フランスの子どもたちの夏休み | 世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

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転職5回 解雇2回を経験。30代で海外就職するまでの長い道のり。ママになっても、アラフィフでも、『やりたいことは全部やる!』モットーに、チャレンジ現在進行形!ポジテイブエイジングを意識しながら、気取らないフランスの日常・子育て奮闘を綴ってます。

「長いフランスの夏休み、

子どもたちはどうやって過ごしてるの??」


 

そんな質問を、駐在でフランスに住んでいる

日本人の方々によく質問を受けます。



 

今日は、フランスの夏休みについて

書こうと思います。


 

アメリカ、ヨ-ロッパの国々と同じだと

思いますが、フランス夏休みは、

毎年約2ヶ月ほどあります。


 

ほぼフランス人ママは99%働いています。

 

「 誰が子供たちをみるか? 」


 

母方のおじいちゃん、おばあちゃん、

そして父方のおじいちゃん、おばあちゃん

家族に預けてることが多いようです。


 

別荘を持っている家族は

そこで、子供、家族が集まり

過ごすことも多いようです。


 

そして、フランスでは年間5週間ほど

有給休暇があるので、

この2ヶ月の間に、2ー3週間は

パパ、ママも有給休暇を取り、

家族で過ごします。


 

フランス、国内で夏休みを過ごす方が

多いと思いますが

もちろん、予算がある家庭は、

海外にもでかけます。

これは、日本でも同じですね。


 

先に書いた、操縦席での離陸の話。

そのニューヨーク便でのビジネスクラス。

ビジネスクラスに、こんなに子供が多い便は

20年近く乗務していて初めてでした。


 

80人のビジネスクラスのお客様の半分

は、子供たちでした。

家族で、ビジネスクラスで旅行です。

赤ちゃん、4、6歳の小さいお子さんも

BUSINESS CLASSです。


 

通常ビジネスクラスは、

会社に払ってもらっているビジネスマン。

退職したご夫婦。ハネムーンなど。

そんなお客様が多数派です。


 

この夏は、私もアチコチに飛んでいたので、

実体験として、ニューヨークでも、

キューバでも、日本でも

フランス人家族連れを見かけました。


 

フランス人がバカンスにかける思いは、

他の国民より強い気がします。

 

 

バカンスのための予算も、

出費として考えて、毎年

そのために働いています。

 

まさしく、

 

「バカンスのために働く!」


 

また、おじいちゃん、おばあちゃんに

見てもらえない家庭は、

学童のような

CENTRES DE  LOISIRS 

という制度もあります。


 

アクティビティもいろいろあります。

私が住んでいる地域では、

その他に、スポーツ、

もしくは文化系の学童もあるのです。

 

 

柔道、サッカ-、水泳、卓球など

よくあるスポ-ツから、

 

変わり種だと、

ロッククライミング、フェンシング、

スケ-ト。

 

 

午前中、午後だけ、もしくは一日中もOKです。

給食もお願いできます。

 

*柔道は大人気です。

学校にもよるかもしれませんが、

体育の授業でも幼稚園からあります。


 

そして、文化系だと、

モザイクアート、テアトル、デッサン

、クラシックダンス、モダンダンス

ジャズダンス、などなど、

豊富なアクティビティの種類です。


 

他には、サマーキャンプ、

そして、ベビ-シッタ-など..


 

ソントル ロワジール、

スポーツ、文化系などのアクティビティも

市役所の管轄で行われています。

 

 

プライベ-トよりは、

リーゾナブルですが、

レッスン代、給食代は、

すべて家庭の収入により

お値段が違います。


 

息子の友達で仲良くしているママ友は、

歯医者さんです。

そして、3人も子供がいます。

 

 

「3人分になると、

◯ユ-ロもかかるのよー 」

と教えてもらったことがありました。


 

そのあまりの高さにビックリした

強烈な記憶があります。

 

 

やはり、懐に優しいのは、

おじいちゃん、おばあちゃん宅でしょう。

子供にとっても大事な、大切な時間ですね。



 

周りの日仏カップルでも、

最近は働いているお母様も増えていますが、

やはり、専業主婦の方々が大多数でしょう。

毎年、一年ごとに、

2ヶ月は日本に帰省している方が多いです。

 

 

仕事をしていると、

長期で休めるのは、

本当に、羨ましい限りです。

 


友人は、仕事もしたいけれども、

この夏休みに長期で帰省したいがため、

フランスでの就職活動ができないと

話してくれました。 
 

 

 

そして、子供達は日本で小学校体験入学です。

自治体により方針が違うようです。

港区だと、1ヶ月と長期間ではないと

いけないという学校もあったり、

 

 

ある関東の地域では、国際結婚の多い中、

体験入学が多くて対応するのに、

逆に1週間と短い期間を指定されたり。


 

地方だと、1ヶ月体験入学が多いようです。

フランスの学校も、6月下旬になると、

学校に行かないで早々とバカンスでに出る人も

チラホラ出ます。

 

 

本格的な勉強、テストは終わってます。

お友達の子どもたちも、

毎年のように6月下旬から1ヶ月

日本の学校に通っています。

 

 

そして9月の1週目あたりは、

イスラム教の犠牲祭があるようで、

今年は、イスラム教を信仰している子供たちは、

遅れての出校になると思われます。

 


 

さすがに、このように長い期間

日本で過ごせる日仏家庭の子どもたちは、

日本語はかなりのレベルです。


 

働いているママでも、

お子様一人旅

(我が社では、

国際線は5歳から可能です!)

のサ-ビスを使い、

 

日本のおじいちゃん、おばあちゃんに

完全に預けて働いている方もいます。

 

 

パリの郊外にある

日本人学校でも体験入学を

2月、7月と2週間募集しています。

 

 

有料になりますが、

とてもいい経験になると思います。


 

我が家も、私が仕事で

夏休みを長期で取れず、

娘も小さかったので、

数年まえ、息子が小学校1年生の時、

体験入学してきました。

 

 

校長先生との面接があるだけで、

そんなに日本語ができなくても

大丈夫のようです。

興味のある方は、→こちら

 



 

日本でも、海外でも、

夏休みの子供の過ごし方、

誰がみるか・・

子供がいる家庭では、

毎年、頭が痛いですよね。

 

 

そして、ママは特に夏休みは、

子供と遊んだり、宿題をみたり、

普段より大変になります。

 

今頃、ホットしているところでしょうか。

お疲れ様でした。。。


 

長い、長い夏休みも、

フランスでは

今週末が最後の週末になります。

来週月曜から新学期が始まります。

 

 

日本では、

8月31日までの所が多いようですね。

 

 

フランスでは、9月1日は、先生たちの初日。

そのため、学校は9月4日からになります。


 

9月は、進級の月になるので、

新しい先生、お友達と・・・

私達、親も少し気が引き締まります。

 

 

幸い宿題がないので、日本の夏休みのように

夏休みの作文、自由研究など大変な思い

はしなくてすみます。


 

続編で..

 

宿題のない2か月の我が家の

子供たちの夏休み! 

も紹介したいと思います。

 

 

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