シェリル・ノーム starring May'n - ダイアモンドクレバス[マクロスF[フロンティア] TV-ED1][2008]
2008年5月8日発売。マクロスF関連2枚めのシングル。
最高位3位。登場週数24週。
CDセールス2008年度年間66位[約12万枚]
着うたフル:ゴールド認定。
2023年1月31日[うたコン]にて[ライオン]が演奏されたので、
前期のEDの方にも触れておく
2008年のアニメ界を制した大ヒット作。
歌が作品の軸と一つに据えられており、
マクロスFから数多くの楽曲を送り出されました。
OP1のトライアングラーで、坂本真綾は初のトップ3入り、
自己最高売上記録を10年ぶりに更新。
OP2/ED2の[ライオン/ノーザンクロス]では、
CDセールスでは2008年度年間56位と
アニメソング最高売上を記録しました。
[ライオン]は長年、アニメソングのカラオケの定番となり、
デジタルダウンロードでは
トリプルプラチナ認定[75万ダウンロード]を受け、
2000年代を代表するアニメソングになりました。
ダイアモンドクレバスは、名曲ではあるのですが、
マクロスFすべての曲を見回してみると、
若干地味めに感じます。
マクロスFという作品と照らし合わせるのであれば、
非常に大きな役割を果たしているのはわかります。
ただ、このシングルのカップリングだった、挿入歌の
サビのフレーズのインパクトも含めて、目立った感があり、
語られることの少ない曲のように思います。
友人が言いだしたことなのですが、1番のサビの歌詞が
[あなたに出会い、魚焼いて、私が生まれて]と
聞こえると言われてしまいました。
すると、どうしても、もう魚焼いてになっていまいました。
正確には[あなたに出会い、スター輝いて、私が生まれて]です。
もう、こんな切ないバラード曲が魚の曲になってしまいました。
マクロスは、初代からもとより歌をテーマに据えた作品。
アイドルマスターと比べてさえ、歴史が違います。
なので、単純な歌モノで括ることは無理です。
歌が果たす役割も、他の作品とはまるで別物です。
楽曲が売れた理由には、マクロスFというアニメ作品が
とても優秀で、面白かったからに他ありません。
歌が先にあるのではなく、作品が先にあるのです。
アニメファンからムーブメントが起こる。
2006年の涼宮ハルヒの憂鬱から始まり、
2007年のらき☆すた、2008年のマクロスF。
2009年の化物語・とある科学の超電磁砲と続いていきます。
このあたりの深夜アニメの熱量は凄まじかったなあ。
今は、まるで冷え切っていて、どうにもならないです。
熱い時代がまたこないかなあ。