キュ-バ旅行 ② キューバの病院 | 世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員 ~パラレルキャリアでアラフィフでもやりたいことは全部やる!モットーにフランス田舎から発信~

転職5回 解雇2回を経験。30代で海外就職するまでの長い道のり。ママになっても、アラフィフでも、『やりたいことは全部やる!』モットーに、チャレンジ現在進行形!ポジテイブエイジングを意識しながら、気取らないフランスの日常・子育て奮闘を綴ってます。

 
 

最初に主人が診察を受けた小さな病院、

白衣など着ずにジーンズにTシャツ、

ラフな装いのお医者さん一人、

看護婦さんが数人でした。

 

建物の状態は酷く、

主人が横になっているベッドと同室で

他の患者さんを診察です。

 

 

 

 

 

その部屋の横にトイレが

隣接してありますが、

水洗トイレだったと思われるのですが、

使用した後に、掃除の方が

水をいっぱい入れたバケツを

持ってくるのです

 

 

移動した大きめの病院は

さすがに通常の水洗トイレでした。

 

 

点滴してもらっている最中に

主人が寒気が出てきたので、

体温計をかりようと思ったら、

 

 

看護婦さんが、少し時間おいて

戻って来たのですが、

 

 

「病院にはないので、これ私のだけど、、」

 

 

かしてくれました。

 

 

病院に体温計がない、、

たまたまなかったのか、

いつもないのか、

よく分かりませんが衝撃的です。

 

 

35度もある暑いキューバ、

ホテルや、外国人向け用のB&B、

民泊のようなとこには

クーラーが設置してありますが、

(外国人が泊まる部屋には設置が

義務付けられてるようです。)

病院は、扇風機のみです。

 

 

移動した大きな病院も

同じく扇風機のみでした。

 

 

大きい病院では、

治療してもらう部屋は、

同室に3つベッドがおいてありました。

 

苦しそうにしている、太めのおじさん、

そしてその横には、また太めのおばさん。

 

 

キューバ人は、

結構太めの方が多い印象でした。

油を結構料理に使っているようで、

またフライの料理も多いです。

 

そのおじさま、おばさまの家族の方が、

付き添っているのですが、

日本みたいに、周りに迷惑かかるという

概念は勿論ナシ。

 

 

横で、携帯で話をしていたり、

家族同士で大きな声で話していたようです。

 

 

主人も、まだ痛みはあるようでしたが、

時計が21時過ぎをさす頃、

騒がしくてゆっくり休めないし、

扇風機も、回転せず主人のベッドには

風が当たらない。

 

 

快適ではないので、

ドクターが、再度様子を見に来たときには、

 

 

「I  FEEL BETTER 」と

 

主人は、病院を出たくて必死に訴えていました。

 

 

病院の近くに

ホテルはありませんでしたが、

B&B、民泊のお部屋を

見つけられたので、

夜中に、また痛みが酷くなれば、

また連れてこられるし・・

 

 

主人の状況が心配では

ありましたが、どちらにしても

ゆっくり横に休んでいるしかありません。

そう思い、ドクターに帰れるように

私もお願いしてみました。

 

 

先生は、

「ちょっと、待って、待って」

とジェスチャーを

まじえて伝えてきました。

 

 

何やら、

血液検査の結果がもうすぐ

出るからとのこと。

 

 

大きめの病院とはいえ、

設備がちゃんとしているとは

思えなかったのでビックリでした。

それに、割と早い対応でした。

 

 

病院に着いた時は、

待合室に20人ほど待っていましたが、

外国人で、また私に付き添われて

歩けない状況だったので、

先に診察室に入れてもらいました。

 

 

周りの待っているキューバ人も

体調が悪かったであろうに、

誰も文句を言ってる感じは

ありませんでした。

 

 

鍵を車に入れたまま閉めてしまい、

レンタカーオフィスに

連れてきてもらった時に、

 

 

CUBA CAR オフィスがランチ時間で

閉まっていました。

 

 

横にあるフードコード、レストランみたいな

所のベンチで横になり

うなだれている主人に、

 

「どうしたんだ? 

病院に連れていったほうがいいよ。」

 

 

「病院、無料だから・・」

 

優しいキューバ人が声をかけてくれたように、

 

 

実際、診察した時に、

聞かれたのは、名前、国籍のみ。

 

 

血液検査の結果が◯となり、

OK、帰宅してもいいよ!

 

 

ドクターに言われて、

そのまま、MUCHAS GRACIAS と言って

 

 

全くお金も払わずに

病院を後にしました。

 

 

一応、旅行が多い私達は、

クレジットカードに付帯している

保険、それもカバーが多い金額に

追加料金で申し込みしています。

 

 

キューバには、外人専用の病院も

あるようです。

そこではきっと保険の対応、

 

もしくは、

前払いだったりするのかもしれません。

 

 

地元の病院では、本当に無料でした。

親切に対応してもらい、

安心して、

それもお金の心配もしなくてもいい。

素晴らしいなと感動しました。

 

 

アメリカでは、診察する前に

加入している保険を確認してからでなはいと

治療してもらえないとも聞きます。

 

 

そして、

一年くらい前の日本便のフライトを

思い出しました。

 

 

フランス人クルーが、

機内で体調悪くなり、

羽田空港に到着しても歩けず、

車椅子で移動。

 

 

そして、病院のこと、

検査費用のことを、

地上職員とフランス人クルーの間に

入って通訳をしていました。

 

 

保険がないので、

診察後に支払いをしないといけません。

 

 

心臓が苦しそうだったので、

検査もかなりお金がかかりそうな感じでした。

 

 

結構のまとまった金額が手元にないと・・

また、病院によっては

カードが使えなかったりもします。

 

 

フランス人クルーは、

体調が悪い中、

そんな心配をしないといけませんでした。

 

 

体調が悪く、きついし、

そして言葉が通じない国だと、

不安もつきものです。

 

 

まして、システムもよくわからなし、

後で何十万もする費用を

請求されても

怖いですし・・

 

 

そんな時のエピソードを思い出し、

キューバは凄い国だなっと感心しました。

 

 

余談になりますが

中南米では、

キューバの医学のレベルも悪くないようです。

キューバ人は、

他の国に自由に旅行もできないようですが、

ベネズエラに3年間医者として派遣されたと

話していました。

何やら、キューバはその見返りに石油を

もらっているようです。

 

 

医者になる学校も

全て無料だったそうです。

条件は、医者だからといっても

特別他の職業とお給料も

沢山かわるわけではないそうです。

 

 

色々問題もある社会主義でしょうが、

人の優しいキューバ人、

夜中に歩いていても、

ひったくりや、

危ない思いもしない安全な国。

フランスでは、常に気をとがらせて

生活しているのに・・

 

 

キューバ滞在2週間の滞在

後半に近づきましたが、

すでに、社会主義のキューバの

国の色んな側面、

キューバの人々を

垣間見た気がします。

 

 

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