今回のニュ－ヨ－ク便は、到着した
次の日の離陸時間が遅いため
ほぼ一日時間がありました。
タイムズスクエアのど真ん中の
ホテルに滞在させてもらっています。
贅沢な話です。
到着したのが土曜だったので、
凄い人.、人、人。
丁度、ミュージカルの終わった
時間も重なって、
また夏休みも後半になり、
世界各国からの観光客が
ひしめいていました。
疲れているのに、アメリカ時間
夜中一時半にベッドにはいり、
（仏時間は、既に朝の7時半です！）
徹夜と同じ状態で、疲れているはずなのに・・
5時過ぎには、既に目が覚めてしまっていました。
朝は、ホテルのレストランで、
ちょっと贅沢な極上の朝食ブュッフェ
（バイキング）です。
そして、フランス人クル－との
お喋りタイムです。
入社したすぐの頃は、
フランス語もまだ流暢に話せません。
そのため、この時間が、苦手で苦手で.....
食べながらだと、集中して話ができないし、
話せないし・・
時差でつかれて、
ぼっとしているときに、
コ－ヒ－もまだで、
目が覚めていない私に
いきなりフランス語の
嵐・嵐・嵐
拷問でした。
今は、楽しいお喋りタイム。
初めて会ったクル－達なのに、
皆、べらべらとプライベ－トの話、
乗務したフライトのハプニングの話、
滞在先のお勧めの場所の話、
さすが、フランス人、よく喋ります。
子持ちのオテス（客室乗務員）同志だと、
自然と話題は、子育ての話にもなります。
それから、一緒にフランス人クル－と
出かけたりもします
今回は、タイムズスクエアから
セントラルパークまで北上して、
公園内を散歩です。
セントラルパークの中を
散歩しながら、ふと
色んな思いがこみあげてきました。
特に、ここ2か月あたり、
ブログを書くにあたり、
過去の記憶を探り寄せています。
過去がグッ～と
現在に近づいた感じです。
ニュ－ヨ－ク、
初めてアメリカの会社で
乗務してきた時、
「わ-、ニュ－ヨ－ク！！」
おのぼりさん状態で、
ニュ－ヨ－クの街を
一人でブラブラ歩いてた
20年近く前。
アメリカの会社を離れた時は、
また、ニュ-ヨ-クに、
それも乗務して来ることが
できるとは、思いもしませんでした。
それも、憧れの
エアラインのクル-一員として。
人生って本当に
分からないものですね。
あの、2社目の会社から
解雇通知がなければ・・
多分、その後の
アメリカの航空会社の道は
なかったと思います。
解雇通知をもらい、
人生どん底、
そして、一人暮らしの私は
生活があるので、
しばらく旅行したり、
のんびり
するわけにもいかない。
そんな中、必死にもがき、
右往左往しながら、
前をしっかり
向いて歩き始めた。
今までの歩み④
でも書いていますが、
就職活動をすぐに開始して、
JAPAN TIMESでの
採用試験の記事を発見。
それを見逃したら・・・
現在の私は存在しません。
色んなハプニング、大変な思い、
そんな過去の出来事の数々、
それを、どう対処するか、
選択するかにより
その後の人生が大きくかわる。
体験してそう思います。
もしかしたら、
読んで下さっている読者の中には
今、仕事、家族、育児など・・
理由は様々かもしれませんが、
大変な思いをして苦しみ、
悩んでいる方がいるかもしれません。
「人生最悪 」、「どん底 」、
「どうしたらいいか分からない！」
と、落ち込んでいる方が
いるかもしれません。
そんな風に思っていても、
何かしら、小さな一歩でも、
行動を起こす事により、
もしくは、今の生活を
ただただ続ける。。。
すぐではないかもしれませんが、
みなさまの長い人生の先には、
あの時の苦しいとき、
あれが、あったから
今があるんだ！
と思える日がくると思います。
苦しい、大変な日々は
長くは続きません。
そのどん底にいると、
一生続くような気もしますよね。
トンネルにいる気もします。
その先には、必ず灯りが見えます。
歩き続けないと、
でもスピ-ドは、
それぞれ自分のペ－スで。
特に若い、20.30代の時は、
焦る気持ちもあると思います。
私も、そうでした。
毎日雨が降らないように......
地上では、雨が降り、
雲に覆われていても、
飛行機は、ものすごい揺れで、
雲の中を飛び、
それが、上昇し続けると、
一瞬にして、
空気が澄んだ、
目の前に広がる青空、
太陽が
ふと目の前に現れるのです。
フライト中に、
操縦席に顔出すときに、
本当に、ガタガタっと揺れ始めて、
急に目の前が明るくなるのです！
まだまだ、今までの歩みの
記事の続きですが、
現在に至るまでの、
まだまだ苦しい日々、
もがきの日々があるのです。
少しでも、みなさまの勇気づけ、
背中の後押しになればと思い、
引き続き、
書き続けたいと思います。
是非お付き合いください。
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