鈴木このみ - Realize[Re:ゼロから始める異世界生活 TV-OP3][2020]
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2020年8月26日発売。18枚目のシングル。
最高位38位。登場週数5週。
鈴木このみでは、10番目の売上。
[Re:ゼロから始める異世界生活]主題歌にしては、
これは完全に不発としか言いようがありません。
歌唱している鈴木このみにとっては
[ヒットを出せる]数少ない鉄板作品だけに、
非常に厳しい成績になりました。
鈴木このみの2020年当時の平常値は
初動記録で1000枚程度です。
それに対して、今回は2000枚弱を売っているので
タイアップの効果がないとは言えませんが、
[Re:ゼロ]であると考えれば、
かなり物足りない数値となっています。
この曲が、2020年夏クールの
上位クラスのアニメだったのを考えると、
アニメソングのヒットが
あまりに不足していることがわかります。
そして、その傾向は、現在も全く変わっていません。
[Re:ゼロから始める異世界生活]自体は
ヒット作品として2010年代後半では
指折りに挙がるようなのですが
私的にはそういう感覚はありません。
OP1のRedoが鈴木このみにしては伸びなかったからです。
売上自体は、鈴木このみの中で、4番目です。
前作の主題歌[Redo]の
セールス面で、同等の楽曲として
CHOIR JAIL[クワイアジェイル][黄昏乙女×アムネジア TV-OP][2012]
☆デビュー曲ということで話題性によるヒットです
DAYS OF DASH[さくら荘のペットな彼女 TV-ED1][2013]
☆ベストアルバム名[LIFE OF DASH]の組み込むレベルです。
銀閃の風[魔弾の王と戦姫(ヴァナディース) TV-OP][2014]
☆相応に評価のある戦記物でした
これらが、累計で8000～9000枚レベル。
正直、数値だけ見ただけでは
鈴木このみのヒット曲発売された年で見た時、
同年の最上位のヒットにはなりません。
それらの曲に売上に負けている時点で
Redoに、ヒットした感覚がないのも当然と言えば当然です。
鈴木このみの最大ヒットは次の作品です。
This game[ノーゲーム・ノーライフ][2014]
今のガキどもなら、イントロが長いと文句言いそう。
40秒もピアノソロだから。
主人公がゲームでひたすら無双する作品です。
その勝ちに至る戦略の面白さは秀逸です。
作品自体も、2014年の中では、上位の人気と評価を誇りました。
鈴木このみで唯一のトップ20入り[13位]
累計売上も2万枚を超えており、
先程出した作品の倍以上の記録です
アニソン的には[大ヒット曲]ではあるのですが
2014年最強レベルかと言えば[否]です。
同年の[ラブライブ!]は
累計10万枚を軽く超えていきましたしね。
[Re:ゼロから始める異世界生活]が
大ヒット作としてあげられる時点で
2010年代後半のアニメは終わっています。
懐古主義と言われそうではありますが、
上に書いたように、主題歌のヒットのレベルの低さが
アニメファンの入れ込み具合の
低さを示しているじゃないですか。