3社目、アメリカの航空会社で機内通訳として乗務していた、その当時20年ほど前。
成田-アメリカ路線
ニュ－ヨ－ク、シカゴ、
デトロイト、ミネアポリス
ポ－トランド、シアトル、
サンフランシスコ
ロサンジェルス、
ラスベカス、ハワイ
10路線ありました。
通常一泊（たまに、2、3泊）
だけの短い滞在でしたが、
フライトが終わり、お客様を
お見送りしてしまったら、
仕事終了です。
帰りのフライト出発までの間は、
自由時間です。
日本の会社だと
フライトが終わり、
ホテルに着いた後も、
デブリーフィング、仕事の後の、
ミ－ティングのような
ものが存在すると
聞いたこともあります。
私たちは、外資系の会社。
到着したら、仕事は忘れます。
先輩と二人のフライトだとしても、
到着したら、そこで終了。
もちろん、用事がなく気分によっては、
先輩とお食事に行くこともあります。
もちろん、お誘いうけても
断っても全然平気です。
その当時は、友人が、
ニュ－ヨ－ク、シカゴ、
シアトル、ロス、サンフランシスコに
いたので、毎回会うのを楽しみにしていました。
そして、日本人の友達には、
日本食や、雑誌などを
持っていったりしていました。
シアトルでは、
その当時、イチロ－、
大魔神こと佐々木投手を応援に、
アメリカ大リーグ、
シアトル・マリナーズの試合を
見に行ったり。
（時代を感じますよね・・）
ハワイは、一日成田空港から2本
フライトがありました。
たまたま、同期が集まると、
皆でウエイクボ－ドやボディボ－ドに
チャレンジしたり。
もちろん買い物したり..
仲良くなったハワイベ－スの
クル－宅に遊びにいかせてもらったり・・
ハワイの風に吹かれながら、
ただただビ－チを散歩したり。
ラスベガスは、3泊のステイなので、
ショ－をみにったり、
カジノや、ホテル巡り
ストラストフィアタワ－の展望デッキで
夜景を楽しんだり、
デッキにある絶叫マシンに
乗ったり。
書きながら、現実逃避で
過去の楽しい世界に引き込まれて行きます。
夏休みの今は、フライトとの合間に、
二人の子供のお世話、日本語の
ワ－クをさせなきゃ！と
バイリンガル教育にも
忙しく、毎日奮闘しています。
今も、子供を一週間スイミング教室で、
5才の娘が3日目にして初めて泳げました！！
「すご〜い！」と大喜びして
帰宅したばかりです。
そんな現実を忘れて陶酔していきそうです。
もう少し、陶酔させてもらうと・・・
サンフランシスコからシリコンバレ－で
働いてる友人に会いに行き、
スタンフォ－ド大学がある街まで
足を延ばしたり、
マウテンビユ－など、地元の人が行く
カフェでお茶したり、食事したり。
デトロイトのステイ先ホテルでは、
ロビ－で、マイケルジャクソン！！
とすれ違ったり。
マッサ－ジに行ったり、ネイルに行ったり、
一人でふらっと最新作の映画をみたり..
なんだか、思い出しているだけで
楽しかったな～と
過去にタイムスリップです。
今は、どうしても日本路線が中心なので、
アメリカの滞在とは、
全く違うステイの時間です。
日本だと、邦画の新作をみたり、
本屋さんに行ったり、
行きつけの美容院に行ったり、
ス－パ－でフランスに持ち帰る
食材の買い物したり。
フランスでも日本食はありますが、
日本の豆腐は格別、
お金を出しても
同じものは買えません。
そして、納豆、オクラ、
日本の美味しいカボチャなど買ったり、
渡仏前から言っていたレストランで
日本に住んでいる友人との食事、
ただ、コンビニぶらぶらしたり、（笑）
温泉行ったり。
ほとんど、
渡仏する前と変わらない日本滞在です。
それは、それでフランスに
住んでいる身分で、
有難い、贅沢な話です。
アメリカの滞在先に話を戻すと・・・
その当時は、外国というと、
アメリカしか知らず、
THEアメリカを楽しんでいました。
また、年齢も20代後半で、
独身というのも後押しをし、
思いっきりステイを楽しめたのだと思います。
悩みといっても、恋愛くらい？!
まだまだ将来の悩みも大きくなく...
仕事を覚えた後は、
フライトも楽しみながら、そして
滞在も満喫していました。
ただ、そんな楽しい日々も
長くは続きませんでした。
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