水谷瑠奈 - Philosophyz~TV animation Ver.~[Rewrite TV-OP1][2016]
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2016年7月27日発売。
音楽ユニット[NanosizeMir]のヴォーカルのソロ活動。
最高位37位 登場週数6週
ゲームレーベルKeyが2011年に発表した[Rewrite]
かつて、[Kanon][AIR][CLANNAD]を発表したときほどの力はなく
そこまで大きなヒットとならなかったゲームではありますが、
流石はKeyというレベルのシナリオは保ったようで、
2016年にTVシリーズが放送されるまでにはなっています。
私が今日話すのは、ゲーム版とアニメ版の主題歌についてです。
[Kanon][AIR]はゲーム版とアニメ版では同じ主題歌が使われています。
[CLANNAD][リトルバスターズ!]では、同じ曲のヴァージョン違いでした。
[CLANNAD]の[メグメル~cuckool mix 2007~]は
かなり根本からアレンジが変わっており、こちらのヴァージョンのほうが好きです。
[リトルバスターズ!]は[Little Busters!~TV animation Ver.~]となっており、
多少の音の追加がされていた程度で、そこまでアレンジが変わった印象はありません。
※TVシリーズのリトルバスターズの主題歌がトップ10入りしたのにはビビりました。
リトルバスターズ!はまだまだ人気がある作品だったのか、と
keyのかつての強さを確認したのでした。
そして、この[Rewrite]のゲームバージョンとアニメヴァージョンの違いですが、
一度聴けば何が違うのか、すぐに分かると思います。
今回はテレビアニメヴァージョンを取り上げているので
上記のリンクがテレビアニメヴァージョンです。
比較のため、もう一度リンクを貼り直しておきます。
水谷瑠奈 - Philosophyz~TV animation Ver.~[Rewrite TV-OP1][2016]
では、次はゲームヴァージョンを貼ることにします。
水谷瑠奈 - Philosophyz[Rewrite GM-OP1][2011]
違いはドラムの音の入り方です。
ドラムの音がより重くなり、メロディとの結びつきが強くなっています。
ここで、この音を入れてくるのかと変わりように驚きました。
メロではなく、リズムで曲の印象を帰らえる可能性を
この[TV Animation Ver.]に見ました。
私は、ゲームヴァージョンも好きです。
[Philosophyz]がもとより、これまでのkey作品で
名曲を送り出し続けている折戸伸治の作品であり、
泣きのメロディも今回も炸裂しています。
その上に、ドラムがよりドラマティックな進行を見せ、
一歩、完成形に近づいたように感じました。
リトルバスターズ!のときよりも遥かに劇的に変わっているので、
初見時は非常に驚かされたものでした。イントロのドラムの入りで鳥肌立ちました。
改めてPhilosophyzの名曲ぶりを再発見し、感動を覚えました。
せっかく同じ曲を使うのならひとつヴァージョンアップさせてほしいです。
原曲壊しでは困りますが、やはり手を入れてほしいな、と思います。
しかし、リトルバスターズ!の時にはトップ10に入っているのに
この曲は最高位37位 登場週数6 とはかなり残念な成績。
もう、Key自体が力を失っている。少なくとも、
過去作は無力になってしまっていることがわかってしまいます。
曲自体はアニメ・ゲームファンにはよく知られてはいるでしょうから
この曲の数値で知名度や人気は測れないとは思うものの、
もっと数字が出ても良かったように思います。