福山雅治 - HEAVEN[OUT〜妻たちの犯罪〜 DR-TM][1999]
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ドラマ本編が引っかかってしまった。
あげられたのが6年前のようだが、消されていない。
しかし、VHSなのだろう。画質は最悪だ。
1999年11月17日発売。14枚めのシングル。
最高位1位[登場5週目] 登場週数31週
[虹][桜坂]に次ぐロングセラー[累計売上約80万枚]
2000年度年間21位[初週を抜いた分]
この曲が[HELLO]以来のヒットと判断しています。
[HELLO]以降[Message][Heart][Peach!]と
シングルが発表されていますが、面白いことに、
出すたびに売上がだいたい半分になっていくのです。
[Peaxh!]は20万枚強まで落ち込んでおり、
福山雅治の失速が露骨に見られました。
[HELLO]のあとに出したベストアルバムが
尾を引いていると、当時の私は考えていました。
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そこに来て、[Peach!]の約4倍記録を出した[HEAVEN]は
福山雅治のシングルを語る上では、
一つ、外せないポイントとなったと言えます。
この[HEAVEN]単体のヒットもそうですが、
もっと大きかったのが、
[HEAVEN]の翌月にでたベストアルバムのヒットです。
1995年のベストアルバムから
4枚載っシングルと1枚のアルバムしかでていないところで、
またベストアルバムを出すのか。
確かに、4年開けばベストアルバムを出せる許容だとは思います。
ただ、福山雅治の場合、発表した作品が少なすぎます。
前のベストとの頭を考えると、このベストアルバムのヒットは
難しいと考えられました。
ただ、でてきた成績は福山雅治史上最高記録。
2000年度年間9位[約140万枚]を獲得しています。
このベストアルバムのヒットに[HEAVEN]が絡んでいるのです。
[HEAVEN]は収録されていませんが、
[HEAVEN]がヒットしたことで福山雅治の注目度が回復し、
その時期に合わせたベストアルバムは、
ライト層の購入を促したと考えられます。
何気に、収録内容もそこまでの被りがなく、
この1999年のベストが正規のベストと見て良いくらいです。
[1995年のベストはシングル収録曲のみを並べたものだった]
ここで90年代の福山雅治は
大ヒットアルバムの発売で終わります。
そして、2000年代はダブルミリオンのシングルから始まるのです。