一晩中吐いたり下痢したりはなくなったけど、フラフラ。あと二日で良くなるかな。
弟に持たせるお土産は娘たちが買ってきてくれた。
夫が弟に会うのは再発したときに他県の大学病院に来てくれた時。
私も夫も三年ぶり。
今年の春までは仕事をしていた私。忙しくて。
今回は弟は、高速道路で空港に行き、飛行機✈️を乗り継いで、こっちでレンタカーまで借りて来てくれる。ホテルも自分で手配して。
生前の義兄が来たときは、ホテルの手配も、食事の支度も、私で外食の予約や観光地へのお付き合い。
抗がん剤と仕事の両立だけでも大変だけど、せっかく来てくれるんだものって、思った。
私の弟にも、元気だったら、少しはどこかに案内したかったし、美味しいものを食べさせたい。
私の弟にも、元気だったら、少しはどこかに案内したかったし、美味しいものを食べさせたい。
具合が悪いことがもどかしい。
弟が会いに来ることを、宇宙人夫には随分、前に伝えていた。
「あ、そうなの。」と、それきり。
その日、私は爆発した💣
こんなに具合が悪いのに、娘たちの作るご飯を待って、部屋にこもる夫。
病院の送迎を長女がするのに、どうだったかも聞けない夫。
「あのさ、初めて弟が来ること、どう思ってるの。」
「…...。別になにも。来るんでしよ。」
「は?」
どうしようもない落胆と共に、もう一回、聞いた。
「何のために、来ると思うの?」
「家を見に来るんでょ。」
落ち着け、落ち着け私。
「他には?」
「兄貴の墓参りしてくれるんでしょ。」
まじか。
具合の悪さと共に、激しい苛立ちは止められなかった。
夫の口癖、~でしょ。に余計イラつく。
「わからないのよね。具合が悪い私を心配して、会いに来るんだよ。春からずっと来たいけど、コロナを気にしてて。」
「あとさ、うちの子どもにも随分、会ってないから、突然の再会が葬式では困るでしょう。
「わからないのよね。具合が悪い私を心配して、会いに来るんだよ。春からずっと来たいけど、コロナを気にしてて。」
「あとさ、うちの子どもにも随分、会ってないから、突然の再会が葬式では困るでしょう。
あんちゃんもいなくて、貴方と、子どもたちで私の葬儀をしなくちゃならないのよ。
子どもたちにとって、唯一、頼れる叔父さん。わかる?」
そうすると、自分の田舎の叔父さんを呼べばいいと言った。
夫の田舎のことならともかく、80すぎの叔父叔母で、移動だって1日がかりなのに。
見知らぬ土地で、何ができるのか。
義兄の葬儀も遠いので遠慮してもらったのに。
「ずっと前から言ってるけどさ、仕事は休めるの?」
「なんにも考えてないけど。」
「休んでよ。私が元気ならこんなこと言わないけど、遠くから来るのにほっとくの?
弟はそれでいいって言ってるけどさ。
おかしくない?我が家のために来るのに。」
意味が理解できない夫。
そうすると、自分の田舎の叔父さんを呼べばいいと言った。
夫の田舎のことならともかく、80すぎの叔父叔母で、移動だって1日がかりなのに。
見知らぬ土地で、何ができるのか。
義兄の葬儀も遠いので遠慮してもらったのに。
「ずっと前から言ってるけどさ、仕事は休めるの?」
「なんにも考えてないけど。」
「休んでよ。私が元気ならこんなこと言わないけど、遠くから来るのにほっとくの?
弟はそれでいいって言ってるけどさ。
おかしくない?我が家のために来るのに。」
意味が理解できない夫。
私の言うことが変なのかな。
「私に少し会えて、子どもたちの顔を見れて、あとは貴方とお話しが少しできたらって。ぶらぶらするから気にしないでって、言うけど姉をよろしくって、言いにくるんだよ。
弟の来る真ん中の日は、休みを取って❗」
そんなやり取りを、娘たちは自分たちのことをしながら、聞いていたと思う。
人の気持ちがわからないって難しいな。
宇宙人の夫と、上手に付き合いたい。
でも、具合が悪いときは、許せない気持ちになる。
「私に少し会えて、子どもたちの顔を見れて、あとは貴方とお話しが少しできたらって。ぶらぶらするから気にしないでって、言うけど姉をよろしくって、言いにくるんだよ。
弟の来る真ん中の日は、休みを取って❗」
そんなやり取りを、娘たちは自分たちのことをしながら、聞いていたと思う。
人の気持ちがわからないって難しいな。
宇宙人の夫と、上手に付き合いたい。
でも、具合が悪いときは、許せない気持ちになる。
この春から再雇用だから、ちゃんと相談すれば職場は休める。
代わりに他の日に出ることもできる。
なぜ、上司に相談をしないか。
めんどくさいからである。
究極の指示待ち人間の宇宙人夫は、思いは理解できないけど、私の剣幕に休みをすぐに取った。
トホホ(;´д`)