2014年10月29日発売。44枚目のシングル。
最高位5位 登場週数29週
デジタルDL2015年度年間49位[mora]
2003年発表[銀の龍の背に乗って]以来のヒット。
同曲で紅白歌合戦に出場
中島みゆきは[地上の星][糸]と
何かしらで目にする、見聞きする強力曲があり、
現時点でのヒットがなくても、
常に音楽業界に名前が出ている存在です。
この2014年においても当然同じで、
シングルヒットはなくても中島みゆきは
大衆の中に、現役で存在して、
毎年アルバムを発表しており、
現役でも十分に楽曲制作能力があることを示し、
根強いファンからの支持も非常に熱いミュージシャンです。
音楽業界において、ひとつ超越した存在と言えるでしょう。
そのなか、[麦の唄]は、主題歌となった[マッサン]との
結びつきの強さは凄まじいもので、
歴代の朝ドラの中でも随一のものとなっています。
中島みゆきのシングルで、
[銀の龍の背に乗って]以来のヒットとなったのは、
[麦の唄]が[マッサン]とともに、
大いに視聴者に響いたからと言って間違いないでしょう。
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最近、朝ドラの主題歌がデジタル限定の傾向があり、
視聴層となる中高年に優しくなくなっていますが、
2014年の段階では、朝ドラ主題歌は普通にシングルで切られ、
中高年層の購買がてきめんに出ます。
[あまちゃん][ごちそうさん][花子とアン]と、
主題歌の大ヒットが光った作品に続き、
[マッサン]でも、中島みゆきとしても特別なヒットとなり、
朝ドラの力を見せつけています。
[麦の唄]は、初収録アルバム[問題集]のセールスには
そこまでの影響を及ばしていませんが、
2016年のベスト[前途]では[銀の龍の背に乗って]とともに、
アルバムのセールスを引っ張り、
2013年のベスト[十二単〜Singles 4〜]以来のトップ3を記録しています。
[オリジナルアルバムのトップ3入りは2001年[心守歌-こころもりうた]以降、
2020年[CONTRALTO]までの19年間なかった]
最近では[麦の唄]が見かける機会が減り、
少々影が薄くなっている感じがします。
[むしろ、[糸]ばかりが注目されて、ほかが全て霞んでいる]
とは言え、2010年代唯一のヒット曲として、
中島みゆきのキャリアの中で、
大いに語り継がれるべき曲であることは事実です。
中島みゆきを他人が歌い継ぐのは非常に困難ですが、
後世の残すためにも、歌いこなせる人が出てきてほしいと思います。