明日は入院 | ひなこ日記 ~乳がん子ちゃんとの記録~

ひなこ日記 ~乳がん子ちゃんとの記録~

2009年 乳がん発覚 手術・放射線・抗がん剤。
2017年 乳がん転移(多発骨転移・肺転移・肝転移)
化学療法後、分子治療薬とホルモン治療など。
2020年 HBOCと診断され、7月よりリムパーザ服用
(2019年8月~2020年5月 大腸がんの義兄の記録)

1週間前からおう吐や下痢、腹痛。

おまけに背中や腰が痛くて、動けない。

 

それでも入院は嫌。

家に居たかったんです。

大学生の長女も帰ってきていて、2日前に大学に戻っていきました。

次女は受験があります。

すこしでも、そばにいてあげたい。

 

優しいさくら先生に

「入院は嫌や~」とごねてごねて、

でも、外来点滴やら検査やら、何時間も病院に居たりして。

外来の点滴ベッドが診察台に薄いマットを引いただけなので

連日通っていたら、体がバッキバキに。

 

ほかにもね、入院したくない理由があったんです。

3年ぶりに弟に会える。

すごく遠いんです。

でも、数日、お休みが取れて、感染に気を付けながら来てくれる。

娘たちも、ほとんど会った記憶がなくて、

成長した娘たちにも会っておいてほしい。

 

私の住んでいる家にも来たことがないので、

どんな町に住んで、どんな家に住んで、どんな思いでいるかを

自分の弟に伝えたい。

めったに休みが取れる弟でないので、

元気な間に、どうしても会いたいけど、入院したら面会謝絶です。

コロナのバカ~

 

猫 「入院して点滴をしっかりして薬のコントロールしたいんだけどな。」とさくら先生が言っても

真顔 「頑張って飲む。食べられるもの食べるから…。」

 

で、弟にも会えました。

10年以上ぶりに姪っ子に会って、来てよかったと言ってくれました。

マスクをしながらだけど、色々話をして、泣きそうになっちゃった。

なかなか会えないけど、穏やかで真面目な自慢の弟です。

休みを取った夫と、義兄の墓参りへも行ってくれて、

私の子供たちの思いや、残っている時間をどう過ごしたいか、

うんうんと聞いてくれる弟。

もし私が亡くなった時には、葬儀などの相談に乗ってねと頼みました。

 

実は具合が悪いこと、言わなかったのでね。

思った以上に、よれよれしていたので、心配させちゃった。

 

今日は主治医、ムーミンパパ先生の診察。

ちょっと怖いオーラが出ていた。

犬 「具合が悪いんだね。どんな…。」

チーン 「吐き気と下痢と、背中の痛みと…。

でも、吐き気はこの3日くらい、納まってきて、リムパーザ飲んでます。」

犬 「入院して、体を整えなきゃ、いかんと思うよ。

腫瘍マーカーも上がってきたし、薬を増やしたいところだ。

でも、飲めなくて食べられなかったら、治療も出来ないよ。

しっかり点滴して、体調を回復させて、抗がん剤の治療もしたいけどね。」

真顔 「・・・・・。はい。」

 

あと2日で次女の受験で、他県に行くのになぁ。

それまでは家に居たかったけど、

長女が最寄り駅で合流して、次女のホテルの前泊に付き合ってくれるから、きっと大丈夫。

(任せなきゃね…。甘えなくちゃね。)

 

 

でも、我が家の宇宙人夫、私が一日食べなくても気が付かない。

寝ている部屋を見にも来ない。宇宙人宇宙人宇宙人宇宙人宇宙人

ものすごいストレス。

具合が悪いのに、全て説明をして頼んでいたから、つくづく、この夫は人の面倒は見れないんだと痛感した、この一週間。

 

あ~、入院かぁ

それを聞いた、子供たちは大安心。

今日、心配しながら帰っていった弟も、安心するんだろうな。

 

温かなコメントをありがとうございます。ベッドで読みました。

リコメできなくて、すみません。

 

ちゃんと医者の言うことを聞いて、少しおとなしくしますね。