今までの歩み ⑩ ストライキで乗務ができず。。悶々と悩む | 世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

転職5回 解雇2回を経験。30代で海外就職するまでの長い道のり。ママになっても、アラフィフでも、『やりたいことは全部やる!』モットーに、チャレンジ現在進行形!ポジテイブエイジングを意識しながら、気取らないフランスの日常・子育て奮闘を綴ってます。

 

アメリカ航空会社に入社して 

4ヶ月が過ぎた頃、

シアトルまで飛んで

滞在して帰りの便から

8月29日キャプテンの

ストトライキが始まりました。

 

 

 

キャプテンがいないと、

飛行機はもちろん動きません。

どのくらい続くのか、

いつ日本に帰れるのか

全く先がわかりません。

 

 

とりあえず、

滞在先のホテルで待機。

場合によっては、

空港でのお客様のご案内、

通訳業務を頼まれるかも…

との話でした。

 

 

大阪ベースからシアトルに乗務して

帰れなくなった二人、

そして成田ベースから6人、

皆で、8人で食事することになりました。

 

 

普段は大阪ベースの先輩方は

お会いする機会がないので

面識がないのですが、

 

 

その先輩の一人が、

わたしを最終面接してくれた方の一人でした。

 お会いしてすぐ分かりました。

また、お話しても優しく、

素敵な先輩でした。

 

 

思いがけなく先輩にお会いできて

素敵な再会になり、

また相性もあると思うので、

この先輩に面接してもらえて

良かったと改めて

感謝の気持ちが

こみ上げてきました。

 

 

皆で、ストライキの事を暫し忘れて、

楽しい一時を過ごしました。

 

 

毎朝、

 

今日帰国できるか?

 

 どうなのか?

 

そんな日を数日過ごしました。

 

 

しかたないので、

空港ヘルプが必要ない日は、

ジムで汗を流したり、

先輩たちと映画をみにいったり、

モールに行ってフラッとしたり。

充実させるしかありません。

 

 

独身で、子供もいないので

心配もありません。

 

 

その後、今の会社でのストでは、

子供おいたまま二週間ほど

帰宅できずに大変な思い

(大変なのは、家で面倒を

みてる主人でしたが…)、

寂しい思いをしました。

 

 

やっと、5日ぶり、

9月2日に他社の便で

なんとか日本に帰って来れました。

 

 

そして、次の日会社に機内通訳、

全員呼ばれる

ミーティングです。

 

 

私達を統括している

機内サービス部のトップが

 

 

なんと、

 

 

「ストライキが長続きしそうだ、

はっきりした事が言えない」

 

 

との一言。

 

 

そして、

ほぼ無理やりに

1週間の有給休暇を

取らされました。

 


その後、希望の人は

無休の休暇を

選択肢として提示されました。

 

 

実は、2社目のアパレル会社から

航空会社に転職した際に

年収減になっていました。

 

 

それに、正社員から

1年契約の契約社員に。

1年の契約社員とはいえ、

10ー15年も

働いている先輩方はいました。

 

 

そして、契約更新の夏には、

ボーナス2ヶ月も支給されました。

 

 

やはり、人気の航空会社、

そして機内通訳の仕事。

 

 

条件は、どれだけ下げても

乗務したい方は

たくさんいます。

 

 

また、経験のある客室乗務員も

海外ベースより、

日本で生活したいという人にも

人気だったのです。

 

 

説明会のときは、

はっきりとした

提示金額がありませんでした。

 

 

この職業は、基本給に、

手当がついてのお給料です。

お給料計算が、

とても複雑でわかりにくいのです。

 

 

フライトが遅れたら、その分の手当。

フライト1本に対しての手当、

日本を出てから、

帰国するまでの時間を

合計で時給計算の手当。などなど・・

 

 

実際毎月のフライト時間も

まちまちでした。

そして、80時間の

最低フライト時間を

飛ばないと基本給も

保証されていなかったのです。

 

 

契約社員とはいえ、

契約更新ができない、

リストラという間近に

迫った心配はありませんでした。

 

 

ただ、ストライキが長続きすると、

基本給も保証なし。

そして、フライトして始めてつく手当も

勿論、なしです。

 

 

年収が減ったのも合わせて、

このストライキをきっかけに

アルバイトの面接、

情報を集め始めました。

幸い、会社は公にアルバイトを

認めていました。

 

 

月に4本乗務しても、

月半分は日本での

お休みだったので、

予定が合えば、

副業するにも

十分な時間もありました。



仕事は楽しくて、やりがいはある!

 

ただ、条件が…

 

 

一人暮らしの私には切実な問題でした。

 

 

将来的に長くは働ける会社ではないと

思い始めていました。

 

 

また、フライトの疲れ、

体力勝負ということも気になりました。

 

 

いつかは結婚、出産、育児、

「子供が生まれても仕事は続けたい!」

 

 

というか、私の中で専業主婦という

選択肢はありませんでした。

 

 

母も仕事をしていたし、

叔母やいとこなど

専業主婦をしている人が

周りにいませんでした。

自然とそう思っていました。

 

 

やはり、育った環境、周りの影響は

人の考えに強く影響しますね・・

 

 

「子供が生まれても、仕事も続けたい!」

と思っていた中、

やはり、この条件は難しい。

 

 

何とかしなければと、思いを強くしました。

 

 

そんな悶々とした日々の中、

やっと9月16日。

 

 

 

 

シアトル滞在中で

ストライキが始まってから、

なんと、

19日ぶりにフライトが

再開されたのでした。

 

 

 

次のエピソ-ド

今までの歩み ⑪

 10代からなぜか海外に興味が..

 

 

 

 

 

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