが。
「 大丈夫?? 」
「 フランスに行った後はどうするの? 」
と言われることもあります。
相手を選んで話してください。
特に、自分が弱っているときには、
夢、希望を語るのは特に要注意。
自分の士気がさがる可能性が大です。
ちょっと、話がずれてしまいましたが・・
その関係で、パリシャルルドゴール空港の
当時私が勤めていた航空会社の
地上の事務所の上司の連絡先を
貰うことが出来ました。
アメリカからパリシャルルド空港には
直行便もあります。
なので、
何とか職がないかという思いで
連絡を試みました。
そして、
日系航空会社以外の
外資系航空会社にも
連絡を取ってみました。
パリで就職したい気持ちはありましたが、
どんな会社でもいいわけでは
ありませんでした。
折角なので、第一希望は外資系会社。
せっかくパリにいるのに、日本語どっぷり、
日本と変わらない日系会社、
日本人社会は避けたいという思いでした。
日本語は母国語。英語もネィティブレベル。
アメリカの会社に勤めていた経験。
実際にアメリカ人の同僚、お客様との
サ-ビスの経験も豊富であり、
英語も使っていたこともアピ-ル。
そしてフランス語も中級レベルあると
全面に押して、何とか就職活動を試みます。
自信を持ってアピ-ル
できるレベルではありましたが、
「フランス語はあまりできない・・・・」
と
日本風に謙虚にしていては、
もちろん、ダメです。
何とか、自分を売り込むために、
カバ-レタ-にも、
フランス語は中級レベル以上。
現在渡仏した今も勉強中である。
このフランス到着してからの短期間で、
かなり上達したと成果もアピ-ル。
学ぶのが早い!!
と付け加えます。
レベルアップさせることも、
もちろん、問題なく自信がある!
そんな、歯が浮くようなセリフを
英語、フランス語文面を
新たに加えます。
そのことにより、
仕事を覚えるのも早い、
熱心、まじめという性格の長所としても
間接的にアピ-ルできます。
渡仏して最初の週末に
実は友人の結婚式がありました。
そこで知り合った人が、
貸部屋から歩いて5分くらいの所に
住んでいました。
私が就職活動するという話をしたら、
仕事で疲れているにも
関わらず、時間を割いてくれて
何とか新しい履歴書、カバ-レタ-の
作成も手伝ってくれたのでした。
その知り合ったばかりのカップル。
アルノ-、カ-ラです。
フランス人とレバノン人のカップルです。
レバノン人といっても、
カトリック系の方で
レバノンにいるときから、
フランス系の学校に
通っていたようです。
パリの大学を卒業して就職しているので、
フランス人とかわらない、
フランス語レベルです。
プリンタ-もないので、
アルノ、か-ラに訂正してもらった後に
プリントアウトまでさせてもらいました。
本当に、皆の力、
協力がなければ、
何も物事を進めることはできませんでした。
会う方々、私の無謀な、
30代での心機一転。
仕事を退職してまで、
単身での渡仏、
就職活動を応援してくれたのでした。
渡仏する中では、
親から援助してもらい
フランス語留学。
大学留学という若い日本人女性。
そしてOLしていたが、
彼氏がフランス人で一緒に
生活するために退職してきた
という方。
他には、フランス人と結婚することになり、
というようなケ-スで渡仏する
日本人が多い中。
私のような、30代で、
ましてや、日本に彼氏まで
置いての渡仏は、
他の日本人、フランス人にも
少し奇異に映ったかもしれません。
何が、そこまで
パリ、フランスが魅了するのか・・・
超の本人も、そこまで
私を突き動かすフランスの魅力、
何なのか、言葉で表すことは難しかったです。
でも、大変な思いをしてまで
実現したかった、パリでの就職。
その第一歩を歩き始めたのでした。
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