DJ OZMA - アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士[2006]
2006年3月22日発売。デビューシングル。
最高位4位[初登場14位]
2006年度年間41位[約20万枚]
着うた:ダブルミリオン
デジタルDL:ミリオン
2006年のヒットシーンを代表する曲であり、
[気分上々↑↑]とともに、パーティーチューンを
時代の流れに載せた楽曲と言える。
2006年当時、この曲を至る所を出見かけた記憶があります。
若年層に相当受けている曲だと認識していました。
その割には、CDセールスが伸びていないことに、
かなり違和感を覚えたのも記憶しています。
大ヒットしている感覚はあっても、
目に見える形ではヒットしていない。
ただ、CDセールスでは見えない所で、
しっかりとヒットしていることを示していました。
デジタル配信での成績の恐ろしさです。
ガラケー文化の象徴の一つと言える着うた。
若年層がこぞって取り入れた音楽文化です。
そこで、ダブルミリオンを記録している時点で、
流行りの頂点だったのだろうと思います。
更に、デジタルDLではミリオンを突破しています。
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楽曲自体のデジタルDLの本格化は、
2010年代に入ってからなので、
発売されてから何年間も売れ続け、
ミリオンセラーになっていることも踏まえると、
生半可なヒットではないことが、
露骨にわかってくるのです。
私がヒット曲として感じ取れたものは、
やはり、突出して売れた曲なのです。
私の一般曲のヒットへのアンテナの張りが、
弱くなっていたので、感知できるものは、
相当のビッグヒットに限られていただけに、
今、この数値を見て
[アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士]が
当時、引っかかり続けていたことは納得です。
[アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士]の爆発ヒットから、
DJ OZMAは2006年発表のシングル、アルバムでトップ10入り、
2007年では、シングルでトップ20、アルバムでトップ10入りと、
音楽業界に残っていました。
但し、2008年になり、あっという間に姿を消してしまいます。
[パーティーチューン]路線がしばらく受けていたことは確かですが、
2年程度で廃れていきます。
[mihimaru GT]も同時期に、数字を悪くしていることを考えると、
2008~2009年あたりで、ブームが去ったと言って間違いないでしょう。
個人的に思うのは、[アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士]の異常なヒットから
よく一発屋にならず、アルバムを2枚、トップ10入りさせるほどの
人気を保てたな、と言うことです。
[アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士]の反動で、新曲を出しても
すべて霞んで見えてしまうのでは、と感じるためです。
[アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士]と言う楽曲だけでなく、
ヒットする音楽ジャンルの確立がなされたのでしょう。
その点でも、この[アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士]には、
功績があったと言えると思います。