ChouCho - piece of youth[ガールズアンドパンツァー劇場版 MV-ED][2015]
2015年11月25日発売。11枚目のシングル。
最高位30週 登場週数22週[最多登場週数]
ChouCho史上最大ヒット曲。
映画主題歌で最大ヒットは珍しいケース。
先程はテレビシリーズ[ガールズアンドパンツァー]の
ヒットに触れました。次は映画となります。
前の記事にて、
[ガールズアンドパンツァーのヒットの真髄は映画にあり]
と書かせてもらいました。
では、映画のヒットについて触れていきましょう。
まず、興行収入から。興行収入は25.0億円です。
並の邦画では太刀打ちできない好成績です。
深夜アニメの映画化では、
[ラブライブ!The School Idol Movie]の28.6億円に次ぐ成績です。
ラブライブ!の盛り上がりを考えた場合、
ほぼ互角に渡り合っている時点で素晴らしい成績です。
もう一つは上映期間です。
ガールズアンドパンツァーの映画の最長公開期間は370日。
DVD/BDが発売された後でも上映されていました。
それどころか、DVD/BD発売記念と題して、
再上映を行った映画館が153館にも登り、
アニメ映画問わず、映画全体でもありえない
ロングラン上映を記録しました。
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)
そして、こういった好成績の背景には、
演出、特に音響の素晴らしさがあります。
戦車での戦闘がメインになるため、
砲撃や爆撃の音が非常に多く、
音響によりリアリティを出すことが
作品の大きなテーマになっています。
音響監督が「極上爆音上映」「重低音轟撃上映」と題して、
リアルもリアルな音を繰り出したことで、
ファンは勿論のこと、噂を聞きつけた映画ファンをも取り込み、
ロングラン上映が作されたのです。
まさに映画館でしか出来ない演出は、
ガールズアンドパンツァーという作品の強みであり、
映画でやることに本当の意味があることを見せつけました。
なかなか、他の作品で映画館で見ることの利点が見い出せない中、
明確な差別化が図れたガールズアンドパンツァー。
現在は、6部構成の最終章が進行中です。
2017・2019・2021と3章まで公開済みです。
この間隔で行くと2023・2025・2027。
完結は5年後程度になりますが、果たしてどうなるでしょうか。