アメリカの航空会社、
機内通訳、IFSRという
お仕事の募集
都内の某ホテルにて、
数日間にわたり、
一日数回、
写真、履歴書を
持って自由に参加できる
説明会を兼ねた、面接に
なっていました。
変な言い方ですが、
履歴書で振り落とされないので
実際、誰でも
参加できるのです。
そのため、物凄い
人数で溢れていました。
ちょうど、
リポーターのお仕事の応募に
送るために撮った全身写真、
顔写真の予備があったので、
準備万端！！
私は、最終日の
最終セッションに間に合うように
到着したのですが・・・
何と、すでに定員の
人数に達していて、
入れなかったのです！！
人事の方が、
連絡先を記入して
帰宅するように指示して
下さいましたが、
既に何百人、何千人？
応募者がいらしていて、
必要な人数は集まってるし、
連絡くるはずがない・・・と
落胆していました。
それが、
指示のあった通り、
再度、今度は本社で
面接があるとのこと
手紙が届きました。
そして、面接当日
２０年近く前のことで
記憶が薄れていますが、
今でも憶えてているのが、
今までの職歴をみて、
仕事の内容を、
細かく聞いてきます。
２社目の仕事について聞かれ、
「アパレルの会社で、
海外の工場で
生産、そして日本に入国までの
仕事に携わっており。
工場、デザイナ－の橋渡しの仕事で、
外資系の会社なので、
英語を使えることを
全面に出した方がいいと思い、
そう答えました。
人事の方は、
「おもしろそうな仕事ですね。」
「そのような仕事の方がいいんじゃない？」
と私の反応を伺うような、
試すような、
質問を投げてきました。
「確かに、海外で生産、
日本に入荷するまでの
一連の作業は責任のある仕事で、
とても興味深いです。
ただ、生産する過程の
歯車の一部でしかありません。
作られたポロシャツ、スキ－ウェアなど、
購入してくれたお客様が喜んでくれる
姿は直接見ることはできません。
自分がする仕事により、
直接お客様が喜んでくれる、
直接フィ－ドバッグがある、
そんなサ－ビスの仕事がしたいです。」
咄嗟に私は、
このようなことを話していました。
実際、２社目でやっと手にした
希望の英語を使う仕事。
英語は使うが、
ずっとオフィスで、
型紙の翻訳、
海外とのやりとりの雑務
１社目は、営業でしたが、
英語は稀にしか使うことがなく
２社目では、英語は使うが、
人と接する仕事ではなく、
自分には合わないと実感していました。
この経験から、
人と接する仕事を基本とした
何かが自分に合う、
まして英語を使える仕事ができたら
理想と思っていたのが、
面接で自分の思いが
自然に言葉になっていました。
その時の面接官は、
「なるほど・・・」
というような、
納得して下さっているような表情で
私の返答を聞いてくださっていました。
そして、
何とか次の段階へ進むことが出来ました・・・
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