下川みくに - TRUE[ドラゴンドライブ TV-OP][2002]
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2002年8月21日発売。8枚目のシングル。
最高位43位。
当時の下川みくにとしては特筆すべきヒットではない。
下川みくには、アニソンカバーアルバムを
5タイトル発表しており、アニソンのイメージが強いです。
オリジナルでも、6枚目のシングル
[Alone][幻想魔伝最遊記 TV-ED2][2000]から、
現在下川みくが発表した最後のシングル[君がいるから]まで
11作連続で、アニメソングを歌唱しています。
ただし、下川みくにで売上をあげているのは、
アイドルグループ[チェキッ娘]から脱退した後、
広瀬香美のプロデュースで
シングルを4タイトル、アルバムを1タイトル出しており、
いずれも、他の下川みくの作品の売上より高く、
アニメソング方面へ移行したことによって、
特別なヒットを飛ばせたとはいえません。
ただし、楽曲の知名度で言えば、
広瀬香美時代の楽曲よりも、フルメタル・パニック関連の
楽曲のほうが高いと思われます。
むしろ、下川みくにといえばフルメタル・パニック。
そう言い切れるくらいには定着しています。
逆に言えば、フルメタル・パニック関連以外については
少々知名度、ヒットとしても微妙、とも言えます。
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そして、その微妙の中に[TRUE]も入ります。
特筆したヒットではない、と書いたとおりで、
広瀬香美プロデュース時代の人気から、
徐々に売上を下げていく段階であることが、
同時期の作品の売上の変化からわかります。
この曲はストレートに熱い曲です。
少年誌のバトルモノ、ということで、
わかりやすい曲をぶつけてきたな、と思いました。
個人的には、こういう熱や勢いを
そのままぶつけてくる曲がとても好きです。
なので、この[TRUE]も一度聴いただけで、
これ、良い。すごく良い。そう思えました。
テレビ東京系列の夕方帯。
2002年の段階では、オタク向けから
キッズ向けの作品が多くなっており、
視聴層がCDの購買層から外れることになり、
ヒットを出しづらい枠に変わっていました。
非常に分かりやすい曲なので、
このアニメを見ていたキッズには、
とても印象深い曲になっていると思いますが、
アニメソングを好む、オタク層には響かなかったようです。
多くのアニソンカバーアルバムを出していることで、
アニソンのイメージのある下川みくにですが、
私は基本、原曲主義者なのでカバーアルバムは聴きません。
下川みくにのアニメソングも、
フルメタル・パニック以外には、ヒット曲がないので、
そこまで、下川みくにに対して、アニソンがという意識も
個人的にはなかったりします。
フルメタル・パニック以外のヒットが多くあればよかったのですが。