1週間前からおう吐や下痢、腹痛。
おまけに背中や腰が痛くて、動けない。
それでも入院は嫌。
家に居たかったんです。
大学生の長女も帰ってきていて、2日前に大学に戻っていきました。
次女は受験があります。
すこしでも、そばにいてあげたい。
優しいさくら先生に
「入院は嫌や~」とごねてごねて、
でも、外来点滴やら検査やら、何時間も病院に居たりして。
外来の点滴ベッドが診察台に薄いマットを引いただけなので
連日通っていたら、体がバッキバキに。
ほかにもね、入院したくない理由があったんです。
3年ぶりに弟に会える。
すごく遠いんです。
でも、数日、お休みが取れて、感染に気を付けながら来てくれる。
娘たちも、ほとんど会った記憶がなくて、
成長した娘たちにも会っておいてほしい。
私の住んでいる家にも来たことがないので、
どんな町に住んで、どんな家に住んで、どんな思いでいるかを
自分の弟に伝えたい。
めったに休みが取れる弟でないので、
元気な間に、どうしても会いたいけど、入院したら面会謝絶です。
コロナのバカ~
「入院して点滴をしっかりして薬のコントロールしたいんだけどな。」とさくら先生が言っても
「頑張って飲む。食べられるもの食べるから…。」
で、弟にも会えました。
10年以上ぶりに姪っ子に会って、来てよかったと言ってくれました。
マスクをしながらだけど、色々話をして、泣きそうになっちゃった。
なかなか会えないけど、穏やかで真面目な自慢の弟です。
休みを取った夫と、義兄の墓参りへも行ってくれて、
私の子供たちの思いや、残っている時間をどう過ごしたいか、
うんうんと聞いてくれる弟。
もし私が亡くなった時には、葬儀などの相談に乗ってねと頼みました。
実は具合が悪いこと、言わなかったのでね。
思った以上に、よれよれしていたので、心配させちゃった。
今日は主治医、ムーミンパパ先生の診察。
ちょっと怖いオーラが出ていた。
「具合が悪いんだね。どんな…。」
「吐き気と下痢と、背中の痛みと…。
でも、吐き気はこの3日くらい、納まってきて、リムパーザ飲んでます。」
「入院して、体を整えなきゃ、いかんと思うよ。
腫瘍マーカーも上がってきたし、薬を増やしたいところだ。
でも、飲めなくて食べられなかったら、治療も出来ないよ。
しっかり点滴して、体調を回復させて、抗がん剤の治療もしたいけどね。」
「・・・・・。はい。」
あと2日で次女の受験で、他県に行くのになぁ。
それまでは家に居たかったけど、
長女が最寄り駅で合流して、次女のホテルの前泊に付き合ってくれるから、きっと大丈夫。
(任せなきゃね…。甘えなくちゃね。)
でも、我が家の宇宙人夫、私が一日食べなくても気が付かない。
寝ている部屋を見にも来ない。
ものすごいストレス。
具合が悪いのに、全て説明をして頼んでいたから、つくづく、この夫は人の面倒は見れないんだと痛感した、この一週間。
あ~、入院かぁ。
それを聞いた、子供たちは大安心。
今日、心配しながら帰っていった弟も、安心するんだろうな。
温かなコメントをありがとうございます。ベッドで読みました。
リコメできなくて、すみません。
ちゃんと医者の言うことを聞いて、少しおとなしくしますね。