みゆはん - ぼくのフレンド[けものフレンズ TV-ED][2017]
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テレビアニメ第1期のサイト。
第2期は全くの別物となり、
以降の[けものフレンズ]の展開とは切り離されている。
第1期の成功の功労者である[たつき]を追放したため。
[たつき]が作った第1期が、現在では異端扱いされている。
2017年2月22日発売[自己スキーマ]収録。
本作でメジャーデビュー。
CDセールス最高位30位 登場週数19週
デジタルDL:ゴールド認定[10万DL]
デビュー作ながら認定を出させたあたり、
[けものフレンズ]の強さを感じる。
[けものフレンズ]の作品としての素晴らしさは
[動物]への熱い想いが作中に織り込まれていたところにあります。
登場するキャラクター[動物]の習性を表現したり、
動物園の飼育員に動物の話をしてもらうなど、
動物を作品で扱う以上、
動物に対する敬意を忘れない姿勢が良かったです。
DVD/BDにも、収録和に登場する動物について
しっかりと解説されているブックレットが入っており、
[けものフレンズ]という映像作品だけでなく、
[動物そのもの]の魅力も伝えています。
動物園への来場者が増えたのも納得です。
そんなこだわり抜いた上でのヒットとなったけものフレンズ。
主題歌は[ようこそジャパリパークへ]ばかりが前へでますが、
EDの[ぼくのフレンド]も素晴らしい曲になっています。
[けものはいてものけものはいない]
[ようこそジャパリパークへ]の歌詞にありますが、
この[ぼくのフレンド]は、ともだち[仲間]への気持ちが
なんとも良い言葉選びで示されています。
明るい気持ちを伝えているはずなのですが、
非常に切なく、どこか悲しく聴こえてしまうのはなぜでしょうか。
これだけの名曲を送り出した[みゆはん]は
このアルバム以降では、
あまり芳しい成績をあげられていません。
[けものフレンズ]の主題歌起用で、楽曲自体はヒットしましたが、
[みゆはん]というミュージシャンにまでは目は届かなかったということです。
[ぼくのフレンド]の素晴らしさは
[けものフレンズ]抜きでも十分に理解できますが、
やはり[けものフレンズ]という背景があって完成されるものです。
背景がない[みゆはんの楽曲]では、
アニメファンを惹きつけきれなかったのでしょう。
アニメソングは数多出てきます。
この程度のヒット[ゴールド認定]では
すぐに時代に押し流されていくのも運命です。