キューバ旅行 ③ : 鍵を入れたまま、トランクを閉めてしまった車の、その後は・・・? | 世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

転職5回 解雇2回を経験。30代で海外就職するまでの長い道のり。ママになっても、アラフィフでも、『やりたいことは全部やる!』モットーに、チャレンジ現在進行形!ポジテイブエイジングを意識しながら、気取らないフランスの日常・子育て奮闘を綴ってます。

主人の体調悪化の件で、すっかり
話がそれてしまっていました。


いざ、スキューバダイビングしようと、
最後に、身の回りの物を
トランクに入れていた、その瞬間・・

観光用に一緒に写真を撮るためと思われる

鷲を片手に近くに立っていた

キューバ人のおじさんが、
私達に話しかけてきたのです。

人間、声をかけられると

一瞬思考が止まってしまったり、
行動が遅くなったりしますよね。


まさに、そのパターン。


それも・・スペイン語で

話しかけられていたのですから尚更。


普段私たちの会話は、

フランス語、日本語のチャンポン。
海外に来ているので、少し英語も

入ってしまっています。


その上、スペイン語が加わり、
私たちの脳のキャパを

完全にオーバーしています。


蚊がうやうよしていて、暑くて・・

そんな状況でした。


「MOSQUITO・・

 MUCHO MOSQUITO」

「蚊がたくさんんいるよね~」 みたいな


返答をスペイン語で主人が返答した瞬間だったのです。


バターン、 トランクの締める音と同時に、


「あっ」


時は既に遅し!!



実は、その時
一緒にいたのは主人と二人だけではなく、
フランス人カップルも一緒にいたのです。

それも2日前に空港の
レンタカーオフィスであったばかりです。
二人は、レンターカーの予約が

フランスで出来なかったのです。

キューバは、資本主義が完全に入る前、
変わる前にと観光客が

相次いでお訪れているようです。

 

 

私が勤めている会社だけでも、

シャルルドゴール空港から、

ホセ・マルティ国際空港まで

一日2本直行便があります。


観光客の増加で、車の数も足りないようです。
値段も日本でレンタカーするのと

同じように1日1万程度、

フランスだと安くて、
1週間で300ユーロ、3万位です。

 


私達も、2週間の旅行だと、

レンタカー代だけで
かなりお値段がするなっと

ギリギリまで悩んでいたのです。


そうするうちに、予約できる車がなくなり、
私達もずっとキャンセル待ちで、
何とか出発する直前に

ドイツの旅行会社から

予約することが
できたのです。


そのフラン人カップル、

ジェレーミー、オレリーも
予約できず、やはり、車を借りることが
できなかったのです。
現地で予約できるかもっと淡い期待を
していたようでした。


たまたまオフィス前で列に並びながら
話をして、旅行プランを話しているうちに、


「もし、車がみつからなかったら、
途中まで一緒に乗っていく?」


私も、迷わず主人に賛同して同じように
声をかけていました。


ほぼ、行きたい場所も似通っていたので、
また、彼らもスキューバダイビングを
する予定でいたので、
一緒に一泊同じ民泊をして
過ごしていました。


それが幸いでした。

ビーチから10分くらいの街の
レンターカー会社オフィスに

キューバ人が連れて行ってくれました。
その時は、4人でいたのです。


主人が具合悪くなり、
私と主人は病院へ。


フランス人カップルは、
オフィス前で待機していました。


そしたら、オフィスがオープンする前に、
キューバ人二人が
やってきて、4人で
私達の車が置いてある
ビーチ近くの駐車場に向かったそうです。


そして、当社
手伝ってくれていた
ダイビングのお店の方、
ドリンク、お土産を売るお店の方、
タクシーのおじさん、皆集まり、
無事に車の鍵を開けることができました。


小さな病院に連れて行ってくれた
キューバのおじさんは、
私達を送るなり、その後、
CUBA CARオフィスに直接行ったか、
駐車場にいったか
さだかではありません。

 


フランス人カップル、ジェレミー達に
会えて、私たちがいる
病院の場所を教えてくれたのでした。

 

 

今思うと、駐車場で何やら電話で

話してくれていたのが、

ちゃんとヘルプを要請

してくれていたようです。


既に夕方16時くらいでした。

 


点滴をされている、
痛みに耐えている、
寒気に震えている、

 

 

主人の横で

ただ、ただ、
手を握って何もできないで
見守っているそんな中、


ジェレミー、オレリーが
現れたのでした。


出会ってたった三日目の彼らですが、
キューバ人の中で、
コミュニーケーションもうまく取れず、
病院の中で、どうしよう、どうなるやら・・・

 


不安になっている所、
二人の顔を見て、
昔から知っている友達のような、
ホッと安心した気持ちになりました。


そして、先生に大きな病院に

移動した方がいいと
アドバイスを受け、


ジェレーミーが、携帯でGPSを使い
病院の場所を確認して、
130キロも猛スピードを出しながら
向かってくれました。

 


車の中では、シーンと
私は、最悪のことも
頭をよぎりがら・・・
そんな時間を過ごしました。


もし、二人にあっていなかったら、
オートマしか運転できない私。

考えたらゾッとします。


これを機会に、
私も、自分で自由にマニュアル車を

運転できるように
ならなければと再確認しました。


鍵をトランクに入れて閉めてしまった
少しマヌケな主人を

弁護するわけではないのですが、


フランス人カップルが
貸してくれた、濡れても大丈夫な
葉書サイズくらいの
プラスティックケースに

車の鍵を入れていたのです。


通常だと、鍵はズボンのポケットに

いれています。

 


その時は、そのケースのサイズでは無理。
トランクの中に、鍵を一旦置いて
ダイビングオフィスにお金を
払った後のお財布、

洋服など入れようとしていたのです。


それからの旅行中、
毎回車を閉める際は


「鍵はどこ?」
「鍵は、大丈夫?」


私は、しつこいくらい声をかけています。
このままハバナに戻り車を返すまで
無事に旅行ができますように・・・


皆さん、
旅行中は、特に鍵の取り扱いには
充分ご注意くださいませ。

 

 

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