fripSide - Love with You[寄宿学校のジュリエット TV-OP][2018]
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2018年11月7日発売。15枚目のシングル。
最高位12位[初動約7000枚] 登場週数7週
fripSideがメジャーで出した楽曲では、
非常に珍しい[ラブソング]になっています。
メジャーの楽曲のイメージになると、
[とある科学の超電磁砲][ブラック・ブレット]
[クロックワーク・プラネット]などなど、
戦闘にかかわる作品の主題歌ばかりで、
速さと熱を帯びた楽曲のイメージになります。
なので、メジャーのfripSideを踏まえると、
[ラブソング]のシングルについては、
あまり想像がつかない言う話が出ていたようです。
私としては、fripSideはPCゲームの主題歌を
多く手掛けていてきたキャリアがあり、
その中でも、ラブソングが多くあることを知っていました。
なので、そういうPCゲームの主題歌で見せてきた、
甘さを感じる曲が来るのかな、と
タイアップ[寄宿学校のジュリエット]をみて、
考えていました。
曲としては、fripSideが送り出すラブソングとして、
最適解が出てきたな、と思い、
メジャーのシングル曲ともなると、
気合の入り方が違うのかな、と思うくらいには、
思考を凝らした曲になっていると思います。
[寄宿学校のジュリエット]は、
週刊少年マガジン連載の人気作品と聴いて、
タイアップの効果に大いに期待しました。
fripSideのこれまでにはないテイストの曲が、
[寄宿学校のジュリエット]と見事に噛み合えば、
時を追うごとにヒットが遠のく流れに
歯止めをかけられると思いました。
それこそ[ブラック・ブレット]並のヒット、
fripSideのヒットの中でも、
特別な例に数えられる大ヒットを期待しました。
しかし、蓋を開けてみれば、なんてことはない。
これまでのfripSideと何らかわりはなく、
[寄宿学校のジュリエット]の効果はほぼありませんでした。
期待はずれな結果に、非常に残念な気持ちになりました。
[Love with You]自体には、ヒットできる要素が多分にあっただけに、
ヒットに繋げられなかったことも悔やまれます。
余談。
[Love with You]のMVには、声優の茅野愛衣が登場します。
友人に[なんで、MVに茅野愛衣が出てくるの?]と訊いたら
[ジュリエット役が茅野愛衣だからだろ?]と返されてしまいました。
タイアップの効果は見ても、中身は見ていない。
私にはよくあることです。いやはや。