●山は降りないと、次の山には登れない。
情熱ライフ ナビゲーター®(熱ナビ)協会 砂羽美佳です。
昨日たまたま、TVをつけたら、こんな番組がやっていた。
フジTVの「ザ・ノンフィクション」。
TVは殆ど見ないけれど、ドキュメンタリー好きなので、この番組は好き。
東京四谷にお店「すし匠」を構え、鮨職人として頂点を極めていた大将・中澤圭二さんが、日本での栄華を捨てて、ハワイという新しい土地でリ・スタートを図る4年間に密着した番組だったんだけど、いやあこれが泣けて泣けて
なぜ泣けたかというと、 大将の情熱に!!
なんで、成功が既に約束されている日本を捨てて、まったくの未知の世界での挑戦を選んだんだと思う?
それは
「頂点を極めてしまうともう、進化の幅がないから」
「学ぶことばかりだった新人の時がいちばん楽しかった」という大将の言葉に、どのステージになっても進化することを諦めない魂を見た!
そう。
ある程度ひとつのことを極めてしまうと、もうそこから上に行けなくなってしまうので、ステージを変える必要が出てくるのです。
私は、今のオリジナルの講座を生み出す前に、5年くらいある協会のインストラクターとして、活動していた時期があります。
そのメソッドを極めすぎて、正直最後の1年間くらいは、全国に何百人といるインストラクターの中で、「私がこの講座を教えるのがいちばん上手い」と思ってた。
でもそれって、言ってみれば「頭打ち」。これ以上もう成長がない、ってことなんだよね。
結果自分の意志とは別の、外的要因にて、この協会を離れることとなったわけだけど、今思えば、ステージを変える時期に来てたんだと思う。
うすうす気づいていたくせに、私が現状に甘えて動かなかったから
「もうここにいても成長はないよ。新たなステージに行くときが来たよ」
って、強制的に動かざるを得ないことが起きたんだわ
ある人から
「次の山に登るときは、一度その山を降りないと登れない」
と教えてもらったことがあります。
環境を変えるとき、ステージを変えるとき、その頂点からそのまま横滑りに、次のステージに移行出来たらいいんだけれど、残念ながらそれは出来ないんだよね。
一度、その山を降りなきゃいけないの。
一度、その栄華を手放さなきゃならないの。
時間とお金と心を使ってこれまで必死に築いてきたものをぶっ壊す。
「成長」には、そんな過程があるんだってこと、大将の挑戦から思い出した。
きっとそんな時期を体験した人もいると思う。
もしかしたらまさに今、体験している人もいるかもしれない。
思ったようにうまくいかないそんな時期は、一見すると、停滞や後退に見えるかもしれないけれど、決してそんなことはない。
それこそが、進化の過程であり、成長するということ。
自分を信じて、突き進んでね。
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