長女が幼いとき、弟家族と遊びに行ったことがある。
いや、ついてきたと言うべきか。
でも、夫は私の弟は嫌いではない。
ベラベラと、自分の話しを頷きながら聞いてくれて、指摘や指示をすることはない弟は、相談するような雰囲気で提案してくれる。
そう、究極の指示待ち人間の、夫は指示されることが大嫌い。
私の弟と話すのは、居心地がいいのだ。
夫は弟の仕事も、子供のことも、年齢すら分からないと思う。住所も知らないし、今回、携帯に登録した電話番号が間違っていることも発覚。
でも、休みを取った2日目、
セカセカと、ホテルに迎えに出掛けていき、義兄の墓参り、義兄の家を見せ、弟が30年ほど前に修学旅行で、来たと言う観光地、一緒に出掛けた。
私がお願いした順番通りに。
気を利かせて、お墓と義兄の家の間に我が家があるのだけど、立ち寄ることもなく(笑)
空気の読めない、相手の気持ちが分からず、大丈夫だろうか?
ても、行く観光地は夫の仕事場の近くで、道は慣れてるし、この際、理解してもらうのもいいかも。
そう考えた。
夜に料理屋さんを予約しておいて良かった。弟には、夜会えるし。
夫が午後3時過ぎに帰ってきた。
観光地にあるお土産さんも、チラッて見たたけだという。
それも事前に言っておけば、良かったな。
クーポン使ってお土産を、買えたのに。
どうだったと聞くと、自分の行動ばかり。
「いやいや。私が聞きたいのは、弟とどんな話をしたのってことだけど。」
そしたらだんまり。
あぁ、自分の思い付いたことを、話すばかりで、大事な話は出来なかったのね。
相手の立場や、周りの状況や、先のことを考えることが出来ない。
きっと、弟は分かっただろうな。
実は、前日に家に来たときに、ビックリエピソードで、
葬儀の書類喪主のサインが必要で、自分の生年月日の昭和という字が書けなくて、役所に行って令和が書けなかったと、長女と言ったら、弟はこう言った。
「普通の時なら、ともかく、そんな時だと俺も書けないかも。」
ええ~、って、長女と顔を見合わせた。
夜に料理屋さんを予約しておいて良かった。弟には、夜会えるし。
夫が午後3時過ぎに帰ってきた。
観光地にあるお土産さんも、チラッて見たたけだという。
それも事前に言っておけば、良かったな。
クーポン使ってお土産を、買えたのに。
どうだったと聞くと、自分の行動ばかり。
「いやいや。私が聞きたいのは、弟とどんな話をしたのってことだけど。」
そしたらだんまり。
あぁ、自分の思い付いたことを、話すばかりで、大事な話は出来なかったのね。
相手の立場や、周りの状況や、先のことを考えることが出来ない。
きっと、弟は分かっただろうな。
実は、前日に家に来たときに、ビックリエピソードで、
葬儀の書類喪主のサインが必要で、自分の生年月日の昭和という字が書けなくて、役所に行って令和が書けなかったと、長女と言ったら、弟はこう言った。
「普通の時なら、ともかく、そんな時だと俺も書けないかも。」
ええ~、って、長女と顔を見合わせた。
「指示待ちで、何も決められないの。」と、色んな出来事をあげて言うと、
「それを言うなら、俺は就職してから、ずっと指示待ち人間だよ。」と。
「でも、割りと早く今の支所の管理者になって、歳上の部下に苦労して、今も管理職じゃない。」
と言うと、
「だからね~、部下の信頼ないと思うよ。本社の上司も、頼りないって思ってるよ(笑)」
そうか、うちの夫はこんな風な対応が心地いいんだ。
夜の外食、超ご機嫌な宇宙人夫。
注文しなくても、ご馳走が出てくる。
弟がノンアルコールだけどビールを注いでくれる。
夫は楽しい雰囲気に大満足で、後半は賑やかな次女に救われた。
外食や、旅行は、ほとんど母娘旅行だと、いう話になり、旅行の企画も、手配も私だし、買い物も観光地も興味がなくて、食にもあんまり関心ないから、食べて酔っぱらってたのしくないのよ。と、つい愚痴ってしまった。
「どの家も、女同士の結束は強いからね。我が家も長女と嫁が組んで、太刀打ち出来ないですよ。
下の息子はあー、とか、うん。くらいしか言わないしなぁ。姉貴のところは、3対1ですもんね。」
「そーなんですよ~」夫は超ご機嫌。
そっと次女の顔を見ると、。
相手を思いやれるって、こういうこと⁉️
てか、なに言ってんの、パパ
そんな心の声が聞こえてきそうだった。
帰る前に、弟が宇宙人夫に声をかけた。
「子供も手がかからなくなってきたし、男二人でたまに、旅行でもしましょうか、秘湯巡りなんてどうですか。」
あぁ、私がいなくなったあとの我が家を心配してるんだ。我が家は夫の未来が一番の心配事。
でも、夫は温泉にも、旅行にもあまり関心ないけど。
次女は、。
こんなパパを旅行に誘ってくれるなんて。
「ま、時間があれば、行ってもいいかなぁ」
空気の読めない宇宙人パパ
お会計は、人任せ、とっとと、出口に向かっていく。
私がお会計する横で、弟はGOTOクーポンを取り出した。
「いやいや、ここはおごらせて。帰る前に、空港でもどこでも使えるよ。あと一日あるし。」
「使いきれないから。少しはとっておくけど、使ってくれると助かる。」
お会計の半分以上を出してくれた。
夫に言うと
「あ。そうなの~。」
お礼くらい言えやと、どつきたくなる
家に帰って、どうだった?と聞くと
「美味しかったよ」
「それは良かったね。体調悪い私は何を食べてたか、覚えてる」
「ブリ大根だっけ?」
「豆腐だよ
そもそも、誰もブリ大根は頼んでないし‼️」
思わず、「児島だよ❗」の勢いで、ツッコんでしまった私である。
ま、私の弟と夫の再会も、良かったと思う。
夫は幸せ者だ。
家族がイライラしちゃう、宇宙人パパ
ても、理解して間に入ってくれる叔父さんは、娘たちにとってどれぼど、心強い存在だろう。
またひとつ、未来に繋がった。
私もホッとした。
宇宙人夫は気がつかないけど、色んな人に見守られている。
良かったね、宇宙人夫さん